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人道の港 敦賀ムゼウム(福井県 敦賀市)見学はとてもオススメ!

2024年10月28日 01時00分00秒 | イベント・外出

 福井県敦賀市の「人道の港 敦賀ムゼウム」へ平日の12:45頃にJR敦賀駅前で借りた電動レンタサイクルを利用して行って来ました♪

↑建物

 このブログで紹介した金ヶ崎城跡の近くにあります。

 敦賀港は明治から昭和初期にかけて、ヨーロッパとの交通の拠点としての役割を担っていたことから、1920年代には700人以上のポーランド孤児、1940年代には「命のビザ」を携えた6,000人以上のユダヤ難民が上陸した日本の唯一の人道の港です。

 この「敦賀ムゼウム」では、それら数々の苦難を乗り越えて敦賀に降り立ったポーランド孤児と、ユダヤ難民の史実を中心に、分かりやすい展示と、映像が提供されているもので素晴らしかったですね。

 この日も、それら関係者らしき約30人の外国人客も見学に訪れていました。

 この建物も、欧亜国際連絡列車が運行していた大正〜昭和初期にあった建物群(外観)を当時の位置に復元したものとは素晴らしいです。

↑建物の説明

 「人道の港 敦賀ムゼウム」は、開館時間は9:00〜17:00で、大人500円、小学生以下300円でしたね。

↑案内

 原則館内は撮影禁止だったのは残念でしたが、建物前にポーランド孤児やユダヤ難民が上陸した場所や、敦賀駅まで歩いたコース等の説明がありました。

↑上陸地点の解説

↑現在の地図

↑当時の地図

 入館料を支払うと、パンフレットを頂けました♪

↑パンフレット表

↑パンフレット裏

 また館内に入ると、それら敦賀港等や難民に関する本も置かれ、購入することができました。

↑本

 それから無料のコインロッカー(100円玉を入れて荷物を入れ、荷物を取り出す際に100円が戻ってくる)が館内に入って奥の右側あり、荷物を預けて身軽に見学できたのは秀逸でしたね。

「人道の港 敦賀ムゼウム」は、以下の構成となっていました。

<1階>
・シアター(20分毎に約10分間、ポーランド孤児やユダヤ人難民について解説)
・通路横の壁に大陸への玄関「敦賀港」の説明
・ポーランド孤児の説明フロア
・ユダヤ難民の説明フロア

<2階>
・交流コーナー
・映像ライブラリー
・企画展示室(この日は緒方貞子展)

 特に1階の説明フロアは内容が充実し、2階の映像ライブラリーは、孤児や難民本人たちや子孫たちの感謝のメッセージがたくさんかなりの時間紹介され、涙を流さずにはいられませんでしたね。

 なお2階の交流コーナー等は写真撮影可能だったのは良かったです♪

 ポーランドの民族衣装が展示され、ポーランド孤児やユダヤ難民たちや子孫たちのその後、交流の紹介などがありました。

↑ポーランド衣装

↑交流の紹介

 また、イスラエル政府がホロコーストからユダヤ人を救った人々に顕彰する「諸国民の中の正義の人賞」では、2022年1月現在、合計28,217名が受賞していますが、日本人としては杉原千畝氏のみ受賞しているという掲示もありましたね。

↑受賞の解説

 そしてポーランド孤児やユダヤ難民がウラジオストックから乗った船の模型もありましたね。

↑ポーランド孤児が乗船した船の模型

↑ユダヤ難民が乗船した船の模型

 それから特別展は緒方貞子展で、その年表や、緒方貞子氏に関する著書があり、また2024年現在の難民やその救助活動に関する展示があるのは難民にかんする理解を深めることができ良かったです。

↑緒方貞子展

↑ごあいさつ

↑年表

↑フロア

↑著書

↑2024年現在の難民

↑2024年現在の難民救助活動

 福井県敦賀市の「人道の港 敦賀ムゼウム」は、1920年代のポーランド孤児、1940年代のユダヤ難民受け入れについて資料が映像が充実し、改めて平和について考えさせられとてもオススメです! 


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