喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

過去の龍色々

2024-09-08 | 龍巡り

過去行ったお寺を振り返っていたら、
龍を色々見てたんだなと。


油山寺


三寺(近長谷寺)


知恩院三門


龍泉寺(我が家から比較的近い)

今年もあと3カ月半。
どれだけ龍を見に行けるかな・・・・・・。

 

 

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永興寺

2024-08-13 | 龍巡り

北陸本線木ノ本駅から湖西線に乗り継いで、
山科で下車して、地下鉄に乗り換えて、

ひと駅の御陵(みささぎ)で下車。

ネット(駅の案内にも)では2番出口と書いてあったり、
4番出口と書いてあったりするけど、
4番出口の方が地上に上がった時、
左手に案内板があってわかりやすいかも。

案内板のすぐの右手に細い路地があり、
まっすぐ進むとT字路に突き当たる、
それを左に行くと、この辺りは閑静な住宅街。
山科疎水に出るので、橋を渡るとそこが目的のお寺。
橋を渡らず右に行くと、天智天皇陵がある。

本堂は一般開放されていないので、
寺務所に声をけて、入らせていただく。

山門右側の庭に、



半円形で歯車のような形をした石造が2つ並んでいる。
これは、本堂の天井の









龍図の続きとして作られた、石造の背びれと尻尾だそう。

上手く表現できないけど、
まだ、背びれや尻尾は地上に残り
胴体の一部は地中を潜って、
天井に
顔と胴体がれたといった、
天井画の龍と庭の石造りの龍尾は一体ということらしい。
相当大きな龍だね。(@_@;)

本堂は平成8年(1996年)に再建され、
その時に天井一面に日本画家の安藤康行氏により
昇り龍「大間天井龍図」が描かれたのだそう。

久し振りの龍を満喫。

帰りは、山科より、京都駅の方が
席を取りやすいだろうと、
地下鉄で烏丸御池で乗り換えて、京都駅へ。
一日で青春18きっぷの元を取りました。(*´з`)

※このお寺、御朱印はないそう。

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天龍寺法堂の雲龍図

2024-04-05 | 龍巡り

京都へは年何回か行くけど、何十年ぶりかの嵐山。

1339年に吉野で亡くなった後醍醐天皇を弔うため、
足利尊氏が夢窓国師を開山として創建したお寺。
8回の大火に見舞われ、現在の多くが明治期の再建だそう。








庫裏(大方丈へ続く)



前管長である平田精耕老師の筆によるもので、
禅宗の祖とされる達磨。


昭和32年に物外道人によって描かれた雲龍の襖絵


大方丈


世界文化遺産の夢窓国師による庭園(曹源池)




書院

 

回遊式庭園で、池の周りの自然を
散策できる。





天龍寺に来た、大きな目的は



8回の大火で唯一残った禅堂を移築した法堂の天井の





八方睨みの雲龍図。

平成9年(1997)天龍寺開山夢窓国師650年の記念事業として
日本画家加山又造画伯により描かれた。


法堂入り口にあった僧侶の靴




渡月橋

渡月橋は昔のままだけど、
嵐電嵐山駅界隈はかなり観光化されたんだろうなと。
桜のシーズンで、土曜日とあって、
多国籍の観光客で超賑わって、
人混みかき分けての( ^-^; )嵐山だった。



特別展示案内
曽我蕭白 画伯筆「雲龍図」綴プロジェクト作品
雲龍図|作品紹介|綴プロジェクト (global.canon)

期間:6月1日(土) ~ 7月17日(水)
時間:午前8時30分 ~ 午後4時30分 受付終了
場所:天龍寺 大方丈





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京都龍巡り第2弾

2024-03-11 | 龍巡り

会うのは3~4年ぶりの岡山のYちゃんと、
京都で龍巡り。

京都駅から地下鉄烏丸線の今出川で降りて、



まず、相国寺へ。

室町幕府の三代将軍足利義満が創建し、
4度火災に遭って、1605年(慶長10年)、
豊臣秀頼によって再建された、
日本最古の法堂(はっとう)なのだそう。
国の重要文化財になっている。

