1週間前の朝刊6ページにわたって、飛鳥ラジオウォークの特集が組まれていました。「再発見!飛鳥・古代浪漫の道 ラジオウォーク」なんともそそるタイトルでしょう。
毎日放送開局55周年記念番組、第25回毎日カルチャースペシャル。参加費無料が決め手となって、友人と二人して今日行ってきました。
10時から11時半の間に、桜井南小学校西側広場のスタート地点を出て、飛鳥に点在する遺跡をたどりながら、約9km先のゴール・飛鳥小学校まで自分のペースで歩く。
お約束はイヤホンラジオを携帯することでした。
近鉄大阪線・上本町8時53分発の急行に乗ると、乗客のほとんどがリュックを背負いウォーキングできる格好で、たぶん同じイベントに参加することが予想つきました。
向かう桜井駅は、JRも同じところに駅があります。
臨時列車も運行されて、いったいどれぐらい人が集まるねんと、これだけでも驚きでした。
参加平均年齢は50代後半?
おばちゃんのグループや熟年夫婦に混じって、年配の男性の一人参加や、男性のグループも多数見られたのは、珍しいことだと思われました。
こんなイベントが25年も続いていて、ちっとも知らんかった。
中学時代秋の遠足で飛鳥の石舞台を歩いた記憶がありますから、なんと40年ぶりです。
昨日までの冷たさとうって変わって、上天気に恵まれ春の陽気でした。
たぶん3万人は超えると思われる参加者で、アリの行列のごとく人の後をついていくだけで地図を見る必要は全くありませんでした。
ラジオを聴いている人はほとんどいなくて、皆黙々とゴールめざして歩いていました。
残念なことに、参加しているはずの学術研究者や有名芸能人には全く会えなかったし、イベント広場もただただ参加者がうようよいるだけで、まとまりのある催しはいつ行われているのかわからなかった。
たとえばオリエンテーリングのように行く先々でスタンプを押すとかしただけでも、このイベントに参加したという証になったんじゃぁないかなぁ。
企画はすばらしいものなのにね。