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東証一部と新興銘柄の相関関係

2006年12月09日 01時00分00秒 | 株式
<土曜は株のおはなし>
 
 東京証券取引所第一部の主力銘柄とジャスダック証券取引所や東証マザーズなどの新興銘柄は、意外に関連のある動きをするようです。

 一部銘柄が不調な時には新興市場が上昇し、新興市場が下落基調の時期には一部銘柄が盛り上がる、といった逆相関になるようです。

 この3年間は、ジャスダック平均は8月から12月にかけて不調になる時が多く、12月から4月にかけて上昇傾向になります。

 逆に日経平均は、8月から12月にかけてはジャスダック平均のパフォーマンスを上回り、12月から4月にかけてはその逆になりやすいようです。

 こうした定期的な傾向には、いくつかの原因があるようです。

 1つは、新興企業の多くは上期の業績が比較的弱く下期に業績を上げるケースが多いことと、9月の中間期に中間配当を行う銘柄が東証一部市場に多いという事情があるようです。中間配当を狙った買いがあるからです。

 また、ヘッジファンドの動きも要因の1つとして挙げられます。ヘッジファンドの多くは12月決算であることから、毎年秋頃から保有株の整理に入るところが多いためです。一部銘柄のように出来高が多ければその影響はさほどでもないのですが、新興企業のように出来高が不安定な銘柄の場合、その影響が株価に大きくでてしまうようです。

 この傾向を活かすならば、新興市場の場合は12月に買って4月に売り、東証一部の場合は4月に買って12月に売るのが良いようですが・・・必ずそうなるわけではないと思います。。

 日経ビジネス(2006.11.13)p67から引用しました。


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<今日の独り言>
 上場廃止となるレックス・ホールディングスの株をついに市場で売りました。まあ買った時の値段より高く売れたし、株主優待でかなりご馳走になったので良かったのですが、今年初めの株式分割時の株価急上昇時に売っておけば良かったかな?と少々後悔です。長期保有するつもりだったのですが、これからの日本国内の外食・コンビニ業界は厳しいかなぁとも思え、まあ結果オーライかな・・・

コメント
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