鹿児島県の薩摩半島(鹿児島県の西側の半島)最南端の長崎鼻へ土曜の9:30頃に車で行って来ました♪
長崎県ではないのに、どうして長崎鼻?と思いましたが、「長く先(崎)が伸びた鼻」のため長崎鼻のようです。
鼻というのは岬の基部が末広がりとなった三角形状の地形のことを言うようです。
その長崎鼻の手前約500m?でスクーターのおっちゃんに止まるように言われたのには驚きましたが、3台分の車を先導してくれ、長崎鼻近くの奥の駐車場に案内してくれました。
そのお店で買い物をして頂くためのパフォーマンスのようですね。
車を駐車して、5分も歩かないうちに赤いまさしく龍宮城のような龍宮神社へ到着しました♪
↑龍宮神社
↑龍宮神社等の解説
ここは浦島太郎が龍宮へ旅立った岬とのことで、龍宮神社は古事記、日本書紀にある豊玉姫(乙姫様)を祀っているとのことでした。
↑龍宮神社
↑正面
乙姫様と天照大御神等との分かりやすい関係図があるのも秀逸でしたね。
↑関係図
↑龍宮神社と長崎鼻の説明
また、浦島太郎はいじめられた亀を助けると、その亀は浦島太郎を龍宮城へ案内してくれますが、この地の砂浜にはたくさんのウミガメが産卵のために上陸するようです。
岬の白い灯台を目指して歩くと、右側には標高924mの美しい富士山のような開聞岳がそびえ立っていましたね♪
これは素晴らしい景色です♪
↑開聞岳
↑灯台方面
すると、道路の右側に浦島太郎と亀の石像がありましたね。
↑浦島太郎と亀の石像
男性は左側から2回、女性は右側から2回まわって亀を撫でると、願い事がかなうようです。
そして灯台へ到着すると、その先には遠くに大隅半島が見えました♪
↑大隅半島
また開聞岳も美しく見えます♪
↑開聞岳
それから昭和14年に高松宮殿下が訪れた石碑もありましたね。
↑高松宮殿下が訪れた石碑
↑灯台
また長崎鼻の説明板があり、天気が良ければ右側から以下の順で見えるようです♪
・開聞岳
・黒島
・硫黄島
・竹島
・屋久島
・佐多岬(本土最南端(大隅半島))
↑長崎鼻の説明板
↑黒島方面
↑佐多岬方面
↑大隅半島
現在のこの薩摩長崎鼻灯台は、昭和32年(1957年)に完成したようです。
約22km先から見える3,700カンデラの光の強さをもつようです。
↑灯台
↑灯台の説明
それからここはソテツ自生地でもありましたね。
↑ソテツ自生
ソテツは熱帯夜亜熱帯に生息するもので、日本における「ソテツ自生の北限地」となっているため、国の特別天然記念物に指定されています。
↑ソテツ自生地の説明
鹿児島県指宿市の長崎鼻は薩摩半島最南端で、竜宮伝説の龍宮神社があり、またそこから開聞岳が美しく見え、そして大隅半島の佐多岬方面も美しく、ソテツも自生しとてもオススメです!