秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

伏見稲荷1300年祭

2011-10-10 | おでかけ・近畿
伏見稲荷は、今年1300年祭です。
ちょうどこの秋の連休が奉祝大祭であることを、先週京阪電車に乗ったときに知りました。

初詣で案内してくれたアズキさんと一緒にお参りに行ってきました。


知らないうちに京阪電車の急行などの停車駅が変わっていて、うっかり京都七条まで乗り過ごし、また戻ってきました。





7日夜に、修復を終えた本殿に仮殿から御霊を移す「本殿遷座祭」が営まれ、8日から10日まで3日間奉祝大祭のいろんな催しがあったようです。

太夫道中が見たかったけれど、午後2時ごろ着いたので、すでに終わってたようで見逃しました。

本殿でお参りしてから、奥社千本鳥居へ


初の試みとして、暗くなれば千本鳥居などLEDでライトアップされるため、鳥居足元に竹とうろうが用意されてました。
きっと幻想的な情景が見れたのでしょうが、その時間まで待てなかった。


検索で朝日新聞サイトからもらってきました。


いつか時間的に余裕があって、体調いい健脚なときに、
『伏見稲荷 お山めぐり』してみたいと思っていました。


奥社から左に入るとお山めぐりができます。
そこの鳥居を撮影しようとしたら、デジカメ画面真っ暗。
なぜか今日持っていったリコーCX4は、3回ほど画面が真っ暗になりシャッター音はなるのに何も写っていない。
 

ひょっとして何か写ってたらとコワゴワ明るくしてみた。
削除しなかった2枚の画像は、どちらもうっすら横ボーダー模様。
その模様が微妙に違ってたのも不思議~
これは写すなという警告なんでしょうか。

10分ほど歩くと、熊鷹社・新池がありました。



このあたりも最初は写らなかったけれど、池を写してからもう一度シャッター押したら大丈夫、写りました。

昨日までの氏神さんの秋祭りで町内練り歩いて足が痛かったしで、
今日は熊鷹社で引き返しました。

お山巡りをされた梅原猛氏も「この世と全く違う、異世界に入っていくような思いがした」と書かれておられるそうです。


ところで鳥居の奉納ってどれぐらいかなと、
貧乏人の下賎な興味はつきませんでしたが、
この熊鷹社で看板みて納得。



熊鷹社で調べてみたら、
「新池は谺ヶ池(こだまがいけ)とも言われる。
行方知れずになった人の居場所を探す時、池に向って手を打ち、こだまが返ってきた方向に手がかりがつかめるという言い伝え(伏見稲荷大社HP)と、
もう1つ、池に向って手を打ち、こだまが返って来た方向に願い事が叶うという言い伝え(深草稲荷保勝会編集「深草稲荷」)もある」

目に留まったイタリアデザイン

2011-10-09 | 旅・イタリア
クレモナの町を歩いていて、ちょっと日本と違うなぁと目に留まったものあれこれ。

玄関板扉左隅にあった飾り?


広場の水道蛇口




ちゃんとブレーキはついてます。
後輪タイヤカバーがチェーンで日本では見かけませんよね。

スーパーの籠もシャレてます。




最近日本ではゴミ箱が撤去されてるようです。
でもクレモナの町では上に灰皿のついた護美箱があちこちにありました。


ミラノ中央駅で見ました。
色が違うのはゴミの分別のためなんでしょうか。

列車のシート




クレモナ郊外で、お墓


博物館隅にさりげなく置かれた女性大理石彫像2体
なんともいえない表情が印象的でした。




エミレーツ そして ドバイ・トランジット

2011-10-08 | 旅・イタリア
ドバイ空港にぶら下がっている時計は、なんとロレックス!

