先日、研修で栄に行った時、桂新堂に寄って、
この袋の裏には、
「トリック・オア・トリートの声とともに
おばけが幽かにみえたような。
月夜にあやしく光る
ジャックランタンを手に
今宵あなたも ハッピーハロウィン」と書いてありました。
ハロウィンはもともと、ケルト人の行事が始まりで、
サウィン祭という秋の収穫を祝い、
悪霊を追い払う祭りがもとになっているそう。
古代ケルト歴の1年の終わりが10月31日で、
その日に、新年と冬を迎える行事として行われ、
その夜には死者の霊が家族を訪ねたり
精霊や魔女が現れると信じられていたため
家の周りを徘徊する悪霊達が
その姿を見て驚いて逃げていくように仮面をかぶり、
魔除けの焚き木を焚くようになったようです。
「トリック・オア・トリート」とは
「ご馳走をくれないと悪戯するよ」という意味だそう。
ジャックランタン(ジャック・オー・ランタン)は
もとはカブだったそう。
移民したアイルランド人により
アメリカでの生産が高かった
カボチャのランタンに変化していったのだそう。
1992年10月、アメリカでにおきた、
日本人留学生射殺事件。
ハロウィンパーティーのときに訪れる家を間違え、
その家の人に強盗と間違えられて、
射殺されたという事件。
当時、高校2年生だった
名古屋市出身の服部剛丈くんのこと。
近隣に住んでいて、
来年で20年になるけど、とても、印象に残っている。
ハロウィンというと、
必ず、この事件を思い出す。
サービスで出してくれたもの。
「いや~、懐かしい!」
若い頃、すごく流行ってました。
当時、「どうやって作るの??」と興味津々でした。
さて、この食べ物は何でしょう。
先日、奥様ジャーナルの滋賀へのバス旅行で、
6月に行った向源寺の十一面観音像の参拝もあった。
しかし、みんなから離れて、一人、
6月に時間がなくて行きそびれた
井上靖記念室に行ってきた。
高月町立図書館の中にあり、
普段、鍵がかけられていて、
見学時は図書館の職員さんに申し出て
開けてもら。
高月町立図書館
井上靖記念室
小説「星と祭」や随筆「美しきものとの出会い」の中で
湖北の観音像を描き、
生前、湖北の人々との交流を深められたという縁で、
ここに、「井上靖記念室」があるようだ。
図書館も井上氏の助言を得て造られたらしい。
そこで、Amazonで
取り寄せて、読み中。
上巻読み終わって、今から下巻。
琵琶湖のボート事故から7年も
娘の遺体が上がらず、葬式もしていない。
現実では、7年も葬儀をしないことは
ありえないと思うけど・・・・そこが小説。
この小説の中で、娘の父親が、
「古代に於いて、人が死んでも、すぐ死者として取り扱わず、
生と死の中間にあるものとして、“もがり”の期間を設定し、
この期間に挽歌が捧げられている。
僕の場合の対話に相当すると思う。
正者でも、死者でもない故人に、
自分の人間としての本当の気持ちをぶつけたものなんだ。
古代人は、おそらくこういう期間でも設けない限り、
人間というものは救われないと思ったのではないか・・・・・・」
「娘は永遠に“もがり”の状態に置かれてあり、
そういう意味では正者でも、死者でもなかった。
生と死の中間に居り、娘との対話を持つことができた。
いつでも娘に挽歌を捧げることができた。
永遠に対話できる場所に居る。」
と一人二役で父親は折々に娘との対話の時間を持つ。
ボート事故以来、琵琶湖を訪れていなかった父親が
7年後に初めて琵琶湖を訪れ、
一緒に遭難した相手の父親に偶然出会い、
その父親が悲嘆にくれていた時、
あるおばあさんに誘われ観音像を拝みに行く。
「観音様が琵琶湖に顔を向け、
四六時中こうして琵琶湖を見守っていて下さる。
お任せしとけばいい。」とおばあさんから言われ、
それからというもの観音像に挨拶しに
拝んで回っていると話を聞く。
その父親に誘われ、石道寺石道寺の十一面観音像や
向源寺の十一面観音像を観たことから、娘の父親も、
琵琶湖の観音像に惹かれていく・・・・・
下巻はエベレストの麓に月見に行くんだけど、
すごく贅沢!
さて、さて下巻はどのような展開になりますやら。
実際に最近や、3~4ヶ月前に行った
琵琶湖や竹生島、お寺が出てきて、
小説なのにすごくリアルで不思議な感覚で読んでます。
『星と祭 上・下』
著 者:井上靖
出版社:角川文庫
1986年4月チェルノブイリで起きた
原発事故のその後を追った映画
「チェルノブイリ・ハート」http://www.gocinema.jp/c-heart/
(マリアン・デレオ監督、ウクライナ、米国合作)を
名演小劇場で観て来た。
原発事故から16年後に、
周辺地域や病院を訪れた記録で、
事故後、変形した心臓を持つ子供が目立って生まれ、
放射線による影響とみられた。
変形した心臓が「チェルノブイリ・ハート」と呼ばれたことから、
この映画のタイトルが付けられたのだそうです。
映画では、心臓だけでなく、小児の甲状腺癌や
目を背けたくなるような脳脊髄の奇形など・・・・・・・
ジャーナリストの岩上安身さんは
「チェルノブイリの惨禍はいまだ終わってはいない。
ベラルーシのゴメリ州の甲状腺ガンの発生率は1000倍に増加、
ミンスク市では奇形児の出生率が25倍に。
脳が頭蓋骨に収まらない水頭症の少女の姿。
健常児が生まれる確率は15~20%という医師の言葉が
遺伝子を傷つける放射能汚染の深刻さを物語る。
チェルノブイリの痛ましい『現在』は、
25年後の私たちの未来かもしれない」
と感想を述べている。
映画館でいただいた
NPO法人チェルノブイリ救援・中部の会報に、
首相や大臣が、「年内にも『冷却停止』を達成する」と、
国際舞台で表明したが、
燃料棒がメルトダウンやメルトスルーをして、
圧力容器から紛失してしまったと言われている今、
『冷却停止』にどんな意味があると言うのか?
これは、核燃料の存在すら無視して、
安全・安心を語る茶番劇であると書いてあった。
何年先、何十年先が見えないだけに、恐ろしい
チェルノブイリの二の舞にならないよう願うばかりです。
16日の日曜日、友達に誘われて、
久しぶりに歌舞伎を観てきた。
それも、前から3列目で、かぶりつきで観れた
海老蔵さんの目力も健在!
幕間に食事をしたときの箸入れ
夜には、
納屋橋のレアレアハレィというハワイアンカフェで
友だちのご主人のウクレレのコンサートに主人と。
中央の赤い屋根のテラスがレアレアハレィ
店内
店内から堀川と納屋橋
一部と二部の合間に散歩
ドリンクは別で食事つきのコンサート。
ウクレレの音は癒される。
ウクレレでクラシックからジャズ等
あらゆるジャンルの曲が弾けるのに
トークもお上手で、ゆったりした優雅な夜を過せた。
神奈川から羽島に引っ越してこられ、
関東のお仕事が多いようですが・・・・
東海地区でもご主人のウクレレ
時々聴けるようになるかな!?
楽しみ!