午後8時頃、某駅発グルッと回って某駅着… そんな路線を走った。某駅で10名ほど乗せて発車、途中からの乗車はなく降車のみの停車が続く… 某駅から最も遠いバス停を発車、今度は某駅へ向かって行く…
私が「もう誰も乗っていないよなぁ?」と思って車内ミラーをチラッと見たところ、一人の男性が映ったので「あれ? まだ一人いるけど… どこかで乗せたかなぁ???」と某駅を出てからの記憶をたどってみた。しかし、どこからも乗せていないのである。
某駅に近いバス停3つは、某駅を出た時に一度通っている… つまり、まだ乗っているということは…??? 私は「さすがに“夏の風物詩”ではなさそうだけど… 動かないんだよなぁ… まさか死んでるんじゃないだろうなぁ~???」と不安になった。
が、某駅に戻って来て、私が「ご乗車~」と言いながら扉を開けると、その男性はワンテンポ遅れて席を立ち、フラフラと慌てたようにバスを降りていった… 酔っ払いが寝過したのか!? あるいは、行き先の違うバスに乗ってしまった照れ隠しなのか!? 真相は…?????