『4人の女』
SOLO QUIERO CAMINAR(2008年スペイン、メキシコ)
監督 アグスティン・ディアス・ヤネス
脚本 アグスティン・ディアス・ヤネス
出演 ディエゴ・ルナ、ヴィクトリア・アブリル、アリアドナ・ヒル
エレナ・アナヤ
■ストーリー■
グロリアたち、プロの窃盗グループは仕事中に見つかり、仲間の1人アウロラが捕らえられ刑務所へ送られてしまう。一方、アウロラの妹のアナは娼婦としての仕事中、組織のボス、フェッリクスに見初められ結婚することに。
しかし、結婚生活はうまくゆかず、怒ったフェリックスから走る自動車から突き落とされ重体に。グロリア、パロマ、出所したアウロラたちは、復讐のためフェリックスの組織の金庫から金を奪う計画を実行するのだった。
■感想■
『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』(1995年)の続編。
監督は『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』と同じくアグスティン・ディアス・ヤネス。
窃盗チームのリーダー格のグロリアを、前作と同じくヴィクトリア・アブリルが演じています。
前作『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』のラストで、確かまっとうな女性になったグロリアは、なんと今作では、正統派(?)の窃盗団に転職してます!
「え~、どういうコト??」
「13年間に一体何がッ!!」
チャールズ・ブロンソンの“DEATH WISH”シリーズの第3作『スーパーマグナム』(1985年)で、ポール・カージーがプロの“掃除人”になってしまったような違和感!!
まぁ、前作から13年間経っちゃってますからいろいろあったんでしょう!
「あれ、でもグロリアの子供の年齢からみて、ストーリー上は13年間経っていない??」
ラストの方で、グロリアの過去を思い出すシーンで『』の1シーンのようなシーンが出てくるので、製作スタッフたちは完全に続編として作っているんですよね!
ダリオ・アルジェントの『サスペリア・テルザ最後の魔女』(2007年)だって、前作『インフェルノ』(1980年)から27年経ってからの続編ですから、13年後の続編なんて別に特別ってわけじゃないですけれどね。
あと、日本劇場未公開のイタリアの警察物『ミラノ・コネクション』(2007年)も、“PALERMO MILANO SOLO ANDATA”(1995年)の12年ぶりの続編ですもんね。10数年ぶりの続編って、時間が経っているだけにチョチョイのチョイ感が無くて良いですよね。製作されたのが、ネタ切れだったとしてもね。
イタリア映画の警察物“PALERMO MILANO SOLO ANDATA”もソフト化してくれないですかね~!
前作『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』も、いくらでも面白くなりそうな題材だったのに、妙にリアルな展開で、アクション映画ファンにはガッカリな作品になっていましたけど、今作も、面白くなりそうなテーマなのに、盛り上がりに欠ける展開の作品に!!
映画の冒頭、ディエゴ・ルナ演じるガブリエルが倉庫のような場所で殺人を犯すシーンから始まるんで、てっきり今回はアクション映画ファンも満足の作品か??って思いましたけど、中盤から最後までまたまた妙にリアルな展開!
組織の金庫を狙って強盗に入ったのに、グロリアたちは見張りの組織の人間を拳銃で脅すだけ!顔も見られているし、あそこはアクション映画として、ぶっ殺さないとダメでしょ!!
結局、殺さないから、ひどい目に!
イタリアの犯罪物だったら、殺しまくりで、100人くらいは軽く死んじゃうような内容の作品なのに、超おとなしい展開!!
ところで、今作『4人の女』が『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』の続編って、ネットで軽く調べてみたら、(2010年6月17日現在)どこにも触れられていないようですけど、どういうことなんでしょう??
ちゃんと調べたワケじゃないので、どこかで続編って書いている方がいらっしゃるのかもしれないですけどね。 50点
SOLO QUIERO CAMINAR(2008年スペイン、メキシコ)
監督 アグスティン・ディアス・ヤネス
脚本 アグスティン・ディアス・ヤネス
出演 ディエゴ・ルナ、ヴィクトリア・アブリル、アリアドナ・ヒル
エレナ・アナヤ
■ストーリー■
グロリアたち、プロの窃盗グループは仕事中に見つかり、仲間の1人アウロラが捕らえられ刑務所へ送られてしまう。一方、アウロラの妹のアナは娼婦としての仕事中、組織のボス、フェッリクスに見初められ結婚することに。
しかし、結婚生活はうまくゆかず、怒ったフェリックスから走る自動車から突き落とされ重体に。グロリア、パロマ、出所したアウロラたちは、復讐のためフェリックスの組織の金庫から金を奪う計画を実行するのだった。
■感想■
『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』(1995年)の続編。
監督は『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』と同じくアグスティン・ディアス・ヤネス。
窃盗チームのリーダー格のグロリアを、前作と同じくヴィクトリア・アブリルが演じています。
前作『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』のラストで、確かまっとうな女性になったグロリアは、なんと今作では、正統派(?)の窃盗団に転職してます!
「え~、どういうコト??」
「13年間に一体何がッ!!」
チャールズ・ブロンソンの“DEATH WISH”シリーズの第3作『スーパーマグナム』(1985年)で、ポール・カージーがプロの“掃除人”になってしまったような違和感!!
まぁ、前作から13年間経っちゃってますからいろいろあったんでしょう!
「あれ、でもグロリアの子供の年齢からみて、ストーリー上は13年間経っていない??」
ラストの方で、グロリアの過去を思い出すシーンで『』の1シーンのようなシーンが出てくるので、製作スタッフたちは完全に続編として作っているんですよね!
ダリオ・アルジェントの『サスペリア・テルザ最後の魔女』(2007年)だって、前作『インフェルノ』(1980年)から27年経ってからの続編ですから、13年後の続編なんて別に特別ってわけじゃないですけれどね。
あと、日本劇場未公開のイタリアの警察物『ミラノ・コネクション』(2007年)も、“PALERMO MILANO SOLO ANDATA”(1995年)の12年ぶりの続編ですもんね。10数年ぶりの続編って、時間が経っているだけにチョチョイのチョイ感が無くて良いですよね。製作されたのが、ネタ切れだったとしてもね。
イタリア映画の警察物“PALERMO MILANO SOLO ANDATA”もソフト化してくれないですかね~!
前作『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』も、いくらでも面白くなりそうな題材だったのに、妙にリアルな展開で、アクション映画ファンにはガッカリな作品になっていましたけど、今作も、面白くなりそうなテーマなのに、盛り上がりに欠ける展開の作品に!!
映画の冒頭、ディエゴ・ルナ演じるガブリエルが倉庫のような場所で殺人を犯すシーンから始まるんで、てっきり今回はアクション映画ファンも満足の作品か??って思いましたけど、中盤から最後までまたまた妙にリアルな展開!
組織の金庫を狙って強盗に入ったのに、グロリアたちは見張りの組織の人間を拳銃で脅すだけ!顔も見られているし、あそこはアクション映画として、ぶっ殺さないとダメでしょ!!
結局、殺さないから、ひどい目に!
イタリアの犯罪物だったら、殺しまくりで、100人くらいは軽く死んじゃうような内容の作品なのに、超おとなしい展開!!
ところで、今作『4人の女』が『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』の続編って、ネットで軽く調べてみたら、(2010年6月17日現在)どこにも触れられていないようですけど、どういうことなんでしょう??
ちゃんと調べたワケじゃないので、どこかで続編って書いている方がいらっしゃるのかもしれないですけどね。 50点
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