『スパズムス蛇霊の恐怖』
SPASMS(1983年カナダ)
監督 ウィリアム・フリュエ
脚本 ドン・エンナイト
ウィリアム・フリュエ
原作 マイケル・マリック
ブレント・モナハン
出演 ピーター・フォンダ、オリバー・リード、ケリー・キーン、アル・ワックスマン、ミゲル・フェルナンデス
■ストーリー■
7年前、兄と一緒に狩りに出た富豪のキンケードは、猛毒を持ったヘビに襲われるが、自分1人助かってしまう。キンケードは、その後、そのヘビとテレパシーで精神感応できるようになり苦しんでいた。キンケードはハンターを使い、そのヘビの捕獲に成功する。なぜ、ヘビとテレパシーできるようになったのかを知るため、精神科医のブラジリアンに協力を求めるのだった。研究施設を作るまでの間、ブラジリアンの大学の研究室でそのヘビを保管することにするのだが、ヘビを奪おうとする謎の集団が狙っていた。
■感想■
ウィリアム・フリュエ監督の動物パニック映画。
ウィリアム・フリュエ監督といえば、『ナイヤガラ殺人事件』(81年)や『危険な覗きベッドルーム・アイズ』(84年)の監督ですね。
でも、ウィリアム・フリュエ監督の名前が1番有名な作品といえば、ブレンダ・バッカロ、ドン・ストラウド出演のB級スリラー映画『ウィークエンド』(76年)です!!
今から見ると、中盤、ちょっとモタモタした感じの、被害者反撃系スリラーです。
ウィリアム・フリュエ監督は、1990年代以降は活躍の場を、TV界に移してるみたいですネ。ウィリアム・フリュエ監督の超B級っぽいところ、けっこう好きだったんですけどネ!
なんで、今作『スパズムス蛇霊の恐怖』もB級です。ランニングタイム90分が少し長く感じるB級作品です。
巨大ヘビが、逃げ出して暴れ出すまで、ダラダラとした展開の上に、暴れ方も超地味でした。ホラー映画のような巨大なヘビっていう設定なのに、全然普通の展開でもったいないです!!動物パニック映画の超名作『アリゲーター』(80年)には、遠く及ばないです。
今作だって、もう少し、巨大ヘビがもっと早い段階で逃げ出して、街中でどんどん暴れまくって、被害者を殺しまくったら、それなりに動物パニック映画の名作になれたのにッ!!本当にストーリーの展開がモタモタしてるんですから!!
日本劇場未公開も、やむを得ない感じですかね。それなりにしっかり作ってある作品ですけど、1983年といえば、傑作、名作のホラー映画、スリラー映画、SF映画ばっかりで、ライバル作品が多い時代でしたからね。
でも、今作は出演者が、やたらと豪華です。ピーター・フォンダとオリバー・リードが出演してます。2人は、なぜ、今作に出演したんでしょう??
1980年代前半の作品なんで、ピーター・フォンダもオリバー・リードも、それなりに若くてかなりカッコ良いです。2人が登場するだけで映画全体が引き締まるような感じになります!!
1970年代後半のピーター・フォンダは、ホントにカッコ良かったです!でも、今作では、なぜか少し情けない役を演じています
「ヘビなんて殺してやる!!」
とか言って、ヒロインの前でカッコ良く温室に入っていったくせに、ヘビに襲われて、ビビってすぐに逃げ出します
!!別に観客を笑わせるためのシーンじゃないんでしょうけどね。
ピーター・フォンダがヘビのハンターの役と思いきや、大学の精神科の先生の役でした。アクションヒーローの役でなくて、インテリの先生の役でした。
1980年代中盤の作品のためか、ヘビが暴れだす原因は、ヘビを盗もうとした人間たちになってます。巨大ヘビが勝手に逃げ出して暴れまわった方がストーリー的には、普通な気がするんですけどね!今作でヘビが逃げ出したのは人災ですからね。ヘビの力が強すぎて、逃げ出した方が盛り上がったような気がするんですけどね!
あと、オリバー・リードが、巨大ヘビと精神感応しちゃうのも、そんなにストーリー的に盛り上がる要素になっていなかったのも残念な感じです!!ヘビと精神感応できる要素って必要だったんでしょうか??
その精神感応ネタなんか無くて、単なるヘビが暴れる映画の方が良かったような気がするんですけどね。でも、今作の場合、原作があるからしょうがないんでしょうけどね!!
