<月曜はお勧めなおはなし>
房総半島南西側にある「鋸山 日本寺」へ行って来ました!
「鋸山 日本寺」は、約1300年前の神亀2年(725年)6月8日に開山された関東最古の勅願所です。
日本寺は開山当時、七堂十二院百坊を完備する国内有数の規模を誇り、良弁、空海、慈覚といった名僧が留錫(りゅうしゃく)したと記録され、良弁僧正は木彫りの大黒尊天を彫り、弘法大師(空海)は100日間護摩を焚いて石像の大黒尊天を彫り、慈覚大師は仁王門の金剛力士像を作ったと伝えられています。
現在では、「鋸山 日本寺」には、奈良の大仏よりも大きい日本一の大きさを誇る江戸時代に原型が造られた「大仏」(御本尊)や昭和41年に造られた「百尺観音」、1500体もの石仏の「東海千五百羅漢道」があるだけでなく、断崖からの「地獄のぞき」、常陸から駿河まで関東の十国を一望できる「十州一覧台」で景色を楽しむことができます。
どれも、想像以上に感動しましたし、気が良い場所だなぁと嬉しかったですね。
とてもオススメな場所です!
アクセス方法としては、以下の3つがあります。
久里浜・東京湾フェリーの金谷港からも近くなんですね。
船旅も面白いかと思います。
車で安く済ましたい場合は、有料道路やロープウェイを利用しない東口無料駐車場がオススメかと思います。
【フェリー】
久里浜・東京湾フェリー(35分) 金谷港(片道大人720円)→ ロープウェイ(山麓駅 → 鋸山頂展望台(往復900円))
【電車】
JR「東京」駅より内房線「浜金谷」駅(ロープウェイ利用時)、もしくは「保田」駅(表参道から行く場合)下車
【自動車】
館山自動車道(富津金谷もしくは鋸南保田)
・登山自動車道(駐車料金含む有料道路1000円)→山頂駐車場
・登山自動車道(駐車料金含む有料道路1000円)→大仏口駐車場
・鋸山ロープウェー山麓駅駐車場(ロープウェー往復900円(駐車料金含む))
・東口無料駐車場
我々は、車で東口無料駐車場から入りました。
観光バスが停まり、外国人旅行客も多く、驚きましたね。
かなり人気なスポットのようです。
↑東口駐車場
それから階段を上って、東口管理所で拝観料大人600円、小人400円を支払って入ります。
東口管理所には、芸能人の野々村真さんの写真などもありましたね。
そして、その前に「鋸山日本寺」の大きな案内図もありました。
まずは近くの大仏広場へ行き、それから山頂展望台を目指すこととなります。
↑駐車場からの階段
↑案内図
↑東口管理所
大仏前は広場となっているのですが、大仏の巨大さには驚きましたね!
高さが31mもあり日本一の大きさには圧倒されました!
↑日本一の大仏
↑大仏の説明
↑横から見た大仏
この大仏の原型は天明3年(1783年)に3年を費やして完成したとのことですが、江戸時代末期に自然の風食による崩壊があり荒廃していたようです。
昭和44年(1969年)に4年を費やして復元したとのことです。
この大仏は、宇宙全体が蓮華蔵世界たる浄土であることを現したもので、世界平和、万世太平の大象徴とのことです。
確かに蓮の中にあり、周りにも仏様があり、宇宙全体を感じます。
また、東方浄瑠璃世界の教主で、瑠璃光を以て衆生の病苦を救い、病苦を救う医薬の仏様で、左手にあるのは薬壺とのことです。
源頼朝は石橋山の戦いに敗れた後、房州に逃れ再起を図った折にこの日本寺で武運を祈願し、自ら蘇鉄を手植えし、現在も大蘇鉄として境内に残っているようです。
頼朝は鎌倉幕府を開くとすぐに荒廃していた日本寺の全山修工に力を尽くし、養和元年(1181年) 薬師本殿を再建したとのことです。
なお、夏目漱石や正岡子規など文人も数多くこの鋸山を訪れ、彼らの作品に残されているようです。
確かに素晴らしい場所だと思います。
それから、山頂展望台を目指し、ひたすら階段を上ります。
かなり階段が長く大変です。
↑延々と続く階段
途中に手彫り?の二天門(通天閣)があり、凄いと思いましたね。
↑通天閣
そして、ようやく「山頂展望台」に到着し、険しい山肌をよじ登って「地獄のぞき」へ行きます。
↑「地獄のぞき」への険しい山肌
「地獄のぞき」から下をのぞくと、石切り場が広がり、足がすくみます!
