眞名井神社、狛犬ならぬ狛龍が睨みをきかせる第2の鳥居
階段左手上のほうに、白い藤の花が咲いていてとても清冽な美しさがありました。
ものすごく心に留まったのに、なぜか撮影しそびれた。
白藤はどこで見るのよりも印象的だったのに…
画像検索したけれど見つかりません。
イメージ画像を探してきました。
真名井神社の秘伝に
「豊受大神の顔は藤の花、みたまは天の真名井の水」とあるそうです。
「真名井」とは「神聖な水の出る井戸」のことをいうようです。
古事記や日本書紀に「天の真名井」(あめのまない)という言葉があって、
それは高天原の神聖な井戸を意味し、清水につけられる最高敬称であると記されています。
最初から豊受大神がいた場所がここだとされています。
雄略天皇22年(478年)に伊勢に遷され、それが現在の伊勢神宮外宮。
祭神の豊受大神のまたの名を、天御中主神・国常立尊・倉稲魂命(稲荷大神)ともいうそうで、重層的な神の歴史があったことを窺わせます。
しかし「豊受大神の顔は藤の花」という秘伝は、なんとなく女神を指し示しているように思えます。
奈良の大神神社のように、拝殿だけで後に神体山があります。
小さな拝殿の後ろに磐座(いわくら)がいくつかあります。
拝殿後ろに鳥居が対等に並んでいます。
右側は「磐座主座(上宮)」で天御中主大神(豊受大神)の磐座
左側の岩石は「磐座西座」天照大神・伊射奈岐大神・伊射奈美大神の磐座、
別称で「鶺鴒石」「子種石」「日之小宮」ともいい、
天照大神出生の地であるとも伝えられています。
さらに奥には、大綿津見神の磐座
鳥居右上にぼんやり白い光の玉は、玉響(たまゆら)のように見えます。
右手の石碑には大きく鹽土老翁、その下に(大綿津見神)
左右に(亦名豊受大神)(亦名住吉同体)と書かれてます。
これって、名前は違えど同体だということ、ですよね?
え~そうなん?
「なにごとのおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる」
平安時代末期に、伊勢神宮を参宮した西行法師が詠んだ歌です。
ここ真名井でも
「なにごとのおはしますかはしらねども かたじけなさに」でした。
神社入り口の社名の石板
以前はダビデの星といわれる六芒星の紋だったそうですが
現在は三つ巴の紋に変えられたそうです。
ちょっと関係ないけど、5月25日のアクセス閲覧数:1,111PV
1が4つ並んだぞろ目です。
今年1月にオランダへ旅立つ前にも
たまたま携帯待ち受け画面の時計表示
2011.1.11 11:11 と1が9つも並んだのでした。
何か意味があるのでしょうか。