『サイレンシング』
THE SILENCING(2020年カナダ、アメリカ)
監督:ロビン・プロント
脚本:マイカ・ラナム
出演:ニコライ・コスター=ワルドー
アナベル・ウォーリス
ヒーロー・ファインズ・ティフィン
ザーン・マクラーノン
メラニー・スクロファーノ
■ストーリー■
野生動物保護区の管理をしているレイバーンは、5年前に娘グウェンが行方不明になり探し続けていた。ある日、のどに傷がある少女の死体が森の中の川で見つかるのだった。森を探索して、保安官は凶器と思われる矢じりが木にささっているのを発見するのだった。矢じりを捜査すると、それは違法な狩猟用の投弓器アトラトルの物だと分かるのだった。
一方、レイバーンが保護区に設置した監視カメラを壊す謎の人物を見つけ、森に行くと弓で襲われるのだった。帰宅後、監視カメラに逃げる少女と、それを追う弓を持った人物が映っているのを発見するのだった。レイバーンは少女を救うため、森の中へと向かうのだった。
保安官は違法なアトラトルを製造しているムーンブラッドを聞き込みに行くが不在のため手がかりは得られなかった。レイバーンは、川のそばにいた少女モリーを発見し、彼女を連れ家へと向かうのだが、、、。
■感想■
山あいの田舎町を舞台にしたスリラー映画。
面白くなりそうな作品ですが、いまいち盛り上がらず、ごくごく普通のTVムービーなみの作品でした。
淡々とした感じで、盛り上がらない、、。
それが今作の1番の特長でしょうか??良い意味でも、悪い意味でも。
犯人はすごく怪しそうな保安官の弟ブルックス?のわけないし、もちろん、もっともっと怪しそうなアトラトルを製造して犯罪にも手を染めているムーンブラッドでもなさそうだし、、。
レイバーンの別れた奥さんとつきあってる警官ブラックホークに違いない!!
と、勝手に思い込んでたら、全然違ってました、、。
全然期待していなかったのと、どんなストーリー化知らずに観たので、ミステリー度は高く感じちゃいました、、。
てっきり人間狩りをするサイコ殺人鬼vsベテランハンターみたいな映画だと思ってました、、。
すごーくマジメな作品でした。
ミステリー度 ★★★
アクション度 ★
スリラー度 ★★
町中で犯人の物と思われる車を発見して、跡をつけて車の持ち主が隣人に貸したって言っているのに、なぜ、1人で犯人と思われる人物の家にいくんでしょうか??(後でわかります)
勝手に家に入って、案の定、犯人に注射打たれて眠らされちゃうし、、。
また、犯人、すごーく弱そうなのに、狩猟用のカッコしたらすごく強くなっちゃうし、、。
って、主人公のレイバーンは、警察に犯人を渡す気はなかったんですよね、復讐にならないから。
犯人の家に1人で行って!!とか、突っ込むところでなく、ちゃんと考えて行動してたってコトですね。
盛り上がりに欠けるものの脚本しっかりしてます。
スリラー映画ファンは、ヒマつぶしには良いかも??