ということで、前回の経験を生かしてスムーズな運行を… なぁ~んて、ボケな私に望むのは酷な話である。終点到着時に忘れ物チェックをしたのに、僅か数分後には再び忘れ物チェックをしてしまう人間が… そんな2週間も3週間も前のことを覚えているわけがないのである。
さて、朝7時半過ぎに某所を発車したA駅経由B駅行きで、複数の路線が入り乱れる交差点手前のバス停に向かっている時… 運行カードに“(縦に2つ並んでいるバス停の)後ろのバス停から、私のバスの2分後に出るバスがある”という意味の数字が書いてあることを思い出した。
前のバス停で乗降客扱いをする私は「そのバスが先に来ていたら… 後ろで待つことになって遅れちゃうなぁ~」と思っていたのだが、2分後のバスは来ておらず… バス停の目の前の交差点が青信号になると同時に、私はバス停に到着、乗降客扱いを完了して扉を閉め…
と思った時、前方から1人の学生さんが走ってきたので、私は「この信号は長いからまだ間に合う! けど、なるべく急いでねぇ~」と思いながら、彼女と歩行者信号を交互に見ていた… すると、彼女は前扉の外で立ち止まって… バスの中と外を見ながら、後方へ歩いて行ってしまった…
「バス違いか!」と思った私は、すぐに扉を閉めて1分遅れで発車、まだ青信号のうちに交差点を突破できたので、その先は順調、順調、でら順調~! そして、大半の乗客が降りるA駅停には、発車時刻の1分前に到着してしまったほどで…
んが! そこで「発車時刻まで、まだ50秒くらいあるなぁ~」と思った時、バス停のすぐ後ろにあるA駅バスターミナル出入口交差点の信号が変わり、1台のバスが出てきて私のバスの後ろで止まったのである。
どうやら、そのバスは、私のバスの“すぐ前のバス乗り場に用がある”ようだった… 私の運行カードには“前の乗り場から2分後に出るバスがある”という意味の数字が書いてあったからである。(まさか… A駅への到着が遅れた“もっと早い時間のバス”だったなんてことは…???)
しかし、私はまだ発車するわけにはいかなかった。実際、1人また1人と乗客が乗ってきたので、私は「そのまま私のバスの前に出てくれないかなぁ~」と思っていたのだが… それは無理な話であった。そうすると、そのバスのお尻が走行車線に残ってしまうからである。私が逆の立場でも、やはり後ろで待つだろうしねぇ…
約50秒後、1人の学生くんが飛び乗った瞬間に発車時刻を迎えたので、私はすぐに扉を閉めて「お邪魔しましたぁ~」とハザードランプを点滅させながら発車した。あぁ、とても長くて心臓に悪い50秒間だった…
前回は、こんな事態を招いた記憶はない(忘れただけかもしれない)のだが… その時は、前の乗り場のバスが早めに乗り場に着けていたのだろうか…(記憶にない) 次回は、そのバス乗り場にバスがいなかったら、手前の信号に引っ掛かるように… でも、そこで降りる人は早く行きたいだろうし… はぁ… オッサンの苦悩は尽きない…(オマエの悩みなんてそんなもんだ!)
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