メインロードに面して金売場がありカウンターで量り売りしてます。
金がちょうど高値をつけていた頃だったのもあるのでしょうが、多くの人だかりでした。


ドバイ空港は横にものすごく長い建物で、メイン道路が巨大ショッピングゾーン、両側に側道のように搭乗ゲートと待合があります。
端から端まで歩くと何キロあるんだろうというぐらい長い。

センターよりほぼ左右対称的な構造で、端に近い場所に植木の植わったグリーンゾーンがあります。


だいたい日本からの便は220~224ぐらいのゲートが使われてるようです。
(2010年チュニジアのときと今回とたった2回の利用ですが)

グリーンゾーンは、その反対側、208ゲートあたりにもあります。
かなり遠い。
ここにエミレーツ利用者の無料カフェレストランがあります。

前回はたまたま入口が閉まってて利用しなかったのですが、今回は行きも帰りも利用できて得した気分。




どうやら午前5時から6時の間だけ閉まってて、前回はこの時間帯だったようです。
関空を深夜便で来るとドバイには早朝に着きます。
前回添乗員さんが案内してくれてこの場所に来た時は、たまたま閉まっている時間帯だったということです。

6時から開くことを知ってたら、また戻り利用できたのに。
それを知らず、普通にあるレストランで食事して結構高くつきました。

日本からドバイまでの搭乗券半券と、これから乗り継ぐ次のチケットの両方を見せると無料です。
トランジット4時間以上と聞きましたが、帰路は4時間を切ってたのに入れました。


階段を上がった2階にあるのでガラス越しに下が良く見えます。
朝6時からの朝食には入場に長い列ができています。

しかし帰路は夜着いたのですぐに入ることができて夕食が食べれました。
水やフルーツも持って出ることができるのでうれしい。

搭乗ゲート前の椅子は数が搭乗数より少ないので、少し離れた場所とかで待つ人も多い。

ドバイ空港をハブとするエミレーツ航空が運賃を安くするのは
とにかくドバイに人を運んで、そこで買い物やホテルなどにお金を落としてもらおうというスタンスなんでしょう。

スーパー形式の免税店がいっぱいあって、照明も明るく、なんか休憩する場所ではないのです。
椅子に座っていても気持ちが休まらないので、待ち時間は想像以上に疲れます。



そして飛行機の中では、各シート前に設置されたice Digital Widescreen
これで何本も映画見ました。

エミレーツのサイトによれば、
「エンターテイメントは、世界各国の最新映画、音楽に映像、音楽やゲームなどの1,200チャンネル以上のプログラムでお客様を退屈させる事がございません」
確かに3本ぐらい映画みて食事2回したら、フライト終わります。

マルペンサ空港までのてんやわんや

2011-10-07 | 旅・イタリア
クレモナからミラノまで鉄道で1時間ちょっと、ミラノ中央駅からマルペンサ国際空港空港までシャトルバスを利用すればよいことは調べてあった。

最初3月に航空券を予約した頃は、現地集合と言われていたので一人でクレモナへ行く覚悟だった。
そのときにネット検索で、パパロンチーノさんのブログを見つけた。
詳しく書かれてあったけれど、さらに質問すると丁寧にお答えくださった。

その後結婚式の日に参列する親族は皆、往路は同じ便を利用することになり、ミラノのマルペンサ空港へ着いたときは車で迎えに来てもらえたのでした。

しかし帰路はそれぞれ別です。
18日に3人がローマへ廻るため分かれました。
この日、イタリアはストが決行され鉄道が止まったのでした。
日本の旅行社などに電話をかけても日曜で繋がりません。
なんとかミラノまでタクシーを利用し(きっと恐ろしい金額になったことでしょう)
新幹線は動いていたようで、予約してあった1本後の列車でローマに無事たどりつけたようです。

9月19日いよいよ私の帰国の日。
仕事があるもの3人は日本へ向けてドバイ行き15:20。
妹の夫は出張でジュネーブ行くためにチューリッヒ乗換えが14:45発。

クレモナで乗る列車の時間を調べようとしたら、
列車の時間は正しくないとイタリア人であるアンドレア君が言うのです。
ちゃんと時間通りくるのは日本であって、イタリアは無理だそうで、
それならインドと同じやんと思いました。

