伊勢神宮の外宮や内宮を参拝等した翌日に、伊勢市駅8:15発の鳥羽行きのJR参宮線に乗って、8:24に二見浦駅に到着し、そこから歩いて夫婦岩(めおといわ)参道や二見浦(ふたみがうら)の散策を楽しみ、夫婦岩まで行ってきました♪
今回のブログでは二見浦までを紹介し、次回夫婦岩について紹介したいと思います。
↑二見浦駅からの参道
この日は平日だったので、伊勢市駅からの2両編成のJR参宮線の電車の中は通学の高校生に占拠されていましたね(^_^;)
ただ2人で席に座れました♪
↑JR参宮線の電車
9分ほどで二見浦駅に到着すると、駅前には白い大きな鳥居があり、さすが駅前は参道ということが分かります♪
古くは伊勢神宮の参拝前に、心身を清めるみそぎがこの二見浦で行われていたようで、伊勢神宮の旅篭町として二見は発展してきて、昭和初期はかなりの賑わいを見せていたようです♪
修学旅行生もここに泊まっていたようです。
駅前には地図がありましたね♪
↑地図
↑地図
確かに旅館や民宿がたくさんあります♪
まず参道を海に向かって歩くと、左側に旭家 酒素饅頭製造本舗がありました♪
創業は大正2年で、今年で107年とは凄い老舗ですね♪
確かにお店の建物はかなり古そうです♪
↑旭家 酒素饅頭製造本舗
このお店は8時から開いているので、すぐにその酒素饅頭90円を頂くことが出来ました♪
(他のウァン本店の手作り豚まんのお店や御福餅本家は開店が9時で、それらには行けず残念でした)
頂いたお饅頭は温かいのには驚き、柔らかくこれは絶品でとても美味しかったですね♪
椛をお酒や酒粕も使用せず自然発酵させて作った薄皮で、北海道士幌産極上新小豆100%使用の自家製粒あんを包んだものとのことです♪
これは美味しくてとてもオススメです!
↑酒素饅頭
そして夫婦岩参道が、直角に右に曲がるので、曲がらずにそのまま真っ直ぐ海に向かってみました♪
すると「伊勢志摩公立公園 名勝 二見浦」の木の看板があり、その隣には、西行法師の歌碑がありました♪
西行法師は平安末期に諸国遍歴しましたが、晩年の数年間はこの二見の安養山に庵を結んだとのことです。当時から良い場所だったんですね。
この歌は、こよなく愛した二見の海辺の松にかかる霞を見て、春の到来を喜んだようです
↑名勝 二見浦
実は二見の語源は、倭姫命がこの地を巡行した際に、あまりの美しさに2度振り返ったことから「二見」と呼ばれているようで、平成18年7月28日に国指定文化財「名勝」に指定されたとのことです。
当時から名勝なんですね。
さっそく海岸に行くと、金属のフェンスがあり海に近づくことはできませんでしたが、青い空と青い海がとても綺麗で、そして水平線には愛知県側も見えていましたね♪
これは確かに素晴らしい景色です!
感動しました!
さすが名勝ですね!
↑名勝 二見浦
しばらく海を見て、一旦、夫婦岩参道に戻りますが、あたりは時代を感じる古い旅館が多かったですね♪
さすが客室からは綺麗な海が見えるようになっていました♪
↑海側からの旅館
そして夫婦岩参道を歩いていると、五十鈴勢語庵がありました♪
↑五十鈴勢語庵
このお店もかなり時代を感じる建物で、2階の窓の感じは江戸時代を感じます。
お店に入ると大正時代から昭和初期の時代の写真もあり興味深かったですね♪
当時は神都電車の鉄橋もあったようです。
↑当時の写真
このお店は、塩ようかんが有名で、厳選された上質の小豆に「伊勢二見岩戸の塩」を加え煉り上げた特製ようかんとのことで、確かにこれが金粉も軽く振られて美しく、そして上質でかなり美味しかったですね♪
熱い緑茶と共に火鉢の前で美味しく頂きました♪
あまりにも美味しかったので、お土産にようかん1本777円を購入しました♪
↑塩ようかん
↑塩ようかんの説明
それから二見は二見蛙(ふたみがえる)も有名なようで、その小さな置物も頂けたのはとても嬉しかったですね♪
↑二見蛙とその説明
二見蛙は二見輿玉神社の縁起物として昔から愛好されていたもので、蛙は吸い込む習性があり、幸福を招き入れるという信仰を生み、また必ず元の地に「帰る」ことから参拝者が旅行の安全・交通安全「無事帰る」の願いから蛙の信仰が出たようです。
当時の歩きの旅行は行き倒れもあり大変だったですからね。
そして、再び海の所へ行くと、海岸へ行くことができました♪
改めて素晴らしい景色です♪
↑二見浦
なお二見浦海水浴場は明治15年(1882年)に開設された全国海水浴場の第一号「海水浴発祥の地」と言われていて、白砂青松のこの海岸は「日本の渚100選」にも選ばれています。
さすがの景色でしたね♪
↑海岸
↑夫婦岩方面
↑夫婦岩と反対の海岸
せっかくなので誰もいない海岸で波と遊んだり、綺麗な貝殻を拾ったりして楽しみましたね♪
↑水際
たまに大きな波が来て慌てます(^_^;)
それにしても快晴でとても気持ち良かったです♪
良い思い出となりました♪
↑水際
そして夫婦岩方面に近づき、海方面で展望できる場所もあり、景色を眺めて、そして記念撮影をして楽しみました♪
↑展望できる場所
↑夫婦岩方面
夫婦岩が遠くに見えましたが、男岩は高さ9m、女岩は高さ4m、注連縄の長さは35mもあるようです♪
二見浦の海岸はさすが名勝で美しく、また夫婦岩参道は旅館街で美味しいお店もあって楽しめとてもオススメです!
今回は行けなかったのですが、近くにある国の重要文化財に指定されている賓日館へ行って、二見の歴史や文化を学びたいと思います♪
次回は夫婦岩について紹介したいと思います♪
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