秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

サハラ砂漠の夜明け

2006-02-23 | 旅はつれづれ
旅情をそそるカサブランカに憧れて、モロッコには2005年1月に行きました。画像を保存したCD、どこになおしこんだんやろう?安いツアーは深夜便を利用することが多く、フランクフルト乗り換えでなんと7時間も待たされ、へとへとになってたどり着きました。

迷宮都市フェズ、一歩道を間違えると二度と同じ場所に戻れないからと言われた起伏に富んだ狭い道が入り組んでいます。
荷物を積んだラバが通る時、先導する現地の子供がアトンショ~ンとフランス語で声をかける。
ラバのウンチを踏まないように必死でついていきました。

9世紀に北アフリカ初のイスラム国家の都として建設が始まり、その後、一千余年を経てた今も15万人が暮らす「生きた世界遺産」です。

フランスの香りも漂うマラケシュも興味深いところでした。

見所の多い異国情緒たっぷりのモロッコでも、一番印象に残ったのは、ベルベル人の引くラクダに乗ってサハラ砂漠のサンライズを見に行ったことでしょうか。

ベルベル人はこれがアフリカ?とびっくりするぐらい男前ぞろいです。
ショーンコネリーふうのガイドや、羽賀けんじばりのおにいちゃんやら…

しかし商売人です。
「ベルベル貧乏」といってきっちりぼられてきました。
日が昇るまで待っている間、不幸な話を延々と聞かされ、砂漠でとれるアンモナイトやオーム貝の化石が含まれた石を法外な値段で売りつけられました。

でもきっと彼らは、かつて沈んだとされるアトランティス大陸の末裔じゃないかと勝手に思い込んでるので許してあげる。

イスタンブール・グランバザール

2006-02-23 | 旅はつれづれ
古いアルバムめくったついでに、印象に残った旅の写真をご紹介します。これはトルコ・イスタンブールのグランバザール。2001年6月に訪れました。

ボスポラス海峡を挟んで東がアジア、西がヨーロッパ、文明の十字路といわれるだけあって、コスモポリタンな魅力あふれる街でした。

グランバザールは旧市街の中心にあり、ドーム形の屋根と塀でおおわれています。
約3万㎡に、貴金属や絨毯、皮製品、銅細工など、多種多彩な店が約3000軒もひしめきあって、まるで迷路のようでした。

大阪弁に英単語少々をちりばめ、汗一升ほどかいて値段交渉しました。

トルコツアーはまるでトレッキングツアーです。
靴が真っ白になります。

カッパドキアの奇岩も面白いけど何箇所か見たら飽きるし、トロイの木馬も考古学遺跡現場みたいやし、エフェソス遺跡も地震でかなり壊れてるし、etc

田舎の景色はそれはそれなりにいいけれど、世界を席捲した国の元首がいた所は、年月を経ても見るべきものが多い。

紀元前7世紀頃、ギリシア人によって築かれたというイスタンブール。
この街は、1923年にトルコ共和国が誕生するまで首都として繁栄しました。
特に15~19世紀にオスマン・トルコが繁栄した頃の富の蓄積が素晴らしい。

イスタンブールはまたいつか数日は滞在したいところです。

☆ひとつに転落、トゥール・ダルジャン

2006-02-23 | 旅はつれづれ
ミシュラン2006年版が22日公表され、あのトゥールジャルダンが一つ星に転落し話題を呼んでいるそうです。このニュースをきいてアルバムから探してきました。

あなたがここで食した鴨料理に使われたカモは何羽目かを記したVotre Canard、1978年12月13日に548731でした。
店内には昭和天皇が○番目というのも麗々しく飾られていました。

1582年創設とフランス最古の歴史を誇るそうです。
ミシュランガイドの最高三つ星が1995年まで続きました。
世界で最も有名なレストラン、と自称するだけあってワインなしのディナーが一人平均300ユーロ(約42,000円)なんだって。

30年ほど前にちょっと贅沢なツアーに参加して、このレストランに行きました。
正装に近い洋服でといわれたので、わざわざワンピースとパンプスとアクセサリーを持って行ったぐらいです。

食するもの、カモの蒸したの、焼いたの、揚げたの、etc
さすがにうんざりして、豪華絢爛な洗面所に置いてあったアッシュトレイ?を頂戴してきました。
もう時効だよね?