高さ100mあるので、結構高い!
↑「地獄のぞき」から下をのぞく
しかも、奥の方からその「地獄のぞき」を見ると、なんと崖から突き出した展望台ではありませんか!
怖ろしい!
でもまあ面白いですね。
↑崖から突き出した「地獄のぞき」
それから、階段を降りて、映画インディジョーンズのような切り立った場所を歩きます。
その先には先ほどの「地獄のぞき」が見えます。
↑映画インディジョーンズのような場所
すると、巨大な百尺観音があって、その大きさにはとても驚きましたね!
石切り場跡に、平面的ではありますが高さ百尺(30.3m)の神秘的?な巨大観音があります。
陸上、会場、空の交通の守り本尊とのことです。
↑百尺観音
それから、西口管理所の方へ歩き、それからまた階段を上ると、「十州一覧台」があります。
「十州」とは、常陸から駿河まで関東の十国を一望できることから、その名が付いた展望台で、ここから筑波山や伊豆半島、富士山も見ることができるようです。
この展望台からは、金谷港が眼下に広がり、遠くには三浦半島が見え、そして「とんび」が飛んでいて、素晴らしい景色でしたね!
金谷港からはフェリーが出航して白波を立て、内房線の電車がゆっくり動いているのをのんびり見るのも、なんだか癒されました。
とても絶景で感動しましたね。
↑十州一覧台からの景色
それから、名工・大野甚五郎が安永8年(1779年)から門弟27名とともに生涯をかけて約21年彫り続けた1553体もの石仏が並ぶ「東海千五百羅漢道」も想像以上に良かったですね。
聖徳太子もあります。
特に「奥の院無漏窟」が素晴らしかったですね。
↑聖徳太子
↑奥の院無漏窟
↑日牌堂
「鋸山 日本寺」は、日本一の大きさの「大仏」や「百尺観音」、1500体もの石仏の「東海千五百羅漢道」、断崖からの「地獄のぞき」、「十州一覧台」で景色を想像以上に楽しめ、とてもオススメです!
お勧めなお話(2013年下半期)
自動車保険を安く!
<今日の独り言>
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房総半島南西側にある「鋸山 日本寺」へ行って来ました!
「鋸山 日本寺」は、約1300年前の神亀2年(725年)6月8日に開山された関東最古の勅願所です。
日本寺は開山当時、七堂十二院百坊を完備する国内有数の規模を誇り、良弁、空海、慈覚といった名僧が留錫(りゅうしゃく)したと記録され、良弁僧正は木彫りの大黒尊天を彫り、弘法大師(空海)は100日間護摩を焚いて石像の大黒尊天を彫り、慈覚大師は仁王門の金剛力士像を作ったと伝えられています。
現在では、「鋸山 日本寺」には、奈良の大仏よりも大きい日本一の大きさを誇る江戸時代に原型が造られた「大仏」(御本尊)や昭和41年に造られた「百尺観音」、1500体もの石仏の「東海千五百羅漢道」があるだけでなく、断崖からの「地獄のぞき」、常陸から駿河まで関東の十国を一望できる「十州一覧台」で景色を楽しむことができます。
どれも、想像以上に感動しましたし、気が良い場所だなぁと嬉しかったですね。
とてもオススメな場所です!
アクセス方法としては、以下の3つがあります。
久里浜・東京湾フェリーの金谷港からも近くなんですね。
船旅も面白いかと思います。
車で安く済ましたい場合は、有料道路やロープウェイを利用しない東口無料駐車場がオススメかと思います。
【フェリー】
久里浜・東京湾フェリー(35分) 金谷港(片道大人720円)→ ロープウェイ(山麓駅 → 鋸山頂展望台(往復900円))
【電車】
JR「東京」駅より内房線「浜金谷」駅(ロープウェイ利用時)、もしくは「保田」駅(表参道から行く場合)下車
【自動車】
館山自動車道(富津金谷もしくは鋸南保田)
・登山自動車道(駐車料金含む有料道路1000円)→山頂駐車場
・登山自動車道(駐車料金含む有料道路1000円)→大仏口駐車場
・鋸山ロープウェー山麓駅駐車場(ロープウェー往復900円(駐車料金含む))
・東口無料駐車場
我々は、車で東口無料駐車場から入りました。
観光バスが停まり、外国人旅行客も多く、驚きましたね。
かなり人気なスポットのようです。
↑東口駐車場
それから階段を上って、東口管理所で拝観料大人600円、小人400円を支払って入ります。
東口管理所には、芸能人の野々村真さんの写真などもありましたね。
そして、その前に「鋸山日本寺」の大きな案内図もありました。
まずは近くの大仏広場へ行き、それから山頂展望台を目指すこととなります。
↑駐車場からの階段
↑案内図
↑東口管理所
大仏前は広場となっているのですが、大仏の巨大さには驚きましたね!
