『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』
THE DEATH OF DICK LONG(2019年アメリカ)
監督:ダニエル・シナート
脚本:ビリー・チュウ
出演:マイケル・アボット・Jr
ヴァージニア・ニューコム
アンドレ・ハイランド
サラ・ベイカー
ジェス・ワイクスラー
■ストーリー■
田舎町の売れないバンド仲間のジークとアールは、ある原因でケガをした仲間のディック・ロングを緊急病棟の前に置き去りにして逃走する。しかし、その後ディックは死亡してしまう。直腸からの出血と頭を鈍器で殴られたような傷から保安官は殺人事件として捜査を進めるのだった。
ジークとアールは、証拠隠滅を図るのだが、、、グダグダ、ユルユルの行動で窮地に陥っていくのだった、、、。
■感想■
ある原因で死んだ仲間のことを隠そうとする男たちを描くドラマ。
当事者たちにとっては大変な事件ですが、グダグダ、ユルユル、その場しのぎの言い訳で主人公ジークは窮地に陥っていきます、、、。
「もう少しうまく言い訳すれば??」
と思わず思っちゃいます、、、。
アメリカで実際に起きた事件にインスパイアされて作ったそうです。実際って、いろんな人がいるアメリカ広すぎ、、、。
事件らしい事件もなく、主人公のグダグダの行動だけでランニングタイム100分飽きさせないのはさすがですが、、、。
あまりにも映画的な意味でのエンターテイメント性のある事件が起きないので1度観れば十分って感じの作品でした。
ミステリー度 ★
主人公のグダグダ度 ★★★★
驚きのオチ度 ★
コメディ度 ★★
途中で、ディック・ロングの死因が分かっちゃうんですが、そこからのやはりグダグダの展開で楽しめるかどうかで評価が分かれちゃうかも??
ディック・ロングのサイフの免許証を抜いたもののカードを入れたまま警官に届けたり、血がついた車を沼に落としたら沈まず半分出たまんまとか、、、。
そういうのに笑えたり、ニヤニヤ出来る人には面白いかもしれないです。
自分は面白くもなく、つまらなくもなく、ごくごく普通でした、、、。