それで朝9時半にホテルまで迎えに来てくれてクレモナ駅まで送ってくれることになりました。
これなら十分間に合うだろうと。

そして駅に着いたのが午前10時ごろ。
なんと時刻表によれば9時半に列車は行ったあとで、次は11時半。
殺風景なクレモナ駅で1時間半も待たないといけませんでした。

ミラノ駅までの切符は、びっくり仰天、売店で購入。


そしてパパロンチーノさんに教えていただいたとおり、
ホームにあるオレンジ色の機械で切符に刻印。

日本のように改札がなくて、列車の中での車掌検札でこの刻印がないと罰金とられるそうです。

どこかへ行く元気もなく駅構内のカフェで待ち時間を過ごしました。

反対側行きホームにはリトアニア人のドナタが列車を待っていました。

次はどこへ行くのでしょう。

少し遅れて到着した列車は、ミラノ中央駅に12時45分頃着きました。





駅構内から外に出て、空港行きシャトルバス乗り場へ超スピードで移動。

甥っ子はスイスの高校で3年間過ごしたので、ミラノへはいつもバスで5時間かけて遊びに来ていたという。
マルペンサ空港は知らなくても、バス乗り場だけはとても詳しい。


彼がいなかったらこのバス乗り場にたどり着くのももっと時間がかかったことでしょう。

バスは何台も縦列駐車していて、一番前の駐車バスの前入口で呼び込みをしていた男性から切符を購入した。

3人で15ユーロ、確か7.5ユーロと書かれてあった。
一人5ユーロと安いけど、ほんとにちゃんとたどり着くのか?
帰国してから確かめたら、3人同時購入割引のようでラッキーでした。

このときバスに乗せる大型荷物は下のトランクに預けるのですが、日本のように半券がないのも不安だった。

乗り込んだらほぼ満席に近く5分も経たないうちに発車。
このとき12:58
飛行機間に合うだろうか…

おまけにマルペンサ空港は2つターミナルがあり、間違わないようにと言われていた。

先に着いたのが国内線乗り場で、私達が搭乗する国際線乗り場まで、バスで10分ほどかかったのに驚いた。
もし間違って降りてたらとても歩いていけないね。

やっぱり1時間かかって、空港着いたのはほぼ14時。

左手はホテルですが、なんと変わった形の建物なんでしょう。

バスが止まると、義弟はスーツケースを取って急いで構内へ。
少し遅れて中に入ったら、まだスイスエアーのチェックインカウンターを探している義弟にバッタリ。

スイスエアーは911テロのあとの航空機利用者激減とかで2004年に一度倒産してます。
そのためか、カウンターは端っこに追いやられ、とても見つけにくい場所にあったのでした。
時間ギリギリでも何とかチェックインできました。

そして私達3人もエミレーツ航空でドバイに向けて15:20発のチェックイン。
まだ1ヶ月も前に航空会社の大阪営業所に電話して、21Cの通路側を押さえてあった。
ところがもらったチケットは41E。
何でこんな後ろでおまけに真ん中の席やねんとクレームつけたかった。
しかし文句を言える語学力がないし、時間もない。

これもあとで調べてわかったことには、出発90分までにチェックインしないと予約が無効となるのでした。
ネットでのチェックインもできたのに、せっかくのスマホを活用することも思い及ばなかったのだった。


マエストロ・リウタイオ★楽器つくりの名人

2011-10-05 | 旅・イタリア
このたびのイタリアの結婚式の新郎アンドレア君のお父さんは日本人です。
1970年にイタリアのクレモナに着いた石井高さんは、
ヴァイオリン製作学校を卒業し、1975年マエストロ・リウタイオ(楽器製作マイスター)石井に。
ジュゼッピーナさんと出会い結婚し、幾多のの困難を乗り越え、今日があります。

