バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

遭遇した配達員

2025年02月22日 09時16分36秒 | 日記
昨日、自宅を出たところ… 郵便の配達員が私に背中を向けた体勢でゴソゴソやっていたので挨拶しようと思ったのだが、「ひょっとして… 以前、私が挨拶したのが良くなかったのか、この辺りの配達時間をずらして全く会わなくなった男性かもしれない」と躊躇した。上下ともモコモコした暖かそうな制服に白いヘルメット… しかも後ろ姿だったので、それがヒトであること以外は分からなかった。

それでも「素通りするのも何だな」と思ったので、「無理して返事しなくていいですよ」という意味を込めて、聞こえるかどうか分からないくらいの小声で「お疲れ様です」と言いながら配達員の後ろを通過… 私が「やっぱり返事はなかったな」と思った瞬間、ワンテンポ遅れて「こんにちは」と返事が… しかも女性の声だったので驚いた。まさか、あの男性は…(オマエのせいで辞めちゃった???)

また、通勤途中の住宅地で夕刊の配達員を見かけることもあるのだが… さすがに、ただ擦れ違うだけの自転車の人に挨拶するほど出来た人間ではないので、斜め下を向いたまま歩いている。ところが、先日、夕刊配達の自転車が前方から接近してきた時に「こんにちは~!」という明るい女性の声が聞こえたのである。驚いた私が視線を上げると、いつも新聞代を支払いに行っている販売店の女性事務員が自転車に乗っていたのである。

私は慌てて「あ、こんにちは」と返事をして擦れ違ったのだが… 「そうそう、販売店へ行くと必ずあの女性が応対してくれていたのに、ここ2カ月くらいは全く姿を見ていなかったから、どうしたのか心配していたけど… 元気そうで何よりだな」と安心すると同時に「そう言えば、いつも領収書と一緒に粗品をもらっているけれど、“配達員募集”のチラシも入っていたような… お手伝いしたい気持ちもあるけれど、時間帯が問題だよなぁ~」と思った。(正直に「外回りは無理」と言えよ。暑いし寒いし、オマエの苦手な犬を飼っている家もあるし…)