高さが31mもあり日本一の大きさには圧倒されました!
↑日本一の大仏
↑大仏の説明
↑横から見た大仏
この大仏の原型は天明3年(1783年)に3年を費やして完成したとのことですが、江戸時代末期に自然の風食による崩壊があり荒廃していたようです。
昭和44年(1969年)に4年を費やして復元したとのことです。
この大仏は、宇宙全体が蓮華蔵世界たる浄土であることを現したもので、世界平和、万世太平の大象徴とのことです。
確かに蓮の中にあり、周りにも仏様があり、宇宙全体を感じます。
また、東方浄瑠璃世界の教主で、瑠璃光を以て衆生の病苦を救い、病苦を救う医薬の仏様で、左手にあるのは薬壺とのことです。
源頼朝は石橋山の戦いに敗れた後、房州に逃れ再起を図った折にこの日本寺で武運を祈願し、自ら蘇鉄を手植えし、現在も大蘇鉄として境内に残っているようです。
頼朝は鎌倉幕府を開くとすぐに荒廃していた日本寺の全山修工に力を尽くし、養和元年(1181年) 薬師本殿を再建したとのことです。
なお、夏目漱石や正岡子規など文人も数多くこの鋸山を訪れ、彼らの作品に残されているようです。
確かに素晴らしい場所だと思います。
それから、山頂展望台を目指し、ひたすら階段を上ります。
かなり階段が長く大変です。
↑延々と続く階段
途中に手彫り?の二天門(通天閣)があり、凄いと思いましたね。
↑通天閣
そして、ようやく「山頂展望台」に到着し、険しい山肌をよじ登って「地獄のぞき」へ行きます。
↑「地獄のぞき」への険しい山肌
「地獄のぞき」から下をのぞくと、石切り場が広がり、足がすくみます!
高さ100mあるので、結構高い!
↑「地獄のぞき」から下をのぞく
しかも、奥の方からその「地獄のぞき」を見ると、なんと崖から突き出した展望台ではありませんか!
怖ろしい!
でもまあ面白いですね。
↑崖から突き出した「地獄のぞき」
それから、階段を降りて、映画インディジョーンズのような切り立った場所を歩きます。
その先には先ほどの「地獄のぞき」が見えます。
↑映画インディジョーンズのような場所
すると、巨大な百尺観音があって、その大きさにはとても驚きましたね!
石切り場跡に、平面的ではありますが高さ百尺(30.3m)の神秘的?な巨大観音があります。
陸上、会場、空の交通の守り本尊とのことです。
↑百尺観音
それから、西口管理所の方へ歩き、それからまた階段を上ると、「十州一覧台」があります。
「十州」とは、常陸から駿河まで関東の十国を一望できることから、その名が付いた展望台で、ここから筑波山や伊豆半島、富士山も見ることができるようです。
この展望台からは、金谷港が眼下に広がり、遠くには三浦半島が見え、そして「とんび」が飛んでいて、素晴らしい景色でしたね!
金谷港からはフェリーが出航して白波を立て、内房線の電車がゆっくり動いているのをのんびり見るのも、なんだか癒されました。
とても絶景で感動しましたね。
↑十州一覧台からの景色
それから、名工・大野甚五郎が安永8年(1779年)から門弟27名とともに生涯をかけて約21年彫り続けた1553体もの石仏が並ぶ「東海千五百羅漢道」も想像以上に良かったですね。
聖徳太子もあります。
特に「奥の院無漏窟」が素晴らしかったですね。
↑聖徳太子
↑奥の院無漏窟
↑日牌堂
「鋸山 日本寺」は、日本一の大きさの「大仏」や「百尺観音」、1500体もの石仏の「東海千五百羅漢道」、断崖からの「地獄のぞき」、「十州一覧台」で景色を想像以上に楽しめ、とてもオススメです!
お勧めなお話(2013年下半期)
自動車保険を安く!
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