バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

夏休み 不慣れなマイカー いとをかし

2014年08月19日 18時19分46秒 | バス運転士
片側一車線の道路で工事をやっていて、バス停のすぐ先が片側交互通行になっていた。私がバス停から発車しようとしたら、銀色のマイカーが追い越して行ったのだが… ちょうど対向車が来ていたので、交通誘導員が赤い旗を振って「止まれ、止まれ」とやった。

ところが、そのマイカーは見ていないのか、意味が分からないのか、振り切ろうとしたのか… 対向車線に出たまま行こうとしていた。しかし、誘導員も負けずに車線の真ん中へ出て、赤い旗を振り続け… そこまでやられて、ようやく分かったのか諦めたのか… そのマイカーは元の車線に戻って止まったのだった。

また、別の片側一車線の道路を走っていた時… 150mくらい前方の交差点を先頭に、信号待ちのプチ渋滞が発生していた。私が「そろそろ信号が青に変わりそうだけど… 間に合うかどうか…」と思っていたら、20~30m前方の“押しボタン式信号(横断歩道用)”が赤になってしまった。

私は「あれまぁ… でも、これで諦めがつくというもんだ。間に合うかどうかドキドキしながら走らなくてよくなったということで…」と思いながら、そのままの位置でボヤァ~ッと前方を見ていた。すると、対向車線を走ってきた白いマイカーがゆっくりと減速して、横断歩道の直前で止まっ…

否、“今にも止まりそうな速度で”横断歩道を通過… そして、なぜか横断歩道を通過したところで止まったのである。それを見ていた私は「あぁ、その横断歩道の(私から見て)すぐ手前が“信号のない交差点”になっているから、そこを右折したいんだ! だけど、信号待ちの車が詰まっているから止まったのか! まぁ、それにしても赤信号を無視したことに変わりはないけど… おまけにウインカーも出してないし…」と思った。

しばらくして信号が青になり、私の前に並んでいた車の列が動き出し… 横断歩道を通過したところで止まっていたマイカーは、めでたく右折し… と思ったら、なぜか直進してきたのである。それを見た私は「あん? あ、あぁ~! ちゃんと赤信号を見ていたんだ。そして“信号のない交差点”の直前で止まったのか! なるほどねぇ~ それにしても、横断歩道の通過はないよなぁ…」と思った。

白いマイカーには2人の女性が乗っていたのだが… おしゃべりに夢中で、冷静な判断ができなかったのかも… いや、本人は冷静な判断をしたと思っていて、間違いに気付いていないのかもしれないなぁ~! ハハハ…(そういうオマエは、間違い・場違い・勘違い… 手違い・見違い・聞き違い… いつも気付かないだろうがぁ~!)