『ブレア・ウィッチ』
BLAIR WITCH(2016年アメリカ)
監督:アダム・ウィンガード
脚本:サイモン・バレット
出演:ジェームズ・アレン・マキューン
キャリー・ヘルナンデス
ブランドン・スコット
■ストーリー■
ブレアの魔女の謎を追ってバーキッツヴィル、ブラックヒルズの森にカメラを持って入ったまま行方が分からなくなってしまったヘザーの弟ジェームズは、You Tubeの画像の中にヘザーに似た人物を見つけ、数人の仲間と映像機器を持ってバーキッツヴィルの森へ向かうのだが、、、。
■感想■
『サプライズ』(2011年)、『ザ・ゲスト』(2014年)アダム・ウィンガード監督の描く1999年にヒットしたPOV映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の続編。
脚本は『ビューティフル・ダイ』(2010年)、『サプライズ』、『ザ・ゲスト』でアダム・ウィンガード監督の作品で脚本を書いているサイモン・バレット。
でも、なぜ、今頃になって続編なんでしょうか??
アダム・ウィンガード監督も、独特のユニークな作品を監督していたのに、こんな普通のホラー映画を作ってどうなんでしょう??
『ゾンビ・トランスフージョン』(2006年)で監督デヴューしたあと、その後数作はホラー映画系の『スクリーム・オブ・バンシー 殺戮の妖精』(2011年)、『キッズ・リベンジ』(2012年)、『サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース』(2012年)を撮っていましたが、徐々に一般的な作品『エクストラクション』(2015年)、『ファースト・キル』(2017年)、『大脱出2』(2018年)を監督するようになったスティーヴン・C・ミラー監督のようになってしまうのでしょうか??
ところで『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』には、すでに続編があったような、なかったような、、、。
2000年に前作に便乗したかのような(映画の続編は基本的にそうですが、、、)『ブレアウィッチ2』がありました。
前作は、製作費6万ドルと超低予算映画でしたが、続編の今作も500万ドルとかなり低予算の作品です。
前作は全米で大ヒットして、もしかしてホントのコト??みたいな感じですごく話題になりました。その後、日本で公開されるときには出演者がすでに有名になったあとだったのに日本でもヒットしました。
今作は、当初、配信のみだったような気がして観ていなかったのですが、いつのまにかソフト化されてました。amazonのプライムビデオでも観れます。
前作より、キレイな映像ですが、製作費100倍近いですから、、。
基本は同じようなストーリーが展開されるだけ、、。観る前からわかっていましたが、、本当にその通りでした、、、。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が話題になったときに、もっと前に作られていたということで、ごくごく一部で話題になったフェイク?モキュメンタリー?の『THE LAST BROADCAST ジャージー・デビル・プロジェクト』(1998年)をブルーレイ化してもらえないでしょうか??日本語吹替ついたままで、。