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『デンジャラス・プリズン 牢獄の処刑人』

2021-01-22 22:28:13 | ドラマ

デンジャラス・プリズン 牢獄の処刑人
BRAWL IN CELL BLOCK 99(2017年アメリカ)
 監督:S・クレイグ・ザラー
 脚本:S・クレイグ・ザラー
 出演:ヴィンス・ヴォーン
    ジェニファー・カーペンター
    マーク・ブルカス
    ムスタファ・シャキール
    ドン・ジョンソン
    ウド・キア

 ■ストーリー■
 仕事をクビになったブラッドリーは早く家に帰り、妻ローレンが浮気していることに気づく。ブラッドリーはローレンとやり直すため、ブラッドリーは出来る仕事としてギルの麻薬を運ぶ仕事につく。
 1年半後、運び屋として成功したブラッドリーだったが、あるとき新たな取引相手エリエイザーとの現場に警察が現れ取引が失敗、銃撃戦になるのだった。ブラッドリーは警察に発砲していたエリエイザーの部下2人を殺すが警察に捕まり刑務所送りになるのだった。
 刑務所にエリエイザーの使者が面会に現れ、ローレンを人質にして、脅迫をしてくるのだった。重犯罪者を収監するレッドリーフ刑務所の独房棟99号棟にいるクリスファー・ブリッジを殺せというものだった。

 ■感想■
 『トマホーク ガンマンvs食人族』(2015年)の監督&音楽、S・クレイグ・ザラーが監督&脚本&音楽のバオレンスな犯罪ドラマ。

 S・クレイグ・ザラー監督は、『トマホーク ガンマンvs食人族』以外では、精神の不自由な患者の病院で厨房に閉じ込められた主人公たちが停電によって事件に巻き込まれるスリラー映画『ザ・インシデント』(2011年)の脚本も書いています。

 ランニングタイム132分という長さで、日本版のタイトルにもなっているデンジャラス・プリズンになかなか舞台が移りません、、、。
 仕事の解雇、奥さんの浮気、運び屋の仕事と淡々と主人公ブラッドリーの生活が描かれていきます。淡々としていても、無駄なシーンは全然ないので、だれることなく面白く観ていられます、、、。
 
 主演のヴィンス・ヴォーンは、今作の役のため15ポンド(7キロ弱)体重増やしてトレーニングしたようです。
  筋肉、すごすぎ。
 元ボクサーっていう設定ですけど、いかにも強そうな体格になっています。
 冒頭から車を素手で壊しちゃうって、オカシイでしょ。
 でも、そうじゃないとラストの暴力的なシーンの説得力が弱まっちゃう??
 (そんなコトないとおもいますけど、、)


 S・クレイグ・ザラー監督、これからも要チェックです!!
 面白すぎ!!
 重犯罪者を収監する刑務所に移送されるあたりから、なんとなくネタが割れちゃうんですが、、想像通りの展開ですが、それでも面白いです。

 数多くの映画祭でノミネートされました!

 【サターン賞】2018年
  ノミネート、スリラー映画賞、優秀俳優賞(ヴィンス・ヴォーン)
 【ハワイフィルム批評家協会賞】2018年
  ノミネート、HFCS賞
 【トロント国際映画祭】2017年
  ノミネート、観客賞

 とにかく面白い!!
 『トマホーク ガンマンvs食人族』に比べるとエンターテイメント度が少しなくなって、普通のドラマっぽいですが、それでも一般的なアクション映画よりゴアな描写が激しいです。

 エンターテイメント性が、あまり一般的でないんで、地上波の映画枠(そんな枠、すでにTV東京くらいしかないですが、、、)で放送して欲しいとは思いませんが、劇場公開はして欲しかった気はしちゃいます。

 DVDスルーだと、こんな面白い作品に気づかない映画ファンも少なくないんじゃないでしょうか??

 

 

コメント
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