秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

デフレの震源地

2010-04-13 | 世情雑感
今日は午後から保護司会定例会があるので、久しぶりにジャケットと中にシャツを着てきました。
そのシャツはイタリアブランドのナラカミーチェなんですが、タグをみるとクロアチア製となっています。
メイドインイタリーではないのです。
以前、ルーマニア製というのも見かけたことあります。

日本の大手のアパレルブランドも中国製品が増えています。
これはもうやむを得ない現象、ユニクロだって中国製がほとんどで、無錫あたりで大きなユニクロの工場を見かけました。

ところが、私はまだ見たことがありませんが、最近バングラディッシュ製品が急増しているそうです。
H&MやZARAなどお手頃価格のファストファッション製品はバングラディッシュで作られているのが多いらしい。
ユニクロもバングラディッシュへ何割か移行予定なんだそうだ。

バングラの衣料品輸出額は、1990年は19位で6.4億ドル。
2008年には109.2億ドルと、中国・トルコに続き世界第3位に躍進しています。

これは平均賃金が中国の約4分の1なので、商品の値段を安く設定できます。
とても日本の人件費では太刀打ちできません。

金・土・日と3日間にわたって、フジテレビ50周年を記念したTVドラマ「わが家族」を見ました。
昭和を生きてきたものにとって、いろんな事件や人物が登場しとても懐かしかった。

柴咲コウが演じた主人公が後半、トランジスタ工場の流れ作業で働く場面がありました。
こうした工業製品だけでなく、日本の衣料製品も海外生産へと移行していくんだなぁと思ってみてました。

今朝の毎日新聞朝刊の特集で、「バングラは低賃金に加え豊富な労働力を抱え、日本にとって中国に次ぐ新たな「デフレの震源地」として急浮上してきた」と書かれてありました。
この先、付加価値をつけたものでなければ、高い人件費で勝負できなくなりますね。