秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
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閉業のお知らせ

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かたつむり 異常発生

2009-07-21 | 世情雑感
2009年7月10日(共同通信)
「エスカルゴ」の名でフランス料理などに使われる欧州原産のカタツムリが、大阪府門真市の団地で大量発生していることが10日、滋賀県立琵琶湖博物館などの調査で分かった。
広がれば畑の農作物などを食い荒らす恐れもあり、これまで約2千匹が駆除された。

確認されたのは、ヒメリンゴマイマイ(直径約3cm)
フランス料理などの食用になっている種で、逃げ出したか何かにくっついて外へ出て繁殖したのではとみられている。一般の人には在来種との見分けが難しいという。

門真市はお隣の市で近いですが、画像は門真の異常発生のものではありません。
今年5月に丹後半島へ出かけたとき、長いことかたつむり見てないなぁ~と撮影したものです。


♪でんでんむしむし、かたつむり ・・・ 
    つのだせ やりだせ あたまだせ♪

この「でんでんむし」って「出出虫:ででむし」の変化したもので「電電虫」ではありません。

そのつのに寄生する恐ろしい、レウコクロリディウムの幼虫がいるそうです。
時期が来るとカタツムリの触角に移動し、ツノを肥大化させます。
カタツムリを内部から操り、自ら進んで鳥に見つかりそうな場所、葉の表面に移動させます。
案の定カタツムリは鳥に食べられ、この寄生虫は鳥の体内で成長します。
成虫になり卵を産み、糞と共に排出された卵をカタツムリが食べる。
……という恐るべき繁殖サイクルを繰り返すんだそうだ。

カタツムリと鳥に寄生するのがメインであって人間には寄生しないのですが、間違って寄生されると死に至る危険があり、数件ですが死亡例もあるとのこと。

また、カタツムリはこの寄生虫に限らず、いろいろな寄生虫の中間宿主にされていることが多いそうなので、触る際には気をつけましょう!

広東住血線虫の場合は、終宿主はネズミでネズミから排出された第1期幼虫が中間宿主であるナメクジ類に摂取されると、その体内で第3期幼虫まで発育します。
中間宿主や待機宿主に汚染された食品の摂取により人への寄生が成立し、脳に侵入するので非常に重い症状を起こし、原因の確定が遅れると大変なようです。