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新興国への利益依存度が上昇している主な企業

2008年03月01日 01時00分00秒 | 株式
<土曜は株のおはなし>

 日本、北米、欧州以外の新興国への利益依存度が2006年9月中間~2007年9月中間の間に上昇している主な企業は以下の通りとのことです。

 こうした新興国への利益依存の拡大は、2008年3月期通期に向けて一段と強まる見通しのようです。

 代表例は、インフラ整備の需要が急速に拡大する建設機械で、コマツは主力の建設・鉱山機械部門の売上高で、中国・アジア・オセアニア・中近東・アフリカが占める比率が36%と前期比約5ポイント上昇します。

日立建機も住宅投資が減少する米国での落ち込みを、中国やアフリカでカバーしています。

 この傾向は、自動車メーカーにも通じるようです。2007年9月中間期時点で新興国比率が14.7%に上昇したトヨタ自動車は、2007年4~12月期決算ではその比率は16.1%まで上昇したようです。

 ホンダもアジアやブラジルなど新興国での利益依存度が上昇傾向にあり、マツダはオーストラリアでSUVが好調のようです。

 そのほか、ヤマハはピアノやデジタル楽器が新興国で好調で、ユニ・チャームはベビー用紙オムツがアジアで伸びているようです。

 新興国は、開拓余地の大きい魅力的な投資先であると思いますので、今後このような企業へ投資するのも良いかと思います。

株式投資の参考になればと思います。日経ビジネス(2008.2.18)p26から引用しました。

社名         2006年9月中間→2007年9月中間
日東電工      16.0%→34.6%
味の素       14.3%→27.5%
セイコーエプソン 38.6%→50.0%
松下電工     10.5%→18.2%
デンソー      15.5%→22.8%
マツダ        5.1%→12.2%
日本電産      40.4%→47.3%
ホンダ        17.8%→24.6%
ジェイテクト     18.3%→24.4%
トヨタ自動車     8.9%→14.7%
ユニ・チャーム   15.9%→21.5%
ヤマハ        16.0%→21.4%
いすゞ自動車    15.0%→20.3%
三菱マテリアル   11.3%→16.3%
日立建機      21.4%→26.3%
ダイキン工業    19.2%→23.6%
コマツ        14.3%→18.6%
日立化成工業    9.9%→14.2%
松下電器産業    17.7%→21.2%
リコー         11.2%→14.6%

株のお話しまとめ(2007年)
株のお話しまとめ(2006年)


<今日の独り言>
 久し振りに風邪をひきました。頭痛と鼻水とくしゃみがすごいです。熱は出なくてよかったです!

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