今朝のワイドショーで見ました。
生成りキャンバス地に底マチの茶革の色が染みこんだバーバリーのバッグ。
家で洗濯したら革の染料がキャンバス地に広がってしまったんですね。
この染み抜きはスーパー難度で、プロの技で40時間格闘し、
新品同様に蘇っていました。
確かに所用した時間も考えると仕方のないことなんだけれど、
請求金額は6万円だそうです。
まぁ思い出の品なら納得なのかなぁ。
コーチのシグネチャーデニム地の財布には血がついていました。
これもきれいに落ちて代金は16,000円だったと思います。
新しいのが買えるかも。
詳細は
クリーニングステーションというサイトでご覧下さい。
このカリスマ修復師の
ブログもどうぞ。
かつて昭和何年ごろまでかなぁ、
町には鋳掛やさんや傘張替え、下駄鼻緒付け替えなどまわってきたものです。
使えるものは修理して大事に使うというのが当たり前の時代でした。
この染み抜き修復師さんは大繁盛のようで、
今朝のテレビ放映を受けて、依頼申し込みが殺到しているそうです。
テレビの力はすごいね。
まぁいいことには違いないし、当店のポリシーとも合致するしね。
ただ、少し費用かかるのが引っかかります。
ちなみにエルメスバッグの洗いはエルメス直営店で14,700円でした。
でも8ヶ月待たされましたけどね。
日本人は革製品を磨く習慣がないですから、
靴は磨いてもバッグはお手入れしない人が多いです。
革製品はクリームつけたりして磨くとびっくりするほどきれいになります。
ヴィトンバッグヌメ革のシミは、ぼとぼとに濡らした布で拭いて、
自然乾燥でシミを目立たなくすることが簡単に出来ます。
キャンバス地や洋服のシミは、台所用洗剤を歯ブラシにつけて擦る、
あと丁寧に洗剤をとることで消えるシミが多いです。
中古品は人のお下がりですから、
清める意味でも私はたいてい水洗いします。
ヴィトンバッグのトワール地も大丈夫です。
プラダバッグはナイロンだからもっとOK。
ただし、内側に紙製の補強材が入っているものは型崩れするのでやめた方がいい。
洗えないものは何度も濡れた雑巾で拭くとスッキリします。
あの血のついた財布も、血がついてすぐに水洗いしてたら落ちたかも。
なんでも自分で出来るものはやってみたいです。