ムーブチェア ストケイシアの幼子が 喧嘩しながら 路地を駈けてゆく
■
休田地一杯にコスモスが咲く秋、今年は少し変わってい
て、コスモスが見られないのは土地が売買されたのかな
と思いつつ車を走らせる。走らせながら、オリンピック
誘致に破れた先進諸国の政治家たちが演じたコペンハー
ゲンの悲劇?を思う。めっきり涼しくなった秋。もう秋
なのか。
■
そして、読書の秋だ。
親愛なる冥王星へ、
ずいぶんとひどいニュースだね
このまえ君が降格されたという話、かわいそうだ
地球の科学者たちは君を変形して
小さくして「小人」にしてしまった
おちびさん、君はだまされたんだと思うよ
マイク・モルター
ニール・ドグラース・タイソン著
「かくして冥王星は降格された」より
■
米国では 232人(うち死刑囚17人)もの刑確定者がDNA
鑑定によって冤罪であることが明らかになった。バリー・
シェックら著「無実を探せ」は、この冤罪を見出すこと
に成功した弁護人の活動と雪冤者の生の声を記録したド
キュメントである。 The Innocence Project HP
冤罪は共同体の恥部であり、その無数の犠牲者を弔うこ
とは「死者の民主主義」をギルバート・ケイス・チェス
タートンばりに容認する者にとって、情念に終わられな
い革新的な、科学技術(市民)運動の記録。その情念が
変質しないことを祈る。 Gilbert Keith Chesterton (29 May 1874 – 14 June 1936)
新自由主義ととのオルトロスの犬であるかぎり、
勝間和子に香山リカが噛みつく図?はなんとも滑稽で微
笑ましい。もっとも著者はとは思っていないが、
「疲れたらやすもうよ」は基本的人権だとの(『釣船草
と前駆と待避』)、仲間づくり運動には「工作者・谷川
雁」は能書きを垂れずに駆け付けてくるはずだ。「生活
保守」を超えては運動の息が続かないぞと(クレオンし
んちゃん張りに)いうのがわたしの数少ない経験のひと
つだ。
■

これは言い訳になるのだが、読書の秋は苦痛だ。ネット
三昧の日々を送ると眼精疲労を押しての「過剰適応」は
危険。実際、しんどいのであります ^^;。
【再生マルチフィルムの製造】
完全生分解性マルチフィルムの「イモ太郎」を使うと、
環境保全型農業に取り組める!キャッチコピーで商品販
売している企業がある。株式会社ピースウエイブ。その
特徴は、廃棄物として処理されている焼酎カスを利用す
ることで、「焼酎カス→熱可塑性組成物→マルチシート
→原料イモ生産→焼酎→焼酎カス」の資源循環を可能に
する(「生分解プラスチック」)。
造粒装置を用いて焼酎カスを粒子化することにより、生
分解性樹脂への焼酎カスの分散混融を可能にした。そし
て、焼酎カスの繊維質がフィルムに分散されることによ
り、(1)フィルムの縦裂き防止、(2)引っ張り強度の
向上、(3)突き衝撃耐性の向上、(4)アンチブロッキ
ング剤としての効用において、他の生分解性マルチシー
トを凌ぐ性能を持たせる事が出来た。生分解の分解速度
については、焼酎カスの含有量や分解速度の異なる樹脂
の配合量を変えることにより作物に応じた分解速度を得
ることが出来るという。

これは、生分解プラスチックに焼酎カスに混入すること
で高品質化と廃材・廃棄物の逓減(再利用)に貢献する。
また、廃材・廃棄物を生物分解(加水分解酵素)で生分
解プラスチック原料の琥珀酸などを製造する技術確立が
加速していることを鑑みれば実用化の進展は確実なもと
のと考えられる。デジタル革命とバイオミミックリの進
展は「地球を救う」。

秋の野の み草刈り葺き 宿れりし 宇治の都の 仮廬し思ほゆ
額田王
■

ストケシア(学名:Stokesia laevis Greene)キク科の耐寒
性多年草。1属1種で、北アメリカ南東部に分布する。和
名ルリギクともいう。茎は比較的直立性で高さ30~60セ
ンチ。頭状花は管状花からなり、径約10センチ、大輪の
青紫色であるが、品種により桃色または白色がある。開
花期は6~10月。春先に温室へ搬入し、4~5月に開花さ
せることもできる。耐寒性は強く、露地で越冬する。栽
培は容易。
■

最近のライフスタイルを変え、デスクワークで疲れたら
玄関先でハーブを手入れしムーブチェアで太陽浴するの
を日課としている。気持ちよい眠気に包まれる。ストケ
シアの花の向こうに兄弟喧嘩しながら手にビー玉をもっ
た三歳下の弟が兄を(梅田は野崎町の)長屋の路地で追
いかけてゆく。そんな幻想的な歌を描く。楚々とした風
情の「ストケシア」。花言葉は「追想」。
■