『ランボー ラスト・ブラッド』
RAMB0 LAST BLOOD(2019年アメリカ、香港、フランス、ブルガリア、スペイン、スウェーデン)
監督:エイドリアン・グランバーグ
脚本:シルヴェスター・スタローン
マシュー・シラルニック
原案:シルヴェスター・スタローン
ダン・ゴードン
キャラクター創造:デヴィッド・マレル
出演:シルヴェスター・スタローン
パス・ヴェガ
セルヒオ・ペリス=メンチェータ
アドリアナ・バラーサ
■ストーリー■
アリゾナの父の牧場で生活するジョン・ランボー。マリアの孫娘ガブリエラを自分の子どものようにかわいがって育てていた。ある日、ガブリエラの元に、メキシコに引っ越していった友達ジゼルから、ガブリエラの父親を見つけたという連絡が来るのだった。母親と自分を捨てて行った父親に会いに行こうとするガブリエラを止めるマリアとランボーに説得され、1度は行くのをあきらめるが、1人で勝手にメキシコへ行くのだった。
ジゼルから、ガブリエラがいなくなったという連絡を受け、ランボーはメキシコに向かうのだが、、、。
■感想■
「ランボー」シリーズ5作目のアクション映画。
前作のシリーズ4作目『ランボー 最後の戦場』(2008年)もランニングタイム92分と短めでしたが、今作も101分と短め、あっという間にクライマックスになって終わっちゃいます。
多分、最終作なのに(今のところ)、101分!短すぎ!!
せめてあと20分!120分くらいの作品にして欲しかったです。
ストーリーですけど、敵が弱すぎ、、、。
田舎町の警察、州兵やロシアの軍隊、ミャンマーの軍隊などと戦ってきた戦いのベテランだから、メキシコの小さな麻薬組織なんて相手にならないのは当たり前なんですけど、、、ランボーが強すぎて戦いのシーンが全然盛り上がらない。
一方的すぎです、、。
シリーズで数々の戦場で戦い抜いてきたランボーが、アメリカでメキシコの麻薬組織と戦うのがシリーズ最終作だなんて、、、。
これでOKなら、シルヴェスター・スタローンが脚本を書いた『バトル・フロント』(2013年)だって、いくつか変更させれば十分「ランボー」シリーズの1作品に出来たでしょう、、、、。
なんで『バトル・フロント』を、ランボーシリーズにしなかったの??
前作『ランボー 最後の戦場』でもいいセリフが出てきましたが、今作では、良いセリフが出てきます!!
『ランボー 最後の戦場』では
「無駄に生きるか、何かのために死ぬか」というセリフがありました!
今作『ランボー ラスト・ブラッド』では
自分と母親を捨てた父親に捨てた理由を聞くために会いに行こうとするガブリエラに、父親はどうしようもない奴だったと言うランボーに、ガブリエラが「父親は変わったかも。おじさんは変わったじゃない」と言われ、「変わったんじゃない、ふたをしているだけだ」と答えます!!
カッコ良すぎなセリフ!
ずっと、ずっと観ていたかったのに、、、ホントにすぐに終わっちゃいます。
吹替に、武田真司、、、なぜタレントを吹替えに使うの??
とてつもなく下手ではないものの、この声、誰??誰??とは気になっちゃうレベル。
このレベルなら、しょうがないかもなんて意見があるかもしれませんが、自分的にはタレントを使って良い映画とダメな映画が、、、。
「ランボー」シリーズはタレントで吹替しちゃダメな作品です。
シルヴェスター・スタローンが脚本書いてます。