『FREAKS フリークス 能力者たち』
FREAKS(2020年カナダ、アメリカ)
監督:アダム・B・スタイン
ザック・リポフスキー
脚本:アダム・B・スタイン
ザック・リポフスキー
出演:レクシー・コーカー
エミール・ハーシュ
ブルース・ダーン
グレイス・パーク
アマンダ・クルー
■ストーリー■
父親と2人で暮らす7歳の少女クロエは、危ないから外出することを禁止されていた。父親が眠っている間に家の前のアイスクリーム屋のトラックに買いに行くと、アイスクリーム屋の老人にトラックの乗せられあることを聞かされるのだった。
自分はクロエの祖父で、クロエの母親が生きていて”山”にいるというのだ。
今から10年前に能力者たちの反乱によってダラスが攻撃され、数多くの犠牲者が出て能力者たちはマドック山の施設に強制収容されていた。
そのことを知ったクロエは父親から教えれていたことが事実と違うことを知るのだった。一方、クロエの祖父はクロエの母親を救うためクロエを利用しようとするのだが、、、。
□■□ネタバレあり□■□
■感想■
昨日、2020年ベスト10に選んだ作品『囚われた国家』を記事にしましたが、今回はやはりベスト10に入れた作品を記事にします。
アダム・B・スタイン、ザック・リポフスキー脚本&監督の超能力Sci-Fi映画。
地味に始まり、家の中だけでストーリーが進むので、低予算のつまらない作品を借りちゃったなぁ、、と思ったら途中から面白くなり始めて、クライマックスは超盛り上がり、、、。
自分的には超満足の1本!!
10年前のダラスの事件ですが、こんな超能力者たちが普通人に負けちゃったんですか??
この家族だけでも「X-MEN」シリーズのマグニートーやウルヴァリンよりも強い、、、。
『フューリー』(1978年)、『スキャナーズ』(1981年)の超能力者が普通人に思えるような超能力。
もうアメコミの登場人物のような超能力。
今作の主人公の少女クロエも超能力に目覚めたばかりなのに、「X-MEN」のプロフェッサーxのテレパシー能力より強そう、、。
離れたところにいる人間を自由に操れる、、、。すごすぎ、、、。
父親の時間を止める能力。
母親の空を飛んで破壊的な衝撃波を出す。
祖父の透明になる。
この家族だけでこ能力、、、。
父親の時間を止める力って、どういうコト??世界中どころか、宇宙の時間を止めちゃうっていうことですよねー、、。
普通人側の立場にたったら、この能力者たち監禁したくなる気持ちも分かりますが、、、。
こんなスゴイ超能力を軍事利用しようという考えが起きなかったのがオカシイですが、強すぎてムリだったんでしょうか??
普通人側に利用される超能力者と、この家族の超能力者同士の戦いを描いたらもっと面白かったのに、、、。
そんな展開になったら映画の雰囲気が変わりすぎですね。