詳しくはマエストロ石井さんのサイトでどうぞ→こちら



クレモナの現在の工房で、ヴァイオリンど素人ファミリー向け講義をして下さった。


素材となる木が音を決めるから選別は大事です。
表はもみの木で、裏と横はかえで。

接着するためのニカワは、振動をうまく伝えるためには天然の動物性油脂でないとダメだそうです。
表面に何十回と塗るニスもこだわりの茜色。

形、板の厚さ、カーブ、すべてにこだわり、手作業で仕上げていくから数ヶ月はかかります。
機械を使って作れば1日1万台はできるという。
現在流通するヴァイオリンの90%は中国製だとか。

ほかにもいろいろ、聞いたしりから忘却のかなたですが
マエストロ・リウタイオ、楽器つくりの名人ならではのお話が伺えました。



石井さんが作られたヴァイオリンで、リトアニア人のドナタが試奏した。
リトアニア人って何でもできるのにもびっくりだった。


「秀吉が聴いたヴァイオリン」(三信文庫)という著作をいただけてサインしてもらった。

まだ全部読み終えてないのですが
天正遣欧少年使節が日本にに持ち帰った楽器で、秀吉に当時の音楽を聞かせたことが本のタイトルになっています。
アマーティの作ったヴァイオリンのニスの茜色に惹かれた話から、
その持ち帰った楽器を調べたり復元に努力されたこと、ストラディバリとその周辺の話などなど。




マエストロ石井さんは、ストラディバリがアホみたいに高い値段で売買されているのをとても冷静にご覧になられています。

ちなみに現存する真作で最も評価の高い18世紀初頭の作品は、オークションで約4億円で落札された。
ふつう新品のヴァイオリンは、高価な品でも200万円くらいらしい。

2011年6月21日、東日本大震災の被災者支援のために日本音楽財団が英国のオークションにかけた、
1721年製のストラディバリウス「レディ・ブラント」は1589万4千ドル(約12億7420万円)で落札されました。

18世紀初頭の作品が最も評価が高いようです。
というのは、ストラディバリの生存は1644~1737年で、いくらなんでも80歳越したら体力的にもヴァイオリンを作るのは難しいから。

現在本物と確認されているのは約600挺といわれるにもかかわらず2000挺ほどでまわっているらしい。

ストラディバリの製作した弦楽器には、18世紀の慣例に基づきラテン語でAntonius Stradivarius Cremonenfisというラベルが貼られています。
ここから、彼の製作した弦楽器はストラディバリウスあるいは省略してストラドと呼ばれます。

偽物ラベル
ラベルが貼られていても、レプリカや贋作が多いそうです。

実際、石井さんの工房に鑑定や修理などで持ち込まれたもので贋作に出会った経験も何度かおありのようです。
これは贋物ですって宣告するかどうかは、実に悩ましい。
持ち主の考え方生き方を見て答えるそうです。

莫大な金額で流通するものは、真偽鑑定も、通知も難しいものですね。

ストラディバリアーノ博物館

2011-10-04 | 旅・イタリア
ヨーロッパ1の高さの塔からクレモナの町を眺めたあと、ストラディバリアーノ博物館へ行く事にしました。

クレモナといえばヴァイオリン。
そしてヴァイオリンといえばストラディバリウス。
聞くところによれば、アントーニオ・ストラディバリが作ったヴァイオリンってめっちゃ高くて億を超えるんだとか。

見ても聞いても、それがストラディバリかどうか分かるはずないけど、
せっかくクレモナに来たんだから見に行こうと、若者2人について歩き始めた。





市立博物館の一部がストラディバリアーノ博物館となっています。

入口はいると、大勢の人が時間待ちしてて、どうやら開館待ち?
11時になると何やら式典らしきものが始まりました。


挨拶してる人も、聞いてる聴衆も皆それなりにオシャレしてますが、固苦しくないのがイタリア流。
挨拶も自由な感じで、どうやらドイツ語をイタリア語に通訳してる様子。


言葉はまったく分からなかったけれど、ずっと立って眺めてた。
30分ほどして、階段の踊り場でマンドリン?の演奏が始まったのでした。


なんとこんな場所で、とちょっとびっくりです。
日本ではありえへんもん。



グレーのノースリーブワンピースをお召しの女性のカメラ、
2枚の画像共になぜかマンドリン奏者ではなくてこちらの方に向けられてる
こわっ!

