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「人生がときめくかたづけの魔法(近藤 麻理恵)」という本はオススメ!

2012年05月11日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

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 この「人生がときめく片づけの魔法」という本は、人生の8割以上を片づけに費やしてきた片づけコンサルタントの著者が、具体的な部屋の片づけ方について書いたものです。

 特に以下の片づけのポイント等についてはナルホドと思いました。

 (1)場所別ではなくモノ別に、片づける
 (2)片づける順番は衣類→本類→書類→小物類→思い出品
 (2)自分がまず片づけると、家族が片づけ始める
 (3)ときめきを感じる物だけを残す
 (4)片づけるときは、モノ別にすべてを床に並べる(服の場合はすべての服を床に並べる)
 (5)大切なのは過去の思い出より今の自分
 (6)家にあるあらゆるモノの定位置を決めること
 (7)片づけは人生の目的ではない

とてもオススメな本です。

以下はこの本のポイント等です。

・片づけをして部屋がさっぱりきれいになると、自然と自分の気持ちや内面に向き合わざるを得なくなります。目をそらしていた問題に気づかされ、いやがおうでも解決せざるを得なくなる。片づけはじめたそのときから、人生のリセットを迫られるのです。そしてその結果、人生が大きく動きはじめていきまs。だから、片づけはさっさと完了させる。そして、本当に自分の向き合うべき問題に向き合っていく。片づけはたんなる手法であって、それ自体がが目的ではありません。本当の目的は、片づけたあと、どう生きるかにあるはずだと思いませんか。

・ここまでやってきた私が断言しますが、はっきりいって、収納法で片づけは解決しません。なぜなら、収納はしょせん、付け焼刃の解決法にすぎないからです。

・片づけは、「場所別・部屋別」ではなく「モノ別」に考える。もう二度とリバウンドしたくなければ、このポイントは絶対にはずさないでください。

・片づけには二種類あります。「日常の片づけ」と「祭りの片づけ」です。「日常の片づけ」とは、単純に「モノを使ったら、元の場所に戻す」こと。服でも本でも文房具でも、人がモノを使って生活している以上、こればっかりは一生ついてまわります。けれど、私がこの本を通してお伝えしたいのは、「祭りの片づけ」を一日でも早く終わらせてほしいということです。一生に一度の「祭りの片づけ」を終わらせてしまったとは、そのきれいな部屋で、自分の好きなように理想の生活を送ることができます。モノに押しつぶされそうになりながら暮らしていく生活の中で、本当の意味ででの幸せを感じることがはたしてできるのかどうか、胸に手を当てて考えてほしいのです。

・心がときめくモノだけに囲まれた生活をイメージしてください。それこそ、あなたが手に入れたかった、理想の生活ではありませんか?心がときめくモノだけを残す。あとは全部、思い切って捨ててみる。すると、その瞬間から、これまでの人生がリセットされ、新たな人生がスタートするのです。

・モノ別に一気に「残すか、捨てるか」を判断するときは、はじめに難易度の低いモノから始めて、片づけにおける判断力を段階的に身につけていくほうがスムーズに進みます。たとえば洋服は、一般的に希少性が低いため捨てる難易度は低く、一番はじめに手をつけるのに最適。逆に写真や手紙などの思い出品が感情的な価値に加え、希少性が高く、捨てる難易度が高いため、最後に回します。とくに写真の場合、片づけをしている最中に思わぬところ(本や書類の隙間など)からバラバラ出てくるケースが多いため、一番最後に持ってくるのがベストです。つまり、「スムーズに捨てるための、基本の順番」はこう。はじめに衣類、次に本類、書類、小物類、そして最後に思い出品。この順番がベストです。

・「捨てるモノは家族に見せないで」ということ。出たゴミ袋はできるかぎり自分でゴミ捨て場まで持っていき、何をどれくらい捨てたかの詳細はあえて家族に教える必要はありません。とくに両親にはまず見せないことをおすすめします。別に悪いことをしているわけではないので、コソコソする必要は本来ないのですが、子供が捨てるゴミの山を見るのは、親にとってとてつもないストレスになることがあるからです。

