『インターセクション』
INTERSECTIONS(2013年フランス)
監督:デヴィッド・マルコーニ
脚本:デヴィッド・マルコーニ
出演:ロシュディ・ゼム
ジェイミー・アレクサンダー
フランコ・グリロ
マリ=ジョゼ・クローズ
ムーサ・マースクリ
■ストーリー■
モロッコに新婚旅行にやってきたスコットとテイラー。しかし、テイラーは家を修理にやってきたトラヴィスと愛人関係にあり、共謀してスコットを砂漠の真ん中で殺そうとしていた。
砂漠へのドライブ中に、トラヴィスが追跡、カーチェイスになり2台の車は大暴走!砂漠にいたバスと激突、大事故に!
スコット、テイラー、トラヴィス、護送中の凶悪犯オマール、赤ん坊を連れた母親オードリー、そしてバイクが壊れ砂漠を歩いてやってきた修理工サレイ、砂漠に取り残された6人は脱出できるのかな??
■感想■
『ハーヴェスト 奪われた腎臓』(1993年)のデイッド・マルコーニが脚本&監督のサスペンス映画。
制作リュック・ベッソンなので、けっこう大味な感じの作品なのかな??と思って観ないでいたら、あっという間に6年、、、。
そうこうしているうちに、昨年2020年11月にTV東京「午後のロードショー」で放送したので、録画してやっと観ることが出来ました。
面白かったです。地上波で普通に放送しているのを観たら十分楽しめる面白さです!!
わざわざ借りてきたりしても、まとめ借りの本数合わせだったら、十分面白いです。
出てくる登場人物たちが、みんな少しづつイヤなヤツというのもけっこう珍しい、、、。こういうサバイバル物だと、生き残って欲しいとか思わせて観客にハラハラドキドキさせるのが普通なのに、全員嫌なヤツなんで、どうでもいいやと思わせちゃうという感じに、、、。
ストーリーや、登場人物たちの設定にもう少しヒネリがあるのかな??と思ったらドンデン返しは特に用意してなかったです、、。
あっという間に、車も修理してさっさと砂漠を脱出しちゃいます、、、。
「え、早すぎ、、、。」
砂漠の水がないとか、日差しが強いとかは関係なく、怖いのは凶悪犯でした、、、。
砂漠のサバイバル度 ★★
凶悪犯が最も番怖い度 ★★★
ドンデン返し度 ★
リュック・ベッソン度 ★
サスペンス映画度 ★★★
ところで、今作に主人公(かと思ったら、そうでもない)でフランク・グリロが出演してましたが、最近観る機会が多いです、、。少し前に記事にした『ブラック アンド ブルー』(2019年)や、一昨日記事にした『バッド・チェイサー』(2015年)にも出演していました。