いよいよ入場できました。


FUSSEN フュッセンって、ドイツはバイエルン州の最南西部に位置する街でした。
昔から木がたくさん採れる所で楽器作りが盛んだった。
バイオリンや、ギターの一つ前のラウテと呼ばれる楽器とかが有名らしいです。

その町とクレモナとの友好なんとかセレモニーだったのかも。

アントーニオ・ストラディバリが製作のために使った道具やメモが展示してあると聞いていたが、
この日は特別展だったようです。


そして、製作した楽器ストラディバリアーノがあるのはもともとコムーネ宮だった。

アントニオ・ストラディバリが活動していたのは16世紀後半。
彼が製作したヴァイオリンは、約1,200挺あるといわれ、約600挺の存在が確認されているとWikiに書かれてありました。

楽器内側には、ラテン語の銘があるそうです。
Antonius Stradivarius Cremonensis Faciebat Anno [date]
(クレモナのアントニオ・ストラディバリ作、[製作年])



ところでクレモナで楽器作りが盛んになったのは、この街が裕福だったことも大きな要因のようです。

クレモナは一度も国として独立していません。
ヴェネツィア共和国だった事も、ミラノの一部だった事もあります。
しかし、クレモナはその時代を上手に生きてきたらしいです。

ヴェネツィア共和国時代、街対抗で、
優勝すれば年貢を納めなくてよいというルールのもとである競技会が行われた。
そしてクレモナが見事優勝。
年貢を納めなくてよい権利を得たクレモナは、それ以来、他の街よりも裕福になり、現在でも裕福な町のひとつとして数えられているそうだ。

衣食足りて、ですね。

京都嵐山1dayチケットで損した話

2011-10-02 | おでかけ・近畿
京都文化博物館の「帰ってきた江戸絵画」招待券もらいました。
三条通でニューオーリンズギッター・コレクション展を見てから、
かねてより興味のあった秦氏の史跡めぐりをすることにしました。

きっと『京都嵐山1dayチケット』ならお得に違いないと1400円で購入。
京阪と阪急と嵐電が1日乗り放題です。


帰ってからよくよく調べてみると、
京阪本線/往路:守口ー三条、帰路:祇園四条ー守口 ともに390円
地下鉄東西線/烏丸御池ー太秦天神250円
嵐電/太秦広隆寺ー嵐山200円
阪急/嵐山ー松尾150円&松尾ー四条河原町220円
すべて足したら1600円で200円得したことになるけど、
地下鉄はこのチケットに含まれないので別途支払いました。
よって390+390+200+150+220=1350円で、50円損してた~


