極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

蜜柑と次世代スキャナ

2009年10月17日 | WE商品開発



天晴れな 世界の蜜柑白し白  青き皮むき きみに与えし




【次世代スキャナ】

高齢化とともに眼精疲労が高まり、眼鏡を掛けずに拡
大させたい、或いは現行のノート型スキャナからダイ
レクトスキャナが欲しいという思いは強い。いま、ネ
ット上で次世代型スキャナということで検索してみた
ら、(1)
コンピュータ内蔵型スキャナや(2)三次
元スキャナ
程度しか見つからない。


Optokinetic nystagmus.gif Pathologic nystagmus

それで、このブログでそれを考案してみようと思う。
眼の動きをイヤホンを操作する携帯電話をドコモのこ
とをブログ掲載してたが(『
藤袴とヘラクレス』)、
スキャン対象物に視線をあて範囲指定すると、イヤホ
ン型をもう少し拡張させたヘッドホンに近いイメージ
の読み取りと眼の運動検出を備えた装置で検出、外部
パーソナルコンピュータで変換し専用のディスプレイで
自動表示。表示器を見ながら、抽出したい部分を拡大
表示させ、マルチタスクで編集し記録する。



この時、文字情報と図画像情報は分離編集するという
もの。勿論、裸眼、眼鏡を問わず、一旦、自動調整し
て置くことでコンピュータ側で読み取り条件を自動的
に最適化するというものでハンズフリーとなる。また、
キーボード操作もこの機構を使えば、手や声帯の障害
者は視点を目的のキーに当てることで意思伝達が可能
である。ここまで書いてくると、スキャナのいう装置
言葉は、より人間の眼の機能という『デジタル革命』
の特徴に漸近、収斂するということに気づく。





コニカミノルタ、パナソニック電工、ローム、GE、
大日本印刷などの有機EL照明メーカの動きが気にな
る新聞が流れる
。それは、コニカミノルタはフィルム
状で曲げられる有機EL照明の開発に成功している。
同社は長年、写真フィルムを開発・製造してきたこと
から、フィルム状の素材に有機材料をコーティングす
る技術を構築していて、柔らかく曲げても割れにくく、
将来はロールカーテン型の照明や、自動車の天井面そ
のものが照明器具になるといった使い方もできるよう
になるという。つまり、照明革命という『デジタル革
命』の変化がこの領域にも及び進行している。


MacBook  1984 Apple's Macintosh Commercial





現在、世界のLED生産量は年間 300億~350億個。この
液晶テレビ向けの急激な需要拡大が「素子の供給が、
2~3年以内に不足する」と懸念されている。13年には
ほぼすべてのノートPC がLED していると考えられ
るため、単なる懸念で終わらない可能性が高まってき
たという。
研究室レベルを超え、実用化レベルになり
つつあるというが、6~7年前には2011年には有
機ELディスプレイ市場が10兆円になるとの予測だ
から、このリーマンショックの影響は大きく、当初予
測より3~4年遅くなるのではないだろうか。それを
見越し、有機ELメーカなどの関連会社の投資動向に
は要注意だ。




Photo

加藤和彦の自殺が報じられた。社内でフォークソング
同好会で彼らの曲を良く演奏したし、いまでもシダッ
クスや他のカラオケ店、または、行きつけのスナック
では、必ずといって良いほど『
あの素晴らしい愛をも
う一度
』を歌う。もとは、学生時代のバンド、ザ・フ
ォーク・クルセダーズ(
The Folk Crusaders)のメンバー。
解散記念のアルバム『はれんち』の中の自作の「帰っ
て来たヨッパライ
」と、アマチュア時代から歌い続け
てきた「
イムジン河」が含まれていた曲がヒット

あの素晴らしい愛をもう一度 anoaiwo mouichido
「あの素晴しい愛をもう一度」 加藤和彦と北山修 anoaiwo mouichido 
新生 ザ・フォーク・クルセダーズ / イムジン河 イムジン河
イムジン河 フォーク・クルセイダーズ 悲しくてやりきれない

当に団塊の世代、ベトナム反戦、70年安保に揺れる
日本にあって、京都から出てきたバンドでユニークな
感性を表現したメンバーであった。個人的には『僕の
おもちゃ箱』はふわっとした優しい感性と愛に溢れた
この曲が好きだった。自殺(=自死?)と聴き、あら
ためて誠実な人柄だったことを思い知るとともに、死
に対する考え方を示す事件だったと思う。

                          合掌





伊香山 野辺に咲きたる萩見れば 君が家なる尾花し思ほゆ

                     笠朝臣金村  


ウンシュウミカン(温州蜜柑、学名:Citrus unshiu)は
ミカン科の常緑低木。またはその果実のこと。様々な
栽培品種があり、食用として利用される。日本の代表
的な果物。甘い柑橘ということで「蜜柑」と表記され
る。古くは「みっかん」と読まれたが、最初の音節が
短くなった。「ウンシュウ」は、柑橘の名産地であっ
た中国浙江省の温州のことであるが、イメージから名
産地に肖って付けられた物で関係は無いとされる。欧
米では「Satsuma」「Mikan」などの名称が一般的である。
タンジェリン(Tangerine)・マンダリンオレンジ(Ma-
ndarin orange
)(学名は共にCitrus reticulata)とは近縁で
あるが別種であるといわれている。




ミカン類の原産地は約3000万年前のインド、タイ、ミ
ャンマー(ビルマ)。最初に栽培は、中国で紀元前22
世紀の文献にその記述が残っているという。カンキツ
品種の概念もやはり中国が最初で、なんと約4000年前
の栽培史(橘誌)には、カンキツ品種を柑、橘、橙に
分け、柑18品種、橘14品種、橙5品種とし、その特性
までもが詳細に書かれている。


世界のみかん(国別生産量)

「温州みかん」のルーツについては、鹿児島県の長島
東町が原産地。長島東町には約300年以上前の温州み
かんの古木が見つかっていますが、300年前に発見さ
れた。明治以降の普及の理由として、温州みかんが
「種なし」であったことから、縁起が悪いと敬遠され
たという説がある。




蜜柑の実をもぎ取り口に含む瞬間、白い可憐な花を咲
かていた頃をイメージする。我が家の<蜜柑>は美味く
結実したんだろうかと自問しながら、彼女にこれから
も宜しくと歌う。今や炬燵オレンジの温州蜜柑は世界
Mikan”となった08の日本の生産量は、世界の5.4
%に位置)。代表的な食用果実である「ミカン」。花
言葉は「親愛」。


コメント
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