ミステリーツアーの2か所目。
長いトンネルを抜けると雪国であった
何回か行ったことがあるけど、
ヒカリゴケと枝垂桜で有名。
雪の光前寺は初体験。
ちなみに、ヒカリゴケは今の時季、
冬枯れして見えないそう。
小雨模様だったけど、
長い恵那山トンネルを抜けると、景色が一変。
雪が深々と降って、一面銀世界に
今日は同僚に誘われて、
ミステリーツアーの日帰りバス旅。
園原インター降りて、まず、信濃比叡 廣拯院へ。
最澄上人像
京都の美大生が描いたという本堂の天井画
堂内には比叡山の「不滅の法灯」から、
分火された法灯があり、
この火をロウソクにうつし、
その火で線香をあげさせてもらえた。
季節で変わる御朱印、可愛すぎる。
ツアーでない限り、
雪の季節に来るようなことはなかったでしょうから、
貴重な冬景色を見れてよかった。
ところで、信濃比叡復興の平成18年9月2日に、
参道の門前屋の店先に突然、1匹の白い蛇が現れ、
その後も何回か現れて、
信濃比叡・園原の里の守り神として、
門前屋で飼わている。
白蛇伝説 | 信濃比叡 門前屋|「名物・門前屋濃厚豆腐」とパワースポットでのお食事処 (shinanohiei-monzenya.com)
開運・金運上昇・家運隆昌のご利益があるそう。
見せていただけるので、
廣拯院行かれたら、是非是非、見て来てください。
全身は見えませんでしたが、
真っ白で胴体は太くて体格よさげでした。
しかし、あんな狭いところでかわいそう。
添乗員さんしか行先を知らないんだから、
雪の情報教えてほしかったなぁ。
滑らない靴とか濡れても大丈夫な靴とか、
装備をしてきたのに・・・・・・。
こんなことをしてはおれん。
学生の記録見なくっちゃ
※西暦788年(延暦7年)最澄上人が
根本中堂の前身である一乗止観院を建立した際、
本尊の薬師如来に灯明をかかげたのが始まりで、
一度も消えることなく輝き続けていると
伝わっていることから、「不滅の法灯」といわれている。
諏訪大社春宮の社殿に向かって左側に
その石仏に行く道がある。
浮島社からこの浮島橋を渡って。
途中、紅白の萩が。
高さ2m60㎝、幅3m80㎝、奥行き3m70㎝。
明暦3年(1657年)、諏訪高島三代目藩主忠晴が、
春宮に大鳥居を奉納のため、石工がこの地にあった
大きな石にノミを打ち入れたところ、血が流れ出たそう。
驚き恐れた石工は鳥居の造作を止め、
あらためてこの不思議な石に阿弥陀様を刻んだ。
万治3年(1660年)と刻まれていることから
「万治の石仏」と称されることになったのだそう。
胸に逆卍や太陽・雷・雲・月などが、
手を組んだ右側には「南無阿弥陀仏」の文字が刻まれている。
これは大日如来を教主とする密教の曼陀羅で、
阿弥陀如来と大日如来を
一体の石仏に共存(同体異仏)させたものだそう。
「同体異仏」を信仰する密教集団は
弾誓上人を祖とする浄土宗の一派で、
石仏は弾誓上人の供養塔であるといわれているそう。
1974年の御柱祭に訪れた岡本太郎が
この石仏と初めて対面して大絶賛し、
新聞や雑誌等で紹介したことで
日本全国に知られることになったのだとか。
なんともユニークなお顔、
あの岡本太郎が絶賛したのがよくわかる。
町の中いたるところに温泉公衆浴場が設けられ
5時半や6時から営業している。
一泊して浴場巡りするのもいいな。
その時には是非、本宮や前宮もお詣りしよう。
今回の旅の目的は横浜で「お墓参り」と
下諏訪で「万治の石仏」を見ることだった。
ホテルから7~8分のJR根岸線の関内駅から
乗り換えなしで八王子へ。
八王子から高尾行の中央線に乗り換えて、
高尾から松本行に乗って下諏訪で下車。
中央線への路線、すごく便利だ。
帰路の電車の時刻まで2時間しかなかったので
方向音痴の私、まず、観光案内でルートを確認。
「99分まち歩きマップ」というのがあって、
それを片手に、大急ぎ( ^-^; ) で回った。
最初の目印の大灯籠
春宮大門の交差点の鳥居
諏訪大社春宮と秋宮の下社の御神紋「梶」で5根の「明神梶」。
今回はお詣りできなかったけど、
諏訪大社本宮と前社の上社は4根の「諏訪梶」だそう。
※梶の木(カジノキ) (hana300.com)
下馬橋
下馬橋近くの古民家の蕎麦屋さんを
案内所で紹介されたのだけど、
臨時休業だった・・・・残念!
結局お昼はキヨスクでサンドイッチを買って
電車の中で食べた。
社殿の四隅に御柱祭で使われた御柱が立てられている。
秋宮に向かう途中の高台で、諏訪湖を望む。
神楽殿の注連縄は出雲大社型では日本一の長さ。
青銅製の狛犬も青銅製では日本一の大きさ。
ここでも四隅に御柱が。
下諏訪、日曜日なのに閑散としていた。
駅前もお土産屋さんもなく(閉まっていただけか?)
何だか拍子抜けだったけど、
観光地化されていなくていい。
横浜でお土産を買っていなかったので、
秋宮近くの創業明治6年という
和菓子屋さんで塩羊羹と、
駅のキヨスクで信州限定の
りんごのカントリーマームを買って
電車に飛び乗った。(*´ω`*)
帰って娘に、
「横浜行ったのになんで信州なの」と言われる始末。
娘よ、貴女にはちゃんと
横浜赤レンガ倉庫で2つもお土産
買って帰ったでしょう。
ところで本命の万治の石仏、
春宮の裏手にあるのだけど、次の記事でご紹介。
ターシャの生き方やゼロ磁場へ一泊で旅した時、
道すがら寄れるお寺ないかなと
ネットで探していたら、
境内に2000株・170種類のあじさいが植わってる深妙寺が。
あじさい寺とも言われているらしい。
また、この近辺、長野県南部と山梨県の寺社には、
使えなくなった石臼を奉納する伝統があって、
ここのお寺は奉納されている石臼の数は日本一らしい。
石臼は穀物を擦りつぶすことから、
煩悩を消滅してくれると信じられているのだそう。
インドの故ネール首相からプレゼントのネール蓮。
本堂の裏に、
「世界がぜんたい
幸福にならないうちは
個人の幸福はあり得ない」
と言う宮澤賢治の碑があった。
初めて知って、すごいなと感動した。
しかし、今の世の中、
「世界ぜんたいが幸福」なんてありえんなと。
そこで、みんなこれに対して
どのような考え持ってるんだろうと調べてみたら、
大谷学校ホームページの一週一言で
http://otaniichigon.blogspot.jp/2015/09/blog-post.html#!/2015/09/blog-post.html
「誰かが幸せになることによって得られる」と。
わだかまりが少し晴れた。
旅っていろいろな発見があって、
私にとってメンタルヘルスに最適。