天井画は狩野光信(狩野永徳の長男)筆の
龍がとぐろを巻いて天に昇る
「蟠龍図」。

本尊に向かって左側の脇で手を叩くと、
ここが一番、響くようだ、
龍が鳴いたように響くので、
「鳴き龍」とも言われる。

また、「八方睨みの龍」とも呼ばれ、
お堂の中をぐるっと歩くと
龍の顔も向きを変えて(実際は変えていないのだけど)、
追ってくる。
本当に不思議だった。




期間限定の御朱印

再び今出川駅に戻って、地下鉄に乗って
北大路下車、バスで大徳寺へ。



狩野探幽の「雲龍図」の天井画。
ここの龍も手を叩くと鳴いたように響き、
「鳴き龍」と言われている。
相国寺よりよく鳴いて聞こえた。

法堂の前の仏殿は1665年(寛文5年)に再建され、
天井には火災を免れた、
狩野元信筆の「天人散華図」の天井画が使われ、
かすれ消えかかってわかりにくいけど、
安置されている
釈迦如来座像を背にのけぞって見ると、
天女が二人向かい合っている姿がよくわかる。
これも不思議だったなぁ。


和楽より拝借

庫裏で御朱印をいただいたのだけど
巨大な釜戸に驚いた。


ルキア爆誕さんのブログから拝借
大徳寺の本坊曝凉に、今年も行ってきた | 死ぬまでにすべての国宝を肉眼で見る (ameblo.jp)

年に1回、曝凉の日と言って、
寺宝の虫干しがあり、
その時に撮られたもの。

残念ながら、2021年以降は修復工事のため中止になったらしい。




この後、大徳寺の塔頭寺院の
初公開の龍源院へ。


「日本一小さい石庭」と言われる
4坪の「東滴壺」

平たい小さい石は「一滴のしずく」を表し、
一滴の雫が川になり、いずれ大海になるという
日頃の小さな行いが、大きなことになるという
禅の教えを表しているのだそう。
屋根のひさしのちょうど隙間に、
石が配置されていて、雨が降るとそこにしずくが
落ちるように設計されているのだそう。



作者は不明。江戸期に描かれた襖絵の「龍と波」の龍。
波は向かい側の襖に描かれている。







初公開の開祖堂は昭和期に建てられ、
天井には井上石邨が描いた龍が。

堂内に赤い毛氈が敷いてあり、
その赤が天井に反映して、
すごい迫力の龍になっている。

北野天満宮近辺で食事をして、
天満宮の梅苑で梅を観て
という予定にしていたけど、
お昼もまわって、お腹もすいたしで
大徳寺の山門前で食事をして、
積もる話に花が咲いた。



スタンプラリーのスタンプも貯まったので、
また、大徳寺に戻って、
境内にある泉仙で“ちょっと一服
”して、
また花を咲かせて、帰った。

これから、益々歳を取って、
動けなくなったら、会えなくなるねと。

そうならないように、
最後まで、動けるようにしておきたいけど・・・・・







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龍巡り8.鷲鳳山 長髙寺

2024-01-12 | 龍巡り

圓頂寺(恵那市上矢作)、清安寺(土岐市泉町久尻)と巡って、
多治見市旭ヶ丘のとても静かな住宅街に



長髙寺はある。路地に入っていくので、少しわかりにくい。

平成18年に新しく開寺された日蓮宗のお寺。
門も社務所、庫裏も近代的で
本堂も広い庭の一角にある茶室でもおかしくないような。

門を入ると右に受付があり、
チャイムを押して、天井画を見させて欲しい由を伝えると
本堂(正面の建物)を開錠してくださる。


akino1942さんのブログから拝借(今は写真禁)

中に入ると、天井いっぱいに雲上双龍。
土岐市出身の彫刻家、神戸峰男さんに
1年かけて描いていただいたのだそう。





灯台下暗しで、遠くに行かなくても、
素晴らしい龍の天井画はあるんだなと、
感動の龍巡りでした。




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