『ザ☆ビッグバン!!』
THE BIG BANG(2010年アメリカ)
監督:トニー・クランツ
脚本:エリック・ジェンドレセン
出演:アントニオ・バンデラス
トーマス・クレッチマン
ウィリアム・フィクトナー
シエンナ・ギロリー
デルロイ・リンドー
サム・エリオット
■ストーリー■
深夜、ある事件を解決した探偵ネッドのもとに、終身刑で服役していた元ボクサー、アントンがやって来て、ある女性を探して欲しいと依頼するのだった。その女性レクシーは、監獄にいるアントンと文通を続けていたが、出所後、レクシーの元を訪ねたが行方が分からなくなっていたのだ。
なぜ、終身刑だったアントンが出所できたのか??
なぜ、美人のレクシーは会ったこともないアントンと文通を続けていたのか??
疑問を抱きつつ、ネッドは捜査を始めるのだが、ネッドの行く先々で人が死んでいくのだった…。
■感想■
アントニオ・バンデラス主演のクライムサスペンス。
監督、製作は、人気TVシリーズ「24 TWENTY FOUR」の製作総指揮のトニー・クランツ。
脚本は、『ザ・ネゴシエーター 交渉人』(2000年)、『サブライム 白衣に潜む狂気』(2006年)のエリック・ジェンドレセン。
アントニオ・バンデラスが大活躍するアクション作品と思いきや、全然弱くてやられまくり、、、。
クライマックスで少しだけ活躍するものの、ノリは完全に探偵もの。
ロバート・ミッチャムの『大いなる眠り』(1978年)を観るような気持ちで観ると良いかも??そうするとクライマックスの意味の分からないビッグバン製造機とかに驚けるかも??
でも、映画としては『大いなる眠り』(1978年)の方が全然面白かったりして、、、。好みの問題でしょうけど、、、。
今作を観たのが2012年で、8年経つと、この作品も観たという記憶しか残っていないような作品に、、、。それでも、クライマックスのトンデモな展開からは面白くなるので記憶に残ってますが、、。
この内容でランニングタイム101分は長すぎ!!80分(本編75分)くらいでまとめてくれればもっと面白く観れたかもしれないですが、、、。
なおかつ、主人公の回想シーンでストーリーが進むのも盛り上がらない度をアップさせています!!普通に時間軸を回想形式にしない方が良いと思うんですが、どうなんでしょう。
1度観れば十分っていう感じですが、細かいところ忘れてしまっているので、観直さないといけないかも、、、。