ことりっぷ角館・盛岡など各種旅行ガイドブックにも掲載されているため土曜の午前9:20頃に一人で秋田県の角館にある「武家屋敷 石黒家」へ行ってきました♪
場所はJR角館駅から約1.6kmほどで、角館駅西口からまっすぐ800mほど突き当りまで行って右に曲がると、武家屋敷通りとなり、その奥の右側に石黒家があります。
↑石黒家の門
この武家屋敷通りは江戸時代からそのままのようで、当時から道幅が広いのはさすがです♪
↑武家屋敷通り奥から石黒家方面
石黒家は佐竹北家に財務担当として使えた上級武士で、角館に現存する武家屋敷の中で格式が最も高いようです。
現在も末裔が奥の部屋で生活しているとのことでしたね。
↑石黒家の説明
↑石黒家入口
入場料は大人400円税込ですが、大人の休日倶楽部パスを見せると50円割引となりました♪
最初に、邸内の見どころは1組ずつ5分ほど解説して頂けるのは秀逸でしたね♪
↑邸内
庭もあり、大きな高さ35mもあるモミの木は樹齢350年で、火事よけや雪よけになるとはナルホドでした。
↑奥には大きなモミの木
↑モミの木の説明
それから邸内の解説がありますが、上の方には亀の模様に切り取られた木製の飾りがあり、行灯などの光で透けて壁によく見えるようになっているとはさすがでしたね♪
そういう楽しみがあったとはナルホドです♪
↑邸内
↑亀の絵が透けて白い壁にも
それから門からまっすぐの所にある玄関は普段は使わず、身分が高い方や冠婚葬祭の時に使うとはナルホドです!
そういう贅沢な作りなんですね。
↑門から真っすぐの玄関
そして当主の書斎もありました。
後ろには鍵付きの箪笥でしたね。
↑当主の書斎
↑鍵付きタンス
それから囲炉裏がある居間があり、風情がありましたね。
↑囲炉裏
そして上の方には光を取り入れる窓や、物干しの木材がありました。
生活の知恵です。
↑建物の上の方
それから色んな土産物も売っていました♪
↑土産物
そして次の展示室へ向かいます♪
↑次の展示室
箱ぞりがありましたね♪
昭和30年代までは自動車が普及していなかったので除雪はしていなかったようです。
そのため、この箱ぞりを使って、雪上で物品や人を運んでいたとはナルホドです。
角館の冬は積雪が高そうで寒そうですね。
↑箱ぞり
↑箱ぞりの説明
それから展示室はかなり広かったですね♪
明治時代から昭和時代初期までは石黒家は地主だったようで、そのためここは作業場で、米の品質検査をしたり重さを測っていたようです。
↑展示室
↑部屋の説明
そして茅葺屋根の説明もありました。
この石黒家で使用する茅はススキだったようです。
↑茅葺き屋根の説明
↑茅葺き
それから野菜貯蔵庫もありましたね。
厳しい寒さでも凍らないようになっていたようです。
↑野菜貯蔵庫
そして積雪の絵などもありましたね。
↑積雪の絵など
また踏俵があり、これに両足を入れて、新雪を踏みつけて、道づくりをしていたとはナルホドです。
↑踏俵
それから写真を見ると秋は紅葉がかなり素敵なようですね♪
↑秋の紅葉
そして1俵の説明がありました。
1俵=4斗=60kg
1石=10斗=2.5俵=150kg
とのことです。ナルホド!
↑1俵の説明
それから鎧や刀などの展示もありました♪
さすが武家です!
↑鎧などの展示
↑鍔
↑刀
↑絵
↑鎧
そして解体新書があるのには驚きました♪
しかも初版本でしたね。
角館の武士である小田野直武も参加し、解剖図をオランダの解剖書から模写したとのことです。
↑解体新書の説明
↑解体新書
↑解体新書
↑解体新書
↑解体新書
↑解体新書
石黒家は、財政担当だけでなく、学問にも秀でていたようで、特に医学はいざという時の備えとして熱心に取り組み、解体新書だけでなく各種医学書などを揃え、診断や治療、薬の調合なども行っていたようです。
素晴らしいです!
↑石黒家の医学等への取組みの解説
↑解体新書
そのため鍼もありましたね。
↑鍼など
最後に石黒家の説明もありました。
↑石黒家の説明
「武家屋敷 石黒家」は、5分ほどの邸内の見どころ解説があり、そして当時からの道具と解説も豊富で、武家としての展示もあり、それから解体新書も展示され想像以上に江戸時代からのことをよく理解できとてもオススメです!