・「こっそり捨て片づけ法」はたしかに気づかれないことも多いのですが、それが露呈したときの家族の信頼関係に入るヒビを考えると、あまりにハイリスク。そもそも人として間違っている行為のような気がします。何よりも、家族が片づけられるようにしたいのなら、もっとラクな方法があるのです。つまり、自分のモノを黙々と捨てていくこと。すると、あとを追うように家族が自分からモノを減らしはじめ、片づけをしはじめるようになります。あなたが「片づけてよ!」「こんなに散らかして!」なんて、一言も言わなくていいのです。不思議に思われるかもしれませんが、誰かが片づけはじめると、片づけは連鎖反応を次々と呼んでいくのです。それに、自分のモノを黙々と片づけていると、もう一つおもしろい変化が起こります。少しくらい家族が散らかしていてもまったく気にならなくなるうのです。

・片づけを真剣にしていると、瞑想状態とはいかないまでも、自分と静かに向き合う感覚になっていくことがあります。自分の持ちモノに対して、一つひとつときめくか、どう感じるか、ていねいに向き合っていく作業は、まさにモノを通しての自分との対話だからです。だから、モノを見極める作業の間は、なるべく静かで落ち着ける環境づくりが欠かせません音楽などは一切かけないことが理想です。捨てる勢いをつけるのなら、音楽のリズムより空気感の力を借ります。つまり、早朝の時間帯から始めるのがベスト。朝のさわやかな空気感が思考をクリアにし、体も動きやすく、判断力が冴えるからです。

・一番はじめは衣類から。より効率的に進めるのなら、その中でもざっとカテゴリー別に分けて一気に選んでいくのがおすすめです。大きく分けると衣類のカテゴリーは以下の通り。なぜこの順番が正しいといえるのか。それはもう、片づけに半生を捧げてきた私の経験値としかいいようがありません。
  トップス(シャツ・セーターなど)
 →ボトムス(ズボン・スカートなど)
 →かけるモノ(ジャケット・スーツ・コートなど)
 →靴下類
 →下着類
 →バッグ
 →小物(マフラー・ベルト・帽子など)
 →イベントモノ(浴衣・水着など)
 →靴

・まず、家じゅうのすべての収納から自分の服類を集めてきます。クロゼットの引き出しから、寝室のタンスから、ベッドの下の収納から、「一つ残らず集めること」がポイントです。一通り出そろったかな、というときに私が必ずたずねるのが、「もうこれ以上、家にあなたの洋服はありませんか?」という質問です。そして、こういうのです。「これ以降に出てきた服は、なかったモノとしてあきらめていただきますよ」と。つまり、あとで別の場所から洋服が出てきたとしても、一切受付けずに捨ててしまいますよ、ということ。この自動引き落としのような締め切り制度は、毎回本気でやっています。そうすると、お客様も無条件で捨てられてはたまらないと考え、真剣に思いだそうとします。引き落とされてしまうことは滅多にありませんが、やはりこの時点で思い出されなかったモノは、結局持っていてもときめかないモノなので、私は容赦いたしません。ちなみに洗濯中のものはセーフです。

・洋服の収納法は2種類あります。ハンガーを使ってさっとポールにひっかけていくだけの「かける収納」と、一つひとつたたんで引き出しなどに並べてしまう「たたむ収納」、こう書くと、どうしてもお手軽な「かける収納」に惹かれてしまう気持ちもわかりますが、私が断然おすすめするのは、「たたむ収納」を中心としたしまい方です。まず、収納力の問題からいって「たたむ収納」と「かける収納」は比べものになりません。服の厚みにもよりますが、たとえば10着分の洋服をかけるスペースがあった場合、それらを正しくたためば、20着か40着分を収納することができます。たたむ効果はそれだけではありません。じつは洋服をったむことの本当の価値は、自分の手を使って洋服に触ってあげることで、洋服にエネルギーを注ぐことにあるのです。

・この際、衣替えはしないと決めてしまいましょう。つまり、オンシーズンの服もオフシーズンの服もふだんからいつでも使える状態にして、引き出しの入れ替えなどは一切しないことにするのです。

・モノを残すか捨てるか選ぶときは、収納からいったん出して、起こしてあげること。はじめから床に積んであった本たちでさえ、少しでも場所をズラしたり、あえてもう一度積みなおしたりしたほうが、断然選びやすくなります。

・本の場合も、読み返すかどうかとか、身についたかどうかとは一切考えず、一冊ずつ手にとって、ときめくかどうかだけで判断してください。手にとって本当にときめく本、本棚に置いてあるのを見るだけで、「この本がここにあるのが幸せだな」と思えるモノだけを残しましょう。

・人に薦められた本であっても、ずっと読もうと思っていた本であっtも、一度読みどきを逃してしまった本は、この際、すっぱりあきらめましょう。買ったそのときは読みたいと思ったのかもしれませんが、結局、読む必要はなかったということを教えてくれたのがその本の役割だったのです。途中まで読んだ本も最後まで読みきる必要はありません。その本の役割は途中まで読むことだったのです。だから、未読の本はすべて捨てる。何年もほったらかしの未読の本よりも、今読みたいとピンときた本を読んだほうが、断然いいはずです。

・結論をいうと、書類は「全捨て」が基本です。こういうとたいてい、ぎょっとした顔をされて驚かれてしまうのですが、書類ほどやっかいなモノはありません。だって、大事に持っていてもまったくときめかないと思いませんか。だから、「今使っている」「しばらく必要である」「ずっととっておく」。この3つに該当しない書類はすべて捨ててしまいましょう。

・大切なのは、過去の思い出ではありません。その過去の経験を経て存在している、今の私たち自身が一番大事だということを、一つひとつのモノと向き合うことを通じて、片づけは私たちに教えてくれます。空間は過去の自分ではなく、未来の自分のために使うべきだと、私は信じています。

・片づけても片づけてもリバウンドが起きてしまう大きな原因は、そもそもモノの定位置が明確に決まっていないことにあるのです。逆にいうと、あらゆるモノの定位置さえ決まれば、使ったとは定位置に戻すだけで、片づいたおうちをキープできるようになります。そもそも定位置がなければ、いったいどこに戻すというのでしょうか。定位置を決める。使ったあとは定位置に戻す。これこそが収納を考えるうえでの大前提なのです。

・まとめると、バッグの一番正しい収納法はこう。まず、素材や大きさ、使用頻度が近いバッグを組み合わせて入れ子にします。取っ手はすべて外に出した状態で、バッグを購入したときの袋にしまいます(袋がなければ省略してオーケー)。これらをクロゼットや押し入れに、すべて見えるような状態で並べてしまいます。クロゼットなら上段、押し入れなら天袋に、本を並べるみたいにバッグを立てて並べます。

・どちらにしろ、お風呂で使っているモノは、使用後に水気を拭かなければなりません。だったら、シャンプーでも何でも、毎回使ったあとに使用済みのバスタオルでキュッと水気を拭いて、浴室の外の収納場所に収めてしまいましょう。一見毎回の手間が面倒に思えるかもしれませんが、やってみるとこちらのほうあ断然、ラクです。浴室掃除もさっとできて、水アカもたまらないし、ラックの手入れの手間もいりません。キッチンのシンクまわりも同様です。なんとなく、キッチン洗剤やスポンジをシンクまわりに置きっぱなしにしていません。私の場合は、これもシンク下の収納に収めてしまいます。コツは、スポンジを完全に乾かすこと。

・ちなみに、服を捨てるとお腹がスッキリして、本や書類を捨てると頭が軽くなって、化粧品などコスメ関係を減らして洗面所など水まわりがスッキリするとお肌がツルンとなる、というのがこれまでの経験から見た傾向です。科学的な根拠はありませんが、なんとなく、捨てたモノと同じような箇所が反応しているのもおもしろいですよね。お部屋がきれいになったついでに自分自身もきれいになれて、ダイエット効果も期待できるお片づけ。またく、どこまですばらしいのかしら。

<目次>

はじめに
第1章 片づけても、片づけても、片づかないものはなぜ?
 片づけを習ったことがないから、片づけられない
 「一気に片づけるとリバウンドする」にだまされないで!
 「毎日少しずつの片づけ習慣」では一生片づかない
 「完璧を目指さない」の大いなる落とし穴
 片づけはじめたそのときから、人は人生のリセットを迫られる
 収納が得意な人ほど、モノをためる人になる
 「場所別」はダメ、「モノ別」に片づけよう
 性格別に片づけ法を変えても意味はない
 片づけは祭りであって、毎日するものではない
第2章 まずは「捨てる」を終わらせる
 一気に、短期に、完璧に、まずは「捨てる」を終わらせる
 モノを捨てる前に「理想の暮らし」を考える
 触った瞬間に「ときめき」を感じるかどうかで判断する
 同じカテゴリーのモノは、まとめて一気に判断すること
 「思い出品」から手をつけると必ず失敗する
 捨てるモノを家族に見せてはいけない
 家族にイライラするときは、自分の部屋に原因がある
 自分がいらないものを家族にあげるのはやめる
 片づけとは「モノを通して自分と対話する作業」である
 捨てられないと思ったときの対処法
第3章 「モノ別」に片づけるとこんなにうまくいく
 片づけの順番 「モノ別」に必ず正しい順番で片づける
 衣類 家にあるすべての服をまず床に並べる
 部屋着 「捨てるものはもったいないから部屋着にします」は禁句
 衣類の収納 「たたむ収納術」で収納スペースの問題は解決できる
 服のたたみ方 ピタリと決まる、一番正しいたたみ方
 衣類の並べ方 クロゼットの中にときめき感を仕込む裏ワザ
 靴下類の収納 靴下もストッキングも結んではいけない
 衣替え 季節が変わっても衣替えをしない収納法
 本の片づけ方 すべての本を床に全部並べてみる
 未読の本 いつか読むつもりの「いつか」は永遠に来ない
 残すべき本 「伝道入り」の本は迷わず手元に残す
 書類整理 「書類は全捨てが基本」でまったく問題なし
 書類あれこれ やっかいな書類はこうして片づける
 小物類 「なんとなく」ではなく、「ときめくモノ」だけを残す
 小銭 合言葉は「小銭を見たら、財布にイン!」
 小物類あれこれ なんとなく置いてある「捨てるべきモノたち」
 思い出品 実家を思い出品の避難場所にしてはいけない
 写真 過去の思い出よりも今の自分を大切にしよう
 私は見た!信じられない「大量のストック」あれこれ
 「適正量のカチッとポイント」がくるまで減らしつづける
 感情を信じて行動すると、すべてがうまくいく
第4章 人生がキラキラ輝く「ときめき収納レッスン」 
 家にある「あらゆるモノの定位置」を決める
 モノを捨てる前に「収納のワザ」に走ってはいけない
 収納は「限界までシンプル」にする
 収納場所は「分散」させない
 「行動動線」と「使用頻度」は無視してもオーケー
 積んではダメ、基本は「立てて収納」する
 「市販の収納グッズ」は使う必要なし
 バッグは「バッグの中」に収納すると便利!
 バッグは「毎日、空」にする
 部屋の一角を占領する大物は全部「押し入れ」に入れる
 「浴室」と「キッチンのシンク」には何も置かない
 本棚の一番上の段を「マイ神棚」にする
 「見られたくないモノ」はクロゼットの中に飾る
 衣類を買ったらすぐにパッケージから出し、タグをはずす
 包装シールがつくりだす「情報の多さ」を侮ってはいけない
 大切にすればするほど、モノは「あなたの味方」になる
第5章 人生がドラマチックに変わる片づけの魔法
 部屋を片づけると、なぜかやりたいことが見つかる
 人生をドラマチックに変える「片づけの魔法」効果
 「片づけの魔法」で生きていく自信が生まれた
 それは「過去に対する執着」か、「未来に対する不安」か?
 「モノがなくてもなんとかなる」と思えるようになる
 おうちにあいさつ、してますか?
 あなたの持ちモノは、あなたの役に立ちたいと思っている
 お部屋と体はつながっている
 「片づけると運気が上がる」は本当か?
 「本当に大切なモノ」の見分け方
 ときめくモノに囲まれた生活を送ると幸せになれる
 本当の人生は「片づけたあと」に始まる
おわりに


面白かった本まとめ(2011年下半期)

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