紅葉ふみ 峠をこえて 越す先は 幸せ満ちた 安住の地
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秋山の 黄葉を繁み 惑ひぬる 妹を求めむ 山路知らずも
柿本人麻呂
紅葉(こうよう、もみじ)は、落葉の前に葉の色が変
わる現象。落葉樹のものが有名であり、秋に一斉に紅
葉する様は観光の対象ともされる。カエデ科のものを
モミジと言うが、実際に紅葉の主役を務める木の代表
である。厳密には赤色に変わるのを「紅葉」、黄色に
変わるのを「黄葉(こうよう、おうよう)」、褐色に
変わるのを「褐葉(かつよう)」と呼ぶが、時期が同
じなためか、ともに「紅葉」として扱われることが多
い。
しかし、同じ種類の木でも場所が違えば時期も違う。
それは気温や湿度に関係する。複数の現象が同時に進
む場合もある。葉がなんのために色づくのかについて
は、いまだ明らかになっていない。二年連続「ゆるキ
ャラ祭り」も大盛況。これで、拠点化構想が浮上。巧
く展開できれば、テーマパーク化できる。おっと、こ
れはブログ掲載したが。第二の浦安市になれるか。住
民税が只になるか。
それとは裏腹に、足の怪我も治りつつあるのだが憂鬱。
我が家の屋根に蜂が三箇所で飛び回るので大騒ぎに。
ジムも気分転換できず夜を迎える。うかうかしている
ともう11月。本格的な紅葉の季節に入る。一昨年は、
彼女と高尾にドライブに出かけたなと思い出し歌を書
く。苦労(峠)を共にし、苦労があればこそ実り豊か
な一生が得られると楽天的に或いは自戒を込め歌う。
紅葉の代表的存在である「モミジ」。花言葉は「自制」
。まだまだ、トップをめざし、ピーク(嶺)をめだそ
うと。
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【輻射空調?】
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輻射空調システムとは、熱が物体を介さずに高い温度
から低い温度に移行する性質(輻射)を利用して冷暖
房を行う空調システム。体感温度に働きかける効果が
大きいため、冷房時・暖房時ともに、室内を省エネ温
度設定にしても、実際の温度より快適に感じるという
利点がある。空調設備のファン・ポンプ動力も一般的
なオフィスより、25%程度削減することが可能。
つまりは、自然空調システムとも言える優れものの技
術だが、原子力発電を廃止(凍結)ている欧州諸国で
先進しているシステムなのだ。
※ P2007-271251A「輻射空調ユニット」
【体感温度?】
体感温度は、人間の肌が感じる温度の感覚を、数値に
表したもの。大まかには気温だが、実際には湿度や風
速等によって影響され、一般的には風が強いときほど
体感温度は下がる。したがって、気温をそれらの数値
で補正する形で計算される。ただ、低温では高温の場
合ほど湿度が体感温度に影響しないことや、日照の影
響も加味する必要がある。
算出方法は、気温(℃)を t、湿度(%)を h、風速
(m/s)を v として、
ミスナール体感温度(℃)
リンケ体感温度(℃)
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【躯体蓄熱システム?】
躯体蓄熱空調システムは建築躯体であるスラブを蓄熱
体として用いるため、蓄熱式空調システムの短所とも
言われているイニシャルコストや設置スペースの削減
に大きく寄与する。大成建設では、『空調機の吹出空
気をスラブ下面にコアンダ効果(流体を固体壁に沿っ
て流すと、流体と固体壁の間の圧力が低下し、流れが
壁に吸い寄せられる現象)を利用して水平に吹き付け、
熱を蓄える「コアンダ効果利用型躯体蓄熱空調システ
ム」の検証実験でランニングコスト逓減とコンパクト
化に成功したと報告している。これって、「多機能ス
ラブ」化のスタートと理解する?
【知的照明?】
知的照明システムとは、任意の場所に任意の照度を提
供し、省エネルギーを実現する次世代型の照明システ
ム。複数の知的照明機器と複数の移動可能な照度セン
サおよび電力計を1つのネットワークに接続すること
で構成。光度の調節(調光)が可能な照明とその明る
さを制御する装置からなり、各照明機器にそれぞれ制
御装置が搭載されていることから、そのため自律分散
型のシステムとして動作する。
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その効果検証は現在進行形であるが、三菱地所による
と照明の消費電力を50~60%削減する効果があったと
報告されている。実用化に向けての課題は、照度計が
一般に普及していないこと。三菱地所の実験では業務
用の照度計を利用した。安い製品でも1万円前後、精
度の高い製品なら数万円という。照度計量産の単価を
10分の1以下の価格にする必要がある。
※ P2006-302517A
「照明システムおよび照明制御方法」
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【日本林業の未来は?】
森林の二酸化炭素吸収量は次の式で求める(「森林の
吸収量」)。
森林吸収量(t-CO2/年)=森林面積(ha)×樹幹の成
長量×拡大係数×容積密度×炭素含有率×二酸化炭素
換算係数
<試算例>
樹種:スギ、林齢:35年生、地位:2等(樹高:16m)
整備内容:間伐 、整備面積:1ha として計算すると
1ha×8.6m3/ha・年×1.23×(1+0.25)×0.314ton/m3×0.5×44/12
=7.6 t-CO2/年
ところで、森林吸収 3.8 % 削減目標は、国連の審査の
2006 年度の実態は 3.0% と 0.8% が不足のままだ。その
意味では、所要吸収量から逆算し木材産出量及び算出
額をはじき出すと、経済効果として年70兆円?になる
といわれている(森林は間伐等の適切な手入れにより
その生長が促進され、木材本来の価値向上とともに、
動植物の居住・生育環境が維持・創造され、「緑のダ
ム」とも称されるような多面的機能を発揮することと
なる。その価値は全国で年間70兆円)。
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森林の二酸化炭素吸収量を調べてみたのだが、ネット
検索しても、さっぱり「未来の日本林業」が見えてこ
ない(「平成20年度 森林・林業白書」「平成20年度
森林及び林業の動向 第Ⅳ章」「平成21年度 森林及び
林業施策」)。さすが、ロシアは丸太輸出は世界一、
逆に、輸入量は中国が一番と10年前とは大きく様変わ
りしていることや、過去3年の日本の輸入量は50万m3
→10万m3逓減し、自給率は12数%と底辺を這ったまま
だし、製材所数は右下がりを続けている。肝心の林業
経営指数の産出額は 4千億円でこれまた全盛時(1955
年)の3分の1、就業人数は5分の1×高齢化率上昇と悪
化の一途を辿っている。
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