秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

緑青々と六角柳 at 六角堂

2011-05-01 | 西国33箇所
聖徳太子創建の西国18番札所・紫雲山頂法寺は、京都市内ど真ん中にあり六角堂の六角さんで親しまれています。



本堂前に植わった六角柳は、枝が地面すれすれまで伸びる姿から「 地ずり柳 」とも呼ばれます。
小野妹子が植えたのが始まりだとか。
なんとここでも小野家がかかわっていました。


境内東北の池の隅に浮かんでいる建物は太子堂。
この池のほとりに小野妹子を始祖と伝える僧侶の住坊があったので「池坊」と呼ばれるようになり、いけばな発祥の地となりました。



西隣にいけばな研修教室などが入る10階建てのビルがあります。
18番札所の西にあるからウェスト18とい名前です。
エレベーターのうち1台は展望エレベーターで、六角堂の特徴的な屋根を上から見ることができるそうです。
知らなかったので画像もらってきました。


「六の角」とは六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)によって生ずる六欲のこと。
人間の欲望、煩悩を脱して角を無くし円満になること。
「六根清浄を願う」という祈りを込めて六つの角を造ったと伝えられています。

六角堂の詠歌 
 わが思う心のうちは六の角ただ円かれと祈るなりけり


境内の「へそ石」は本堂古跡の石ともいい、ここが京都の真ん中。


平安遷都のおり、六角堂の所在が道路の中央にあたったので、桓武天皇の勅使が出向いて六角堂に向かってお願いしました。
「この土地を離れたくないとおぼしめしならば、どうか、南北いずれなりとも、お移りいただきたい」。
すると、にわかに天がかき雲って怪しい風が起こりました。さては観音さまがお怒りになったかと思ううちに、六角堂がひとりでに5丈(15m)ばかり北へ退いたといいます。


親鸞は、毎夜比叡山から六角堂に百日間参籠りをし夢のお告げによって浄土真宗を開いたんだそうです。

街中のさほど大きくない境内が緑あふれ、その青々と勢いある様はこの地がとてもパワーのあることを感じさせてくれます。

境内南東に一言願い地蔵


欲張らずに一つだけ願い事をすると叶えられるといわれています。
首を傾けているのは、参拝者の願いを叶えてあげようか、どうしようかと考えておられるお姿だそうです。

高瀬川沿いのビストロでランチ

2011-05-01 | おでかけ・近畿
東山の清水寺より松原通りを下り、六道珍皇寺、六波羅蜜寺へより、
京都市内を南北に流れる鴨川にかかる松原橋を渡りました。


鴨川と平行して流れる高瀬川沿いの木屋町通りを北へ走ってたら、
   

高瀬川に面して、オシャレなビストロが目に留まりました。
入口は西木屋町通りにあります。


ビストロ クードクール Coup-de-coeur
 下京区西木屋町通松原上ル清水町454-3
 電話番号075-353-5150
 水曜定休

ランチは3種類あり、一番安い1500円にしてデザートを300円で追加。

まずオードブル


フランスパンとそれにつけるオリーブオイルとハーブ入りソルトもメッチャ美味しい。
続いて最初の画像のそらまめのスープ。
そしてメインディッシュは魚でした。


珈琲に、追加デザートはグループフレーツのタルトで締めくくり。
(画像なし)

高瀬川を挟んで向かいのビルに次々と人が吸い込まれていきます。
タクシーで乗りつける人も多数いて、何やさんなんだろうと気になる。

ビストロのスタッフに尋ねると、かつては料理屋さんだったのが現在は貸し会場だそうだ。
今日は結婚式場関係者が借りてたのかも。
どおりで結婚式下見っぽいいでたちの人が出入りしてたんだ。


高瀬川はせせらぎというには流れは意外と早かった。
葉桜となった新緑を眺めながらのランチ、
1890円はお値打ちありました。



高瀬川一之船入 再現された高瀬舟

高瀬川は江戸時代初期に、京都の中心部と伏見を結ぶために物流用に開削された運河です。
京都中心部三条から四条あたりにかけての高瀬川周辺は、京都の歓楽街の一つであり、桜の名所でもあります。
幕末の事変を示す石碑も多くあり、気持ちよく歩けると思います。