『囚われた国家』
CAPTIVE STATE(2019年アメリカ)
監督:ルパート・ワイアット
脚本:エリカ・ビーニー
ルパート・ワイアット
出演:アシュトン・サンダース
ジョナサン・メジャース
コルソン・ベイカー
ヴェラ・ファーミガ
ジョン・グッドマン
■ストーリー■
人類はエイリアンと接触するが、エイリアンによって制圧され、エイリアンが統治者となり世界を支配していた。エイリアンは地下に居住区を作り、地下資源を採掘していた。
シカゴのピルゼン地区では、ドラモンド一家は逃げ出そうとしていたがエイリアンに父親と母親は殺されてしまうのだった。
9年後、生き残ったドラモント家の2人の子どもラファエルとガブリエルのうち、兄のラファエルは死んだと思われていた。シカゴでエイリアンとの団結集会が開かれようとしている日、弟ガブリエルは兄ラファエルと出会い街から逃げるよう言われるのだった。ラファエルはレジスタンスとして集会で行動を起こそうとしていた。
一方、特捜班のマリガンはエイリアンに対するレジスタンス組織が存在していると確信し、ガブリエルを監視しラファエルが生きていることを知るのだった。
■感想■
ルパート・ワイアット監督のエイリアンに侵略され支配さた世界を描くSci-Fi映画。
2020年、自分が観た作品のベスト1にしているのに記事にしていなかったので、記事にします、、。自分が面白かった作品とか感動した作品から記事にしていけば良いのに、、、。
ルパート・ワイアット監督は『DATSUGOKU 脱獄』(2008年)、『猿の惑星 創世記(ジェネシス)』(2011年)の監督ですが、、、、『猿の惑星 創世記(ジェネシス』って、どの作品??
2011年以降の「猿の惑星」シリーズ、どれがどれだか、タイトルだけでは分からない、、。
年齢のせいで、「猿の惑星」シリーズで、タイトルを聞いてすぐに分かるのは、旧シリーズ5作とティム・バートン監督の『PLANET OF THE APES 猿の惑星』(2001年)しか分からない、、、。
『猿の惑星 創世記(ジェネシス)』はジェームズ・フランコ、ジョン・リスゴー、トム・フェルトンが出演したリブートしたシリーズ1作目でした。 最初、タイトルだけ聞いたときは、どれか分からない状態。あまり印象が残っていない、、、。面白くもつまらなくもない、、普通だった気が、、。
『DATSUGOKU 脱獄』は刑務所を舞台にした、サスペンス映画ですが。オチが、こんな風に終わるの???みたいな作品で悪い印象しかなかったんですが、、。
今作は、すごーく、すごーく面白かったです。
TSUTAYA先行レンタルで期待もしないで観た(いつ?今作も観たあと記事にしてませんでした、、、。)のが良かったのか、あまりの面白さにとてつもなく感動しちゃいました。
TSUTAYA先行レンタル作品も、あまり面白い作品がなくて、GEO先行レンタル作品の方が魅力的では??みたいな感想持ってましたけど、今作でまるっきり大逆転!TSUTAYA先行レンタル開始作品の印象が変わりました!
と、作品に全然触れずに字数かせぎしちゃいましたが、今作はSci-Fi映画ファンやスパイスリラー映画ファン必見の作品になっています。
主人公のレジスタンス側の兄ラファエルと、その弟ガブリエルが中心にストーリーが進んでいきますが、レジスタンス側の他のメンバーや、エイリアン側の特捜班のマリガン(ジョン・グッドマン)のことも丁寧に描かれています。
監督のインタヴューによると、レジスタンス側、侵略する側、両方の視点で描きたかったようで、『アルジェの戦い』(1966年)、『影の軍隊』(1969年)を参考にしたとのコト。
特捜班の追及があまりにも激しいので、ラストは感動的に終わるとは思ってもいなかったんですが、、、。