『殺人狂騒曲 第9の生贄』
ДЕΒЯΤΑЯ(2019年ロシア)
監督:ニコライ・ホメリキ
脚本:マリーナ・ディアチェンコ
セルゲイ・ディアチェンコ
マイケル・クピスク
アレキサンダー・ロディオノフ
セルゲイ・ボドロフ
マリーナ・デニスヴィッチ
オレグ・マスティッシュ
セルゲイ・スネシュキン
セルゲイ・ポドロフ
イリア・ティルキン
ナデシュダ・ヴォロベヴァ
クリル・シュレンコフ
出演:エフゲニー・ツィガノフ
ドミトリー・リセンコフ
デイジー・ヘッド
ユーリー・コロコリニコフ
エフゲニー・トゥカチュク
■ストーリー■
ジェームズとオリヴィアの夫婦は、娘オードリーを生き返らせるために砂漠の古代都市にやってくる。遺跡にあった魔術の本で娘オードリーを生き返らせようとオリヴィアを犠牲にしようとするが、遺跡が崩れジェームズは死亡。オリヴィアは本を持ち帰るのだった。
19世紀のサンクトペテルブルク、美女が襲われ続猟的に殺される連続殺人事件が発生する。ロストフ警部とガニンは4番目の犠牲者の心臓の代わりに五芒星が描かれた卵を見つける。五芒星を使っている霊媒師オリヴィアに事件の捜査の協力を依頼するのだった。
ロストフ警部は、事件の犯行現場がペンタグラムを形つくるようにで起きていることを発見するが、6番目の犠牲者が出てしまうのだった。オリヴィアはペンタグラムの頂点の5人に4つの要素で犠牲者は9番目まででるだろうと予見するのだった。
□■□ネタバレあり□■□
映画のシーンや犯人を記事にしてるので、観てから読んで下さい。
■感想■
ロシアのファンタジーミステリー映画。
あらすじを書いちゃうと、犯人が誰かすぐにわかっちゃいます、、、。
映画の冒頭のシーンなので、映画を観てると忘れちゃいますが、あえて、あらすじを書くと、犯人になりそうなのは、、。
大体、サンクトペテルブルクのシーンで、最初に魔術の本が盗まれちゃうので、犯人は1人しかいないですよね、、。
映画の中では、怪しそうな人物が次々(と言っても2人?)と出てきますが、すぐに犯人でないことがわかり、振出しに、、、。
犠牲者が犯人に担がれている現場を目撃し、その後犯人から懐中時計を盗んだパヴルジャ(死人)。
パヴルジャに盗まれた懐中時計の持ち主で、オリヴィアをロシアに呼び寄せた富豪のゴリツィン。
パヴルジャは悪党すぎて、警官撃たれちゃいます。
ゴリツィンはオカルトにはまっているだけで犯行時刻にアリバイがあります。
ご都合主義的に、ストーリーを進めるためだけにオリヴィアが霊視しちゃいます。
映画としてはこういうのもアリですけど、大してミステリー度が高く無いので、やっぱりご都合主義的とかに見えちゃうかも??
ロシア映画としては、けっこう短くて観やすいです。
ミステリー映画度 ★★★
エンターテイメント度 ★★★★
オカルト度 ★
1番驚いたシーンは、まだ警部に話している最中の容疑者パヴルジャをガニンが撃ち殺しちゃうシーンでしょうか??
てっきり犯人はガニンでは??と思いましたが、良く考えたらパヴルジャはその前に理不尽に情報屋ゴファー殺してましたからね。いくら復讐でも話している最中はおかしいでしょ、、、。