先日、大阪の4つの秘仏国宝めぐり・猪目だらけで拝観したお寺。
駐車場から桜門まで、新緑がやさしい。
平成の大修理を終え、朱が鮮やか。
パンフレットに「塔婆(多宝塔)」と書いてあって、
調べたら、「宝塔」はもともと塔婆一般の美称だそうで、
多宝塔は主に真言宗系の寺院で見られるのも特徴だそう。
そう言えば、ここのお寺、真言宗だ。
しかし、塔婆って、お墓でよく見る木の板のイメージだけど、
調べたら、古代インドの言葉で「ストゥーパ」を音訳して、
卒塔婆としたもので、ストゥーパは仏塔とも訳され、
お釈迦さまの遺骨を納めた塔のことだそう。
五重塔の起源と言われ、その五重塔をもとにして作られたのが五輪塔。
塔婆(卒塔婆)は五輪塔が起源だそう。
しかし、多宝塔を塔婆としてあったの、初めてだなぁ。