『ロスト・マーメイド』
MERMAID DOWN(2019年アメリカ、イギリス)
監督:ジェフリー・グレルマン
脚本:ジェフリー・グレルマン
ケリー・ローレン・ベイカー
出演:アレクサンドラ・ボコヴァ
ミーガン・カイザー
バート・カルヴァー
エリン・レイ
ジェシカ・オナー・カールトン
フィリップ・アンドレ・ボテロ
■ストーリー■
漁師2人は、ここ100年くらい人魚の目撃例があるとのことで、大金を手にれるため人魚を捕獲しようと海に出る。早速、漁師は網で人魚を捕獲するのだった。漁師の1人は海に引きずり込まれるのだった。しかし、もう1人の漁師に捕まってしまうのだった。そして、足のヒレの部分を斧で切断するのだった。一方、ボートに乗っていて、漁師たちが人魚を捕まえるところを見ていた精神科医ベイヤーは漁師の船に潜り込むのだった。ベイヤーは漁師から100万ドルで人魚を買うと提案し、隙を見て漁師を殺すのだった。
ベイヤーはその後、人魚を観察、人魚は足が生えてくるのだった。上半身のみだった人魚は徐々に足が生えてくるのだった。ベイヤーは自分の病院に人魚を患者として、つれていくのだった。その病院では幽霊が、、、。
□■□ネタバレあり□■□
すこーしラストの方に触れているので、観てから読んで下さい!!
■感想■
低予算の人魚映画。
映画が始まって、漁師が人魚を捕まえて、その後精神科医ベイヤーが船を乗っ取り、その次は病院のシーンに!
その後、主な舞台は病院に移りますが、病院では、なぜか幽霊がウロウロ!!
「人魚がいるだけでも、不思議な世界なのに、、」
「幽霊まで!!」
と、思っていると、精神科医ベイヤーは、連続殺人鬼!!
まぁ、映画の最初から何の躊躇もなく斧で漁師殺してましたからねー、。
とにかく意味が分からない!
意味が分からないと言っても電波系とかでなく、ストーリーがあさっての方向に何の前触れもなく展開していくって意味です!!
ほめてます!!こんな映画久々かも??
それも、コメディ映画でなく、みんな真面目に行動しているのにストーリーはワケのわからない方向転換のチグハグさ!
人魚映画は、多少観ていますが、今作は凄すぎ!!
”人魚に幽霊に連続殺人鬼!”
ミラン・トドロヴィッチ監督のセルビア映画『マーメイド NYMPH』(2014年)、TVムービーのホラー映画『人喰い人魚伝説』(2000年)、ポーランドのコメディタッチのホラー映画『ゆれる人魚』(2015年)、ロシア映画『黒人魚』(2018年)等々、人魚映画ファンをターゲットにして制作されるのか、数年に1本くらいの割合で日本でも公開されている作品がいくつか。
こういった作品の中でも、ぶっ飛び度は最高値です!!
低予算って、書きましたが製作費は、85,000ドルです!『モンスターハンティング 復讐の狩人』(2019年)の35,000ドルに比べたらはるかに高い製作費ですが、、。
登場人物が多いので、当たり前と言えば当たり前なんですが、、。
患者の1人、リンダがベイヤーに殺されたあとあたりから、ヒロインの人魚と病院の患者たちの交流が描かれます!!
あれ、雰囲気が違う、、。
最後もなぜか、感動的な作品のような終わり方??
人魚映画度 ★★
あさって行っちゃう度 ★★★★
感動度 ★★