なんでも定価で購入していた時代が懐かしい。お米だって、お酒だって、御用聞が「奥さん今日は何しましょう」って家まで持ってきてくれた。電気製品の具合が悪ければ、電気屋さんに電話したらすぐ飛んできてくれた。安寧な時代でした。
今はどこで特価してるか常にアンテナはりめぐらして、少しでも安く買わないと損したような脅迫観念に襲われる。
ビールだって、スーツケースだって、重たくてかさ高いのに自転車に積んで帰ったことがあります。
定価で売ることによって、御用聞の人の人件費がでたのでしょう。
仕事をシェアするということに繋がると思います。
常に廉価を求めることによって、経費の削減、合理化は余裕をなくしてしまったのかもしれません。
ここまでの話の流れからちょっと飛躍ありますが。
この画像のヴァチカン市国コイン、
流通目的ではなく、独立国の主権を示すため、
カトリックやローマ法王の宗教理念を伝えるため、
ローマへの巡礼者への記念品とするための目的で製造発行されているらしい。
イタリア大使館に勤務していた妻が遺してくれたと持ち込まれました。
それ以来、時間があれば調べています。
昨年4月ヨハネパウロⅡ世が逝去されたので、そのあとコインセットを求めて行列したとか、オークションですごい値段がついたとか…
ヴァチカン市国で買い物をしてお釣りでもらえてラッキー、やっと手に入った、なんてブログも数々読みました。
コイン収集マニアでも、めったに手に入らないようではありますが、日本はキリスト教国ではないので、欧米のようなわけにはいかんわなぁ~
このコインセットがいくらで売られていたのかだけでも知りたい。
どなたかご存知の方いらっしゃいませんか?