喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

ディア・ファミリー

2024-06-16 | 映画・コンサート・ミュージカル・演劇等



久し振りの涙、涙の映画だったな。

自分の子どものためとは言え、
中々出来ることではない。

人工心臓は作ることができず
娘を救うことはできなかったけど、
当時、事故の多い外国製のIABPカテーテルを
日本人の体に合わせて作り、
17万人の命を救ったと。
今もたくさんの命を救っている。

そんなカテーテルが
私が住んでいる近くの工場で
開発、作られていたとは誇りだ。
1970年代のことだから、
まだ住んではいないけどね。

しかし、大泉洋さんって、
「こんな夜更けにバナナかよ」といい、
この映画にしろ、こんな役ピッタリだな。

来年早々に「室町無頼」と言う
時代劇の主演をされるようだけど、
時代劇のイメージないなぁ・・・・・・。



※IABPとは「Intra Aortic Balloon Pumping
(大動脈内バルーンパンピング)の略で、
心臓のポンプ機能が低下した患者を
サポートする補助循環法の一種。

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第24回明治座クラシックコンサート

2024-06-01 | 映画・コンサート・ミュージカル・演劇等

このコンサート、毎年、6月にある。               
今年26年目だそう。                    
その間、明治座の改修で場所が変わったのと、                   
コロナで中止になった2回をのぞいて、              
明治座での開催は今年で24回だそう。

芝居小屋でのオーケストラのコンサートは             
音響効果も期待できず、不利だろうけど、                           
演奏技術がすぐれていたら、関係ないんだと。

ベートーベンの交響曲、指揮も感情がこもって情熱的で、
演奏もとても感動した。

CDが買いたくなった。            
誰の指揮がいいかな、どこの楽団がいいかな。

来年も行くぞー。

 

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52ヘルツのクジラ

2024-03-26 | 映画・コンサート・ミュージカル・演劇等



この映画を見て、
52ヘルツで鳴くクジラに興味がわいて、調べてみた。

1989年に、米海軍が極秘で運用していた
海中探査システムが太平洋で、
正体不明の音源を探知し、分析の結果
クジラの声だと断定されたことから
知られるようになった。

クジラが発する音は「クジラの歌」と呼ばれ
コミュニケーションの手段と考えられているが、
しかし、この52ヘルツ、あまりにも高周波で、
呼び掛けに応える他のクジラの声は過去に
一度も記録されていないのだそう。

つまり、声は出せるけど誰にも聞いてもらえずに
大海原で生きている「孤独なクジラ」と。

このクジラ「52ヘルツのクジラ」とか「52」と
専門家から呼ばれ、
未知の種の最期の一頭か、
突然変異で誕生した新種か、
あるいはシロナガスクジラと何かの雑種なのだろうかと。
声は毎年キャッチされるが、
その姿は一度も確認されていないのだそう。

大型クジラの寿命が60~70年で、
このクジラまだ生きていると。

どんなクジラなのか、興味津々。
見つかってほしいような、欲しくないような・・・・・

DV
、ネグレクト、トランスジェンダー、ヤングケアラーと
重たい問題を抱えた映画だったけど、
いい映画だったなぁ。

2021年本屋大賞の同名の小説の
実写化だそう。
いつか小説読んでみたい。


52ヘルツのクジラの声


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福田村事件

2023-09-19 | 映画・コンサート・ミュージカル・演劇等



1923年9月1日、関東大震災が発生した5日後に
香川から訪れた薬売りの行商団15人の内
幼児や妊婦を含む10人(もうすぐ生まれる胎児を入れ)が
讃岐弁で話していたことで朝鮮人と疑われ
村人によって殺害された事件。

関東大震災のとき朝鮮人に対するデマが
飛び交ったことは知っていたが、
この事件のことは知らなかった。

生存への不安や恐怖にかられたとき、
集団心理に煽られ、人々が暴走する。

怖いなと思った。

倉蔵(渡し守)
「ホントにあの人たちが日本人だったらどうするんだよ!
おめえら、日本人殺すことになんだぞ!」
新助(行商団のリーダー)
「・・・・鮮人なら殺してええんか」

映画のなかのこの台詞が印象に残った。

パンフレットの中で、
美術作家の飯山由貴さんが、
「殺されてもよい人はいない、
忘れられてもよい人はいない」。
このことを当たり前とする社会を、
それを当たり前のこととする文化を、
作れているのだろうかと。

前記の台詞に、
「日本人なのにと」思った自分がいて、
新助の台詞に、「ハッ」とさせられた。

中川五郎「1923年 福田村の虐殺」2022年8月5日 岡山LIVE


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久しぶりの能楽堂

2023-08-22 | 映画・コンサート・ミュージカル・演劇等



があって、能楽堂へ。

名城線の名古屋城駅で下車して、お城の東門から。







ドルフィンズアリーナの横を通って。
久しぶりの能楽堂。

手前に食事と甘味の店ができていて、
能楽堂気づかず通り越してしまった。





お二人の二胡の演奏もさることながら、
お琴の演奏、意表を突くひき方で、
お琴でこんな表現の仕方もできるんだと、驚いた。

ところで、この日は東京で
令和5年度の外務大臣表彰式があり、
日本と中国との文化交流促進の功績で、
張さんも表彰されたのだそう。

おめでとうございます。

東京から急いで戻って来られての
演奏ではなかったかと。
お疲れさまでした。

プログラムにコンサートスケジュールの案内があり、
11月12日(日)の「世界をつなぐ音楽交流」で
東儀秀樹さんがゲストで出演されるようだ。
詳細はまだのようだけど、聴きに行きたいな。
チケット販売になったら、
Tさん、また声かけてね。


追記



鑑真は、長屋王から届いた袈裟に書かれていた
掛け軸の「山川異域 風月同天 (寄諸仏子 共結来縁)」の
四句に感動し渡日を決意。
命をかけ6度目の渡航で日本にたどり着き、
いろいろな恩恵をもたらした。

コロナ禍の日中両国が互いに贈りあった支援物資にも
「山川異域 風月同天」の文字が添えられていたそう。
張さん作曲の「風月同天」という曲も演奏され、
同じ天の下、心を通わせ縁を結び、
友に手を携えて、この危機を乗り越えたい。
「風月同天」の心が新しい時代も続きますようにと
曲目の解説に。












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