あと、ヘビ、弱すぎです。そんなに大騒ぎしないでも、あれだったら、武装した警官隊で普通に退治できますもんね。35点
SPASMS(1983年カナダ)
監督 ウィリアム・フリュエ
脚本 ドン・エンナイト
ウィリアム・フリュエ
原作 マイケル・マリック
ブレント・モナハン
出演 ピーター・フォンダ、オリバー・リード、ケリー・キーン、アル・ワックスマン、ミゲル・フェルナンデス
■ストーリー■
7年前、兄と一緒に狩りに出た富豪のキンケードは、猛毒を持ったヘビに襲われるが、自分1人助かってしまう。キンケードは、その後、そのヘビとテレパシーで精神感応できるようになり苦しんでいた。キンケードはハンターを使い、そのヘビの捕獲に成功する。なぜ、ヘビとテレパシーできるようになったのかを知るため、精神科医のブラジリアンに協力を求めるのだった。研究施設を作るまでの間、ブラジリアンの大学の研究室でそのヘビを保管することにするのだが、ヘビを奪おうとする謎の集団が狙っていた。
■感想■
ウィリアム・フリュエ監督の動物パニック映画。
ウィリアム・フリュエ監督といえば、『ナイヤガラ殺人事件』(81年)や『危険な覗きベッドルーム・アイズ』(84年)の監督ですね。
でも、ウィリアム・フリュエ監督の名前が1番有名な作品といえば、ブレンダ・バッカロ、ドン・ストラウド出演のB級スリラー映画『ウィークエンド』(76年)です!!
今から見ると、中盤、ちょっとモタモタした感じの、被害者反撃系スリラーです。
ウィリアム・フリュエ監督は、1990年代以降は活躍の場を、TV界に移してるみたいですネ。ウィリアム・フリュエ監督の超B級っぽいところ、けっこう好きだったんですけどネ!
なんで、今作『スパズムス蛇霊の恐怖』もB級です。ランニングタイム90分が少し長く感じるB級作品です。
巨大ヘビが、逃げ出して暴れ出すまで、ダラダラとした展開の上に、暴れ方も超地味でした。ホラー映画のような巨大なヘビっていう設定なのに、全然普通の展開でもったいないです!!動物パニック映画の超名作『アリゲーター』(80年)には、遠く及ばないです。
今作だって、もう少し、巨大ヘビがもっと早い段階で逃げ出して、街中でどんどん暴れまくって、被害者を殺しまくったら、それなりに動物パニック映画の名作になれたのにッ!!本当にストーリーの展開がモタモタしてるんですから!!
日本劇場未公開も、やむを得ない感じですかね。それなりにしっかり作ってある作品ですけど、1983年といえば、傑作、名作のホラー映画、スリラー映画、SF映画ばっかりで、ライバル作品が多い時代でしたからね。
でも、今作は出演者が、やたらと豪華です。ピーター・フォンダとオリバー・リードが出演してます。2人は、なぜ、今作に出演したんでしょう??
1980年代前半の作品なんで、ピーター・フォンダもオリバー・リードも、それなりに若くてかなりカッコ良いです。2人が登場するだけで映画全体が引き締まるような感じになります!!
1970年代後半のピーター・フォンダは、ホントにカッコ良かったです!でも、今作では、なぜか少し情けない役を演じています
「ヘビなんて殺してやる!!」
とか言って、ヒロインの前でカッコ良く温室に入っていったくせに、ヘビに襲われて、ビビってすぐに逃げ出します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
ピーター・フォンダがヘビのハンターの役と思いきや、大学の精神科の先生の役でした。アクションヒーローの役でなくて、インテリの先生の役でした。
1980年代中盤の作品のためか、ヘビが暴れだす原因は、ヘビを盗もうとした人間たちになってます。巨大ヘビが勝手に逃げ出して暴れまわった方がストーリー的には、普通な気がするんですけどね!今作でヘビが逃げ出したのは人災ですからね。ヘビの力が強すぎて、逃げ出した方が盛り上がったような気がするんですけどね!
あと、オリバー・リードが、巨大ヘビと精神感応しちゃうのも、そんなにストーリー的に盛り上がる要素になっていなかったのも残念な感じです!!ヘビと精神感応できる要素って必要だったんでしょうか??
その精神感応ネタなんか無くて、単なるヘビが暴れる映画の方が良かったような気がするんですけどね。でも、今作の場合、原作があるからしょうがないんでしょうけどね!!
あと、ヘビ、弱すぎです。そんなに大騒ぎしないでも、あれだったら、武装した警官隊で普通に退治できますもんね。35点
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます