インドの北部アグラにあるタージ・マハルへHISのツアーで行って来ました!
もちろん愛用している旅行ガイドブックタビトモ デリー・アグラ・ジャイプル インドにもたっぷり掲載されていました♪
↑タージ・マハル
タージ・マハルは、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石の墓廟で、1632年に着工し毎日2万人が働き1653年に竣工したインド・イスラーム文化の代表的建築とのことです♪
臣下討伐に皇帝に付き従っていた皇帝の妻ムムターズ・マハルは、遠征先のブルハーンプルで産褥病のため、1631年6月7日に36歳で死亡したようです。
二人は1612年に結婚し、それまでに14人の子どもを授かったとは凄いです。
その彼女の遺言は以下の3つだったとのことで、その2番目の遺言を果たしてタージマハールを造ったようです。
確かにこれは後世に残りますね♪
二人の愛の深さを感じます。
1.夫は再婚しないこと
2.後生に残る墓を造ること
3.息子を皇帝にすること
タージ・マハルの名前の由来は不確定ながら、王妃ムムターズ・マハルのムムが消え、ターズがインド風発音のタージになったようです。
ムムターズ・マハルはペルシャ語で「宮殿の光」、「宮廷の選ばれし者」を意味する言葉であり、第4代皇帝ジャハーンギールから授けられた称号とのことです。
イスラム教国でもありますし、当時のペルシャとのつながりを感じますね♪
タージ・マハルを言葉どおりに訳せば「王冠宮殿」もしくは「宮殿の王冠」という意味になるようです。
なお、1983年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、2007年に新・世界七不思議に選出され、年間700万人もの観光客が訪れるようです♪
さて、当日はデリーのホテルから朝6:30と早朝に出発してアグラに向かいます♪
というのはデリーからアグラまで高速道路で4時間ほどかかるためです♪
その高速道路は5年前にできたとのことで、それまでは車で片道7時間かかっていたようです♪
その高速道路では、ずっと辺り一面小麦畑で山がまったくない平地で、この穀倉地帯があれば確かにデリー2200万人の人口を賄うことができるなと実感しました♪
所々煙突があるのはレンガを焼いているとのことで、住宅供給も賄われているようです。
↑レンガ工場の煙突や麦畑
蛇足ながら、1頭だけですが高速道路のど真ん中で騎乗した馬が全力疾走していたのには驚きましたし、3人乗りバイクはよく走り、またパーキングエリアが少ないので立ちションしている男性がちらほら見えましたね(^_^;)
女性は大変だと思います。
そして4時間かけてようやくタージマハルに到着して車を降りて、そして電気自動車に乗って入場口へ進みます♪
↑電気自動車
なお白い大理石のタージマハルへの黒い排気ガスの影響を考慮し、周辺1km以内のガソリン車等の立ち入りは禁止されているようです。
従って電気自動車で乗り入れるようです♪
ガイドさんがチケットを購入し入場します♪
入場料は1000ルピーと結構高額ですが、インド人料金は20インドルピーと低額に据え置かれているようです。
↑チケット売り場
結構持ち込めないものが多く、食べ物やタバコだけでなく、本やもちろんドローンも持込禁止です(^_^;)
↑持込禁止一覧
そしてボディチェック等を厳しく受けてようやく中へ入れます♪
そしてメインゲートから入っていきます♪
↑メインゲート
メインゲートの上には白い鍾乳石の型体が11個ありますが、これは表と裏に2つあり、併せて22個となり、これは22年かけてタージマハルが造られたことを表しているとのことです♪
ナルホド!
またメインゲートの装飾なども美しい♪
↑メインゲートの装飾
↑メインゲートの装飾
そしてメインゲートをくぐると美しいタージマハルが見えました♪
白い大理石が想像以上に美しい♪
そしてデカイ!
しばし呆然と鑑賞♪
そして、みんなやっているのでお約束のタージマハルの先端をつまむ記念写真も撮ります♪
↑タージマハル
タージ・マハルは南北560m、東西303mの長方形の敷地にあり南端の約1/4部分は前庭があります。
その前庭の北にあるメインゲートと廟堂を挟み広がる庭園は一辺296mの正方形であり、水路と遊歩道によって東西南北それぞれに2等分され、さらにそれぞれが4つの正方形で区分されています。
その北には敷地の約1/4を占める基壇の上に、廟堂を中心に西側にイスラム教の祭壇のモスク、東側には当時の偉い方が泊まった集会場があります。
↑モスク
↑集会場
このタージマハルの建材はインド中から1,000頭以上もの象で運ばれてきたといわれ、大理石はラージャスターン地方のジャイプル産とのことです。
赤砂石はファテープル・シークリーの石切り場から運ばれ、翡翠や水晶は中国から、トルコ石はチベットから、サファイアや瑠璃はスリランカから、カンラン石はエジプトから、珊瑚や真珠貝はアラビアから、ダイヤモンドはブンデルカンドから、アメジストや瑪瑙はペルシャから集められ、碧玉はパンジャーブ地方から、ラピスラズリはアフガニスタンから、カーネリアン(紅玉髄)はアラビアから取り寄せられたようで、全体で28種類もの宝石・宝玉が嵌め込まれていたようです♪
凄いですね♪
そしていよいよ、霊廟に入ります♪
あらかじめ渡された白いカバーを靴に装着します♪
白い大理石を汚さないためのようです。
↑白いカバーを靴に装着
それにしてもタージマハルは白くて美しい♪
↑タージマハルに近づく
周りの4つの塔の「ミナレット」も美しい♪
ミナレットとは礼拝告知用の塔とのことです。
↑ミナレット
近くで見てもタージマハルの壁が美しいです♪
↑タージマハルの壁
↑タージマハルの壁
↑タージマハルの壁
そしてタージマハルの中に入りますが、そこは撮影禁止で、中にいる警備員が厳しくチェックしていましたね♪
中には中央寄りに皇帝婦人の墓があり、その隣に寄り添うように少し大きな皇帝の墓がありました♪
なお、本物の遺体が入ったお墓はこの地下にあるようです(^_^;)
警備員が親切にもライトでその壁にライトを照らして透かし、これは本物の大理石ということを教えてくれ、また名前を訊かれるので答えると、大声でその名前を叫んでくれ、名前が廟の中でこだまされました(^_^;)
ちゃっかりチップを要求されましたけどね(^_^;)
そして廟堂の裏を見ると、大きなヤムナー川が流れていました♪
広大で美しい♪
↑ヤムナー川
↑ヤムナー川
タージマハルの建設場所は、ヤムナー川はアグラ城塞のある場所で湾曲し、同じく河川が曲がったこの場所に建設すれば建物の姿が川面に映りシンメトリーの視覚効果が得られると計算されてこの場所が選ばれたようです♪。
また河川が曲がる外側は、強固な地盤が期待できたということもあるようです。
月夜に美しそうです♪
タージマハルの裏側やミナレットも綺麗でした♪
↑タージマハルの裏側
↑タージマハル裏側のミナレット
そして集会場も近くで見ると美しい♪
↑集会場
また、斜め45度方向からタージマハルを見ますがこれも美しい♪
↑斜め45度方向からタージマハル
↑斜め45度方向からタージマハル
それから帰り道には音楽館も見えました♪
↑東の音楽館
↑西の音楽館
それから建物の中を通って帰りますが、そこから見るタージマハルや、その建物自体も美しい♪
↑建物の中からのタージマハル
↑建物
↑建物
タージマハルは、とても大きく白く美しく素晴らしく、とてもオススメです♪
なおタージ・マハルはイスラム教徒の精神的中心として構想され建てられたようです。
聖者信仰はイスラムにもヒンドゥーにも見られ、その墓所は霊力が宿るという考えはムガル王朝期のインドでは強かったようです。
ムムターズ・マハルを聖者とみなす根底には、イスラム社会が女性に夫への愛と子を生むことを求め、産褥による死は男性が聖戦で死す事と同義とみなす母性信仰があり、生涯で14人の子を産み36歳で死んだ彼女は殉教した聖者になるに充分だったようです。
この意義に叶うため、タージ・マハルは巡礼者を受け入れる施設も完備していたようです。具体的には訪問中にメッカへ礼拝するためのモスク、食事や宿泊のための集会所、巡礼者の車場置き場、そして外部の市場などです。
タージ・マハルが完成した時に、その美しさにシャー・ジャハーンが詠んだ詩には、ここが罪を負う者が悔恨し、罪行から自由になり、許され清められる典雅な高殿であり、神の光とともにあると述べられているようです。
お勧めなお話(2017年下半期)
<今日の独り言>
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↑タージ・マハル
タージ・マハルは、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石の墓廟で、1632年に着工し毎日2万人が働き1653年に竣工したインド・イスラーム文化の代表的建築とのことです♪
臣下討伐に皇帝に付き従っていた皇帝の妻ムムターズ・マハルは、遠征先のブルハーンプルで産褥病のため、1631年6月7日に36歳で死亡したようです。
二人は1612年に結婚し、それまでに14人の子どもを授かったとは凄いです。
その彼女の遺言は以下の3つだったとのことで、その2番目の遺言を果たしてタージマハールを造ったようです。
確かにこれは後世に残りますね♪
二人の愛の深さを感じます。
1.夫は再婚しないこと
2.後生に残る墓を造ること
3.息子を皇帝にすること
タージ・マハルの名前の由来は不確定ながら、王妃ムムターズ・マハルのムムが消え、ターズがインド風発音のタージになったようです。
ムムターズ・マハルはペルシャ語で「宮殿の光」、「宮廷の選ばれし者」を意味する言葉であり、第4代皇帝ジャハーンギールから授けられた称号とのことです。
イスラム教国でもありますし、当時のペルシャとのつながりを感じますね♪
タージ・マハルを言葉どおりに訳せば「王冠宮殿」もしくは「宮殿の王冠」という意味になるようです。
なお、1983年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、2007年に新・世界七不思議に選出され、年間700万人もの観光客が訪れるようです♪
さて、当日はデリーのホテルから朝6:30と早朝に出発してアグラに向かいます♪
というのはデリーからアグラまで高速道路で4時間ほどかかるためです♪
その高速道路は5年前にできたとのことで、それまでは車で片道7時間かかっていたようです♪
その高速道路では、ずっと辺り一面小麦畑で山がまったくない平地で、この穀倉地帯があれば確かにデリー2200万人の人口を賄うことができるなと実感しました♪
所々煙突があるのはレンガを焼いているとのことで、住宅供給も賄われているようです。
↑レンガ工場の煙突や麦畑
蛇足ながら、1頭だけですが高速道路のど真ん中で騎乗した馬が全力疾走していたのには驚きましたし、3人乗りバイクはよく走り、またパーキングエリアが少ないので立ちションしている男性がちらほら見えましたね(^_^;)
女性は大変だと思います。
そして4時間かけてようやくタージマハルに到着して車を降りて、そして電気自動車に乗って入場口へ進みます♪
↑電気自動車
なお白い大理石のタージマハルへの黒い排気ガスの影響を考慮し、周辺1km以内のガソリン車等の立ち入りは禁止されているようです。
従って電気自動車で乗り入れるようです♪
ガイドさんがチケットを購入し入場します♪
入場料は1000ルピーと結構高額ですが、インド人料金は20インドルピーと低額に据え置かれているようです。
↑チケット売り場
結構持ち込めないものが多く、食べ物やタバコだけでなく、本やもちろんドローンも持込禁止です(^_^;)
↑持込禁止一覧
そしてボディチェック等を厳しく受けてようやく中へ入れます♪
そしてメインゲートから入っていきます♪
↑メインゲート
メインゲートの上には白い鍾乳石の型体が11個ありますが、これは表と裏に2つあり、併せて22個となり、これは22年かけてタージマハルが造られたことを表しているとのことです♪
ナルホド!
またメインゲートの装飾なども美しい♪
↑メインゲートの装飾
↑メインゲートの装飾
そしてメインゲートをくぐると美しいタージマハルが見えました♪
白い大理石が想像以上に美しい♪
そしてデカイ!
しばし呆然と鑑賞♪
そして、みんなやっているのでお約束のタージマハルの先端をつまむ記念写真も撮ります♪
↑タージマハル
タージ・マハルは南北560m、東西303mの長方形の敷地にあり南端の約1/4部分は前庭があります。
その前庭の北にあるメインゲートと廟堂を挟み広がる庭園は一辺296mの正方形であり、水路と遊歩道によって東西南北それぞれに2等分され、さらにそれぞれが4つの正方形で区分されています。
その北には敷地の約1/4を占める基壇の上に、廟堂を中心に西側にイスラム教の祭壇のモスク、東側には当時の偉い方が泊まった集会場があります。
↑モスク
↑集会場
このタージマハルの建材はインド中から1,000頭以上もの象で運ばれてきたといわれ、大理石はラージャスターン地方のジャイプル産とのことです。
赤砂石はファテープル・シークリーの石切り場から運ばれ、翡翠や水晶は中国から、トルコ石はチベットから、サファイアや瑠璃はスリランカから、カンラン石はエジプトから、珊瑚や真珠貝はアラビアから、ダイヤモンドはブンデルカンドから、アメジストや瑪瑙はペルシャから集められ、碧玉はパンジャーブ地方から、ラピスラズリはアフガニスタンから、カーネリアン(紅玉髄)はアラビアから取り寄せられたようで、全体で28種類もの宝石・宝玉が嵌め込まれていたようです♪
凄いですね♪
そしていよいよ、霊廟に入ります♪
あらかじめ渡された白いカバーを靴に装着します♪
白い大理石を汚さないためのようです。
↑白いカバーを靴に装着
それにしてもタージマハルは白くて美しい♪
↑タージマハルに近づく
周りの4つの塔の「ミナレット」も美しい♪
ミナレットとは礼拝告知用の塔とのことです。
↑ミナレット
近くで見てもタージマハルの壁が美しいです♪
↑タージマハルの壁
↑タージマハルの壁
↑タージマハルの壁
そしてタージマハルの中に入りますが、そこは撮影禁止で、中にいる警備員が厳しくチェックしていましたね♪
中には中央寄りに皇帝婦人の墓があり、その隣に寄り添うように少し大きな皇帝の墓がありました♪
なお、本物の遺体が入ったお墓はこの地下にあるようです(^_^;)
警備員が親切にもライトでその壁にライトを照らして透かし、これは本物の大理石ということを教えてくれ、また名前を訊かれるので答えると、大声でその名前を叫んでくれ、名前が廟の中でこだまされました(^_^;)
ちゃっかりチップを要求されましたけどね(^_^;)
そして廟堂の裏を見ると、大きなヤムナー川が流れていました♪
広大で美しい♪
↑ヤムナー川
↑ヤムナー川
タージマハルの建設場所は、ヤムナー川はアグラ城塞のある場所で湾曲し、同じく河川が曲がったこの場所に建設すれば建物の姿が川面に映りシンメトリーの視覚効果が得られると計算されてこの場所が選ばれたようです♪。
また河川が曲がる外側は、強固な地盤が期待できたということもあるようです。
月夜に美しそうです♪
タージマハルの裏側やミナレットも綺麗でした♪
↑タージマハルの裏側
↑タージマハル裏側のミナレット
そして集会場も近くで見ると美しい♪
↑集会場
また、斜め45度方向からタージマハルを見ますがこれも美しい♪
↑斜め45度方向からタージマハル
↑斜め45度方向からタージマハル
それから帰り道には音楽館も見えました♪
↑東の音楽館
↑西の音楽館
それから建物の中を通って帰りますが、そこから見るタージマハルや、その建物自体も美しい♪
↑建物の中からのタージマハル
↑建物
↑建物
タージマハルは、とても大きく白く美しく素晴らしく、とてもオススメです♪
なおタージ・マハルはイスラム教徒の精神的中心として構想され建てられたようです。
聖者信仰はイスラムにもヒンドゥーにも見られ、その墓所は霊力が宿るという考えはムガル王朝期のインドでは強かったようです。
ムムターズ・マハルを聖者とみなす根底には、イスラム社会が女性に夫への愛と子を生むことを求め、産褥による死は男性が聖戦で死す事と同義とみなす母性信仰があり、生涯で14人の子を産み36歳で死んだ彼女は殉教した聖者になるに充分だったようです。
この意義に叶うため、タージ・マハルは巡礼者を受け入れる施設も完備していたようです。具体的には訪問中にメッカへ礼拝するためのモスク、食事や宿泊のための集会所、巡礼者の車場置き場、そして外部の市場などです。
タージ・マハルが完成した時に、その美しさにシャー・ジャハーンが詠んだ詩には、ここが罪を負う者が悔恨し、罪行から自由になり、許され清められる典雅な高殿であり、神の光とともにあると述べられているようです。
お勧めなお話(2017年下半期)
<今日の独り言>
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