バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

音楽を流せない…

2011年09月23日 16時18分33秒 | バス運転士
ここ何日か、アイドリングストップミュージックを流せないバスに当たることが多い。元々ミュージック機能が付いていない古いバスはもちろん、それ以外のバスでも…


マニュアル式のバスで普通にアイドリングストップをしようと、ギアをニュートラルにしてクラッチペダルから足を離したのだが… 「ピー、ピー、ピー、ピー、ピー」と5回もエラー音が鳴り響いた。


これについては「バッテリーの電圧が下がってエンジンスタートが出来なくなる前に、自動的にアイドリングストップしなくなるのだ!」と聞いた記憶がある。


しかし、これがまた意外と大きな音なので、乗客は「バスに異変でもあったのか!?」「また運転士がヘマしたか!?」などと思っているかも… ということで、私はアイドリングストップのスイッチを切って運行を続けた。


オートマチック式のバスで、ギアをニュートラルにしてアイドリングストップさせ、音楽が流れ始め… と思ったら「カチッ! ピーーーーー…」とエラー音が延々と鳴り響いた。


要するに、アイドリングストップ状態ではなく、ただのエンスト状態になったわけで… 駐車ブレーキを掛けたらエラー音は鳴り止んだのだが、アイドリングストップミュージックも流れなくなってしまったのである。


これは「バッテリーの電圧が下がってきとるのに、アイドリングストップばっかりするな!」というバスの無言の怒りだろうと思い、私はアイドリングストップのスイッチを切って運行を続けた。


これはもしかして… 私がアイドリングストップミュージックのスイッチを切らないもんだから、そうせざるを得ないように上司たちがそういうバスを選んで私に…(貴様ごときに、そんな面倒臭いことするかよ!)


冗談はさておき… 「アイドリングストップミュージックが耳障りだ」と言った人物は、まだ私のバスに乗ってくれてないのだろうか? 乗ってくれるまで… ♪私、待~つ~わ。いつまでも… とか言いながら、私が転勤しちゃったりして!? ハハハ…