バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

重量の誤表記が多発!

2020年10月09日 18時47分39秒 | 仕分け作業(夜勤)
昨夜、“仕分け作業・第一ラウンド”が始まって間もなく… 機械を使って仕分けするポジションだった契約男性が驚いたような顔で仲間に何か話し始めたので「何事か?」と思ったら… まだ荷物が2つしか入っていない“仕分け用の大きな箱”に、1つの荷物を「ピッ、ピッ」とチェックして収納したところ、エラー音が鳴り響いて「この箱は、もう荷物で一杯だがや! 規定重量オーバーになったもんで、さっさとこの箱を抜き出して、新たな空箱と交換してちょ~!」という意味のメッセージが出たらしい。原因は、以前にも何度か見かけた“荷物の重量誤表記(例えば、とても重いのに表記は0.5kgとか、とても軽いのに表記は5kgとか…)”である。

もっと言うと、誤っているのは表記だけでなく、入力されている荷物の重量データが間違っているから困るのだ。例えば、実際には1kgしかない荷物なのに、10kgとデータ入力されれば、当然、コンピューターは「この荷物は10kgである」と認識してしまうので、前述のような不具合が発生… それが昨夜は多発したのである。以前、その件について正社員に質問した契約男性が言うには、「荷物は一つ一つ重量を測っているので正確なはずだ」と言われたとか… なるほど… それじゃあ、それらの荷物をハカリに載せた時、担当者がうっかり自分の足も載せていたのか… な? ハハハ…

また、その後の“トラックへ荷物を渡すための作業”では、機械に反応せずエラーになってしまう“大きくて重い荷物”が… 私の担当した区画だけで20個近く、隣の区画でも10個くらい発生した。そういう場合は「システムエラー」という“万能の言い訳”で片付けられることが多いので、実際に何が起こったのか我々には分からない。「これだから、目に見えない世界は信用できないんだよなぁ~ 少額の電子マネーくらいならばともかく、多額の仮想通貨なんて… 考えられない!」と思うバリバリ昭和世代のオッサンであった…

さて、話を戻そう。すぐに「ピン!」ときた契約男性が、すでに仕分けされて箱の中に入っていた荷物をチェックすると… 案の定、ポストに投函すれば84円で配達されるような“重さ25gもないペラッペラの封筒”に10kgとの重量表記があったそうだ。そんなものが仕分け用の箱に入っていたら… もしも、そこへ2つ目の誤表記封筒が加われば… 実際には50gにも満たないのに、仕分け用の大きな箱が“規定重量オーバー”となってしまうのである。その場合、誤表記の荷物を箱から取り出し、“重くて大きな荷物専用置場”で「ピッ、ピッ」とチェックし直して荷物を移動させれば、箱の規定重量オーバーは解消されるらしい。あぁ~ 人生もこんな感じで簡単にやり直せたら…(オマエの場合、その“へそ曲がりな性格”を治さない限り、同じ道を歩んでいると思うぞ! ハハハ…)