『マッチポイント』
MATCH POINT (2005年イギリス、アメリカ、ルクセンブルグ)
監督 ウッディ・アレン
脚本 ウッディ・アレン
出演 ジョナサン・リス・マイヤーズ、スカーレット・ヨハンソン、エミリー・モーティマー、マシュー・グード
■ストーリー■
元プロテニスプレイヤーの青年クリスは、ロンドンの会員制のテニスクラブのコーチとして働き始める。クリスは、上流階級の青年トムと仲良くなり、トムの婚約者ノラと出会う。ノラに惹かれるクリスだったが、トムの妹クロエとつきあい始めるのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ニューヨーク派のウッディ・アレンが、イギリスはロンドンを舞台に描くサスペンス映画。
ウッディ・アレンがニューヨークを離れてロンドンを舞台に映画を作ったことで、大変話題になった映画です。サスペンス映画といっても、ウッディ・アレン監督、脚本だから、サウペンス映画度は低目です。事件らしい事件も最後まで起きませんからね。どちらかというと、上流階級の奥さんに内緒で浮気するっていうのが、今作1番のサスペンスです。
ウッディ・アレンって、コンスタントに映画を撮り続けてますよね。自分は熱狂的なウディ・アレン監督のファンじゃないんで、あんまり観てないです。最近の作品では『おいしい生活』(00年)、『さよなら、さよならハリウッド』(02年)くらいしか観てないです。
っていうより『僕のニューヨークライフ』(03年)はソフト化されていないし、『ヴァージン・ハンド』(00年)は近所のレンタルビデオ屋においてないし、多少は気になってるんですけどね。どうしても、ビデオを借りるのは、アクション映画、ホラー映画、香港映画が優先的になっちゃって。
ところで、今作なんですけど、主人公のジョナサン・リス・マイヤーズに全然共感できないです。あんな、キレイな奥さんがいるのに、浮気してる場合じゃないでしょ。だって、離婚したら、会社もやめなきゃいけなくなるの、最初からわかってたでしょ!今作の主人公のクリスって、ちょっと考えてから行動しろ!って感じです。
上流階級に、なりたかったんじゃないの??会社で仕事まで世話してもらって、どうなるかくらい少し考えたらわかってたでしょ!
でも、今作のラストの展開って、けっこう分かっちゃったかも。1989年の『ウディ・アレンの重罪と軽罪』系の感じになっちゃうんじゃないの??って思って観ちゃいましたから。まぁ、分かっても作品の面白さが損なわれるわけでは無いですけどね。でも、ウッディ・アレンって、ニューヨークを離れても、全然良いじゃないですか。
ロンドンでのサスペンス、良いですよ!ホントはもうちょっと、中盤で事件を起こして、主人公と警察のやり取りをメインにしてもらいたかったですけど、そうすると違うジャンルの、良くありがちなサスペンス映画になっちゃいますもんね。これはこれでOKでしょ。主人公の節操なさにマイナス5点で65点
MATCH POINT (2005年イギリス、アメリカ、ルクセンブルグ)
監督 ウッディ・アレン
脚本 ウッディ・アレン
出演 ジョナサン・リス・マイヤーズ、スカーレット・ヨハンソン、エミリー・モーティマー、マシュー・グード
■ストーリー■
元プロテニスプレイヤーの青年クリスは、ロンドンの会員制のテニスクラブのコーチとして働き始める。クリスは、上流階級の青年トムと仲良くなり、トムの婚約者ノラと出会う。ノラに惹かれるクリスだったが、トムの妹クロエとつきあい始めるのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ニューヨーク派のウッディ・アレンが、イギリスはロンドンを舞台に描くサスペンス映画。
ウッディ・アレンがニューヨークを離れてロンドンを舞台に映画を作ったことで、大変話題になった映画です。サスペンス映画といっても、ウッディ・アレン監督、脚本だから、サウペンス映画度は低目です。事件らしい事件も最後まで起きませんからね。どちらかというと、上流階級の奥さんに内緒で浮気するっていうのが、今作1番のサスペンスです。
ウッディ・アレンって、コンスタントに映画を撮り続けてますよね。自分は熱狂的なウディ・アレン監督のファンじゃないんで、あんまり観てないです。最近の作品では『おいしい生活』(00年)、『さよなら、さよならハリウッド』(02年)くらいしか観てないです。
っていうより『僕のニューヨークライフ』(03年)はソフト化されていないし、『ヴァージン・ハンド』(00年)は近所のレンタルビデオ屋においてないし、多少は気になってるんですけどね。どうしても、ビデオを借りるのは、アクション映画、ホラー映画、香港映画が優先的になっちゃって。
ところで、今作なんですけど、主人公のジョナサン・リス・マイヤーズに全然共感できないです。あんな、キレイな奥さんがいるのに、浮気してる場合じゃないでしょ。だって、離婚したら、会社もやめなきゃいけなくなるの、最初からわかってたでしょ!今作の主人公のクリスって、ちょっと考えてから行動しろ!って感じです。
上流階級に、なりたかったんじゃないの??会社で仕事まで世話してもらって、どうなるかくらい少し考えたらわかってたでしょ!
でも、今作のラストの展開って、けっこう分かっちゃったかも。1989年の『ウディ・アレンの重罪と軽罪』系の感じになっちゃうんじゃないの??って思って観ちゃいましたから。まぁ、分かっても作品の面白さが損なわれるわけでは無いですけどね。でも、ウッディ・アレンって、ニューヨークを離れても、全然良いじゃないですか。
ロンドンでのサスペンス、良いですよ!ホントはもうちょっと、中盤で事件を起こして、主人公と警察のやり取りをメインにしてもらいたかったですけど、そうすると違うジャンルの、良くありがちなサスペンス映画になっちゃいますもんね。これはこれでOKでしょ。主人公の節操なさにマイナス5点で65点
アレン作品では、「おいしい生活」面白かったですよね。それと、「僕のニューヨークライフ」早くソフト化してほしいなあと思います。
本作はアレン流の異色サスペンス、といった感じがしました。
それでは、またよろしくです!!
こんばんは。
コメントありがとうございます。
ウッディ・アレンの作品も
ここ数年は全然観てなかったんですが
ブログを書くようになってからは
また観るようになりました。
サスペンス映画としてもかなり面白かったです!