『マッド・ハウス』
1BR(2019年アメリカ)
監督:デヴィッド・マーモー
脚本:デヴィッド・マーモー
出演:ニコール・ブライドン・ブルーム
ナオミ・グロスマン
ジャイルズ・マッシー
テイラー・ニコルズ
■ストーリー■
新しい人生を始めようと親元を離れロサンゼルスにやってきたサラは、”海辺の隠れ家”というアパートの空き部屋の見学会にやってくる。アパートの玄関には監視カメラがあり、数年前に泥棒が入ったから取り付けて、今は安全だと住民の1人ブライアンに言われるのだった。管理人のジェリーから自由にみてくれと言われ、ペットはダメと言われ、ペットは飼っていないと言うサラだったがネコのペットを飼っていたのだった。
契約社員として法律事務所で働くサラに、入居者として決まったという連絡が入るのだった。アットホームな感じの住民たちのいるアパートで、引っ越してきたサラのために歓迎パーティを開いてくれるのだった。そんなとき、住人の1人で片目の男性レスターが、自分の人生を変えた「共同体の力」という本をサラに渡すのだった。
夜中、配管から不気味な音がするが、他の住民は音に気が付かなかったというのだった。サラは部屋にいると玄関の扉の下から紙が入れられるのだった、その紙には、サラが猫を飼っていることを非難する内容が書かれているのだった、、、。
□■□ネタバレあり□■□
ラストにも触れてます。今回は観てから読んで下さい!
■感想■
ロサンゼルスの集合住宅に引っ越してきた女性が体験する恐怖を描くスリラー映画。
ヴィンセント・プライス、ピーター・カッシングが出演している1974年の作品は『マッドハウス』。
今作は『マッドハウス』。
「・」があるかないかの違いです。
いつものように、関係ないこと書いて単なる字数かせぎ、、。すいません。
知らなかったんですが『マッドハウス』はTV放映のみとばかり思ってましたが、VHSソフトが発売されていたようです。全長版で観てみたかったです、、。
ところで、今作は、DVDのパッケージから、監禁系の作品??
と、思っていたら想像と全然違う内容の作品でした、、。監禁ではないですけど、カメラで部屋の中、監視されていて自由に行動できない軟禁状態というか、、。
今作のヒロインも集合住宅の外へ行くことはできそうにないし、、、。
ほとんどがアパートの中だけが舞台の低予算作品ですけど、それなりに面白く観れました。都会のど真ん中でこんなことが起きてるっていうのが面白かったですね。
ヒロインはネコを飼っているのに、ペット不可のアパートに引っ越してくるって、どういうコトなんでしょう??このシークエンスだけで、ヒロインへの感情移入度がマイナス5点!!
ところで、結局このシステムを作ってみんなを監視しているのは誰なんでしょう??
アパートの管理人も結局、共同体に入れられた人みたいだったし、、。
CDE不動産??
誰かが、「共同の力」の著者、チャールズ・D・エラビーの意思を継いで実行してるんでしょうか??まぁ、映画だし深く考えないで怖がってくださいってコトなんでしょうけど、、。
最初の方で、不動産屋の名前が出てきますけど、CDEがチャールズ・D・エラビーって、誰も気が付かないですよ、、。
まぁ、そんな驚きしなかったですけど、、。
主人公のサラも仕事も辞めさせられちゃって、どうやって食べていくんでしょうか??ヒロイン以外のアパートのメンバーの食事って、、どうしてるんでしょうか??
誰かが食事を持ってくるんでしょうけど、決してみんな、そんなに貧乏に見えないし、、。
アパートの外に出ていく人もいるようだけど、そのあたりが良く分からなかった、、。
ラスト、その町の一角すべてが監視システムで管理されてるアパートっていうのは、けっこう驚きでした、、。このアパートだけじゃなかったの??
低予算度 ★★★★
スリラー度 ★★
アパート住人の異常度 ★★★
90分枠の地上波の映画枠で日本語吹替で放送してるのを観たら、それなりに面白く観れる感じの作品でした。そんな映画枠自体今の地上波にはないですけどね、、。
今作の教訓:住居選びは慎重に!!