今年正月には伏見稲荷に初詣行きました。
ここも秦氏が開創した神社ですが、
嵐山の太秦にも大きな足跡を残しています。

まずは蚕の社の3本鳥居

木島坐天照御魂(このしまにまずあまてるみたま)神社境内の摂社です。

ここより10分ほど歩いて広隆寺へ

700円の拝観料を払って、弥勒菩薩半跏思惟像をみてきました。

嵐電に乗って嵐山へ
渡月橋の少し上流に堰(せき)がみられます。

最初の堰は、5世紀後半に渡来系氏族であった秦氏が築いたそうです。

阪急電車の嵐山まで歩き、一駅乗って松尾駅へ


松尾大社本殿奥に滝御前社があり罔象女神が祀られていました。


松尾大社鳥居を出て川沿いに右へ300mほど行ったところに月読神社


思ったこと、調べたウンチクなどはまた後日。
先にイタリア旅行記忘れないうちに書き上げてからにします。

パルマの生ハムとパルミジャーノチーズ

2011-10-02 | 旅・イタリア
クレモナに到着した夜、両家の親族顔合わせのレストランで、最初に出て来たのはパルマ産の生ハム。

アグリツーリズモでの結婚披露宴での最初のお皿も同じく生ハムがのってました。


そして画像はありませんが、「パルミジャーノ レッジ アーノチーズ」
日本では細かい粉チーズとなったパルメザンチーズとしてよく知られています。

どちらもパルマ産。
パルマはエミリア・ロマーニャ州にあり、かつてサッカーの中田ヒデ選手が最初にイタリアで活躍した町です。

パルマ産の生ハムと他のハム類とのおおきな違いは、
原料となる豚が必ずイタリア国内の特別な認定牧場で生産飼育されたもの限られていることです。

選び抜かれた豚のモモ肉、それも生後10ヶ月でされ、重さが140kg以上、脂肪の厚さも最低2.5センチという厳選された材料を使います。

厳選された素材と風土がパルマの生ハムを生み出すのだそうです。

そして飼育される豚の餌には、「パルミジャーノ レッジ アーノチーズ」の製造過程で生じる乳清(製造過程で生じる水分)が必ず含まれています。
パルマ産の生ハムにはこのチーズの匂いが染み込んで大きな特色となるのだそうです。

たかがハムとチーズ、されど、イタリアの豊かな食生活の一端がうかがえます。


クレモナの名物のパスタ

名前を聞いたけど忘れたので検索したら、マルビーニ?

イタリアやスペインでのサラダは、オリーブオイルとワインビネガーと塩で各自で味付けします。


朝カフェテラスで食べたもの




イタリアはかつてツアーで2回廻りました。
2002年にミラノから入って、ベローナ、ベニス、ラベンナ、ピサ、フィレンツェ、シエナ、アッシジ、ローマ。
2003年には、ローマから南へナポリ、カプリ島、アマルフィ、アルベロベッロ、マテーラ、シチリア島。

今回は個人旅行ですし、イタリア人との国際結婚披露宴だったし、ファミリーのパーティにも参加できたしで、ずいぶん食べたものも違います。

たぶんイタリア人はこうしたものを食してるんだなぁということがよくわかりました。
シンプルながらいいもの食べてるなぁとうらやましくなりました。

添加物のないシンプル イズ ベストなスローフーズ

2011-10-01 | 旅・イタリア
古い農場でふるまわれた食事で真っ先に驚かされたのが、子豚の丸焼き。
朝殺され調理されたそうで、新鮮なためか全く豚臭くないのが驚きでした。
もちろん子豚なので肉は柔らかく、何もつけなくても美味しかった。


サラミも固くなく、臭みがなく脂肪部分ももたれず、一度に5枚も食べてしまった。
サラミがこんなに美味しいものとは知らなかった。

農場主が作られた、少し発泡性のあるワインも超美味しかったです。

ワイングラスなどすべて使い捨て用のプラスチックでした。


農場主の奥さん手づくりのレモンリキュール2種。
左側は葉っぱも入ってるそうで、レモンだけに比べ色も味わいも深みがある。
アルコール度数はわからないが、そのままストレートで飲むと結構きつそう。
しかし何杯かお替りしましたが、全く二日酔いならないいいお酒でした。


これも彼女が作られたイチジクのジャムというよりコンフィチュール

パルミジャーノチーズと一緒に食べるといいとすすめられました。
チーズの塩分がまろやかになってよかった。

無添加の美味しさを知って、ハチもやってきます。



他には揚げたてのパンも美味しかったけれど、食べるのに必死でピンボケ画像しか残ってなかった。