慈眼寺のくろみつ大雄尊(黒塗りの明智光秀公坐像)がいらっしゃった
釈迦堂の天井にも
護法の龍天井が。
天井の龍は仏法を護る「竜神」とも呼ばれ、
お堂を災いから守るとともに、
参拝者に更なる加護を授与すると。
そんなわけで、知らないだけで、
名を知られていない絵師による龍の画が
意外に色々なお寺にあるのかも・・・・・・。
2020年のNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の時、
黒く塗られた明智光秀の像があるのを知った。
使用期限が明日までの青春18きっぷを使って、
京都市京北周山の慈眼寺に
やっと拝観に行って来た。
京都駅からJRバスの高雄京北線で終点、
周山で下車。約1時間半かかった。
バス賃片道1080円。
バス駅から
数分のところにあり、
庫裏のチャイムを押すと、
出て来てくださって、本堂と釈迦堂を開けて
説明をして下さった。
本堂奥の天井画のある開山堂は非公開だそう。
いただいたパンフレットより
お寺の裏には明智光秀が築いた周山城の城跡があり、
光秀は圧政を解放し、善政を敷き
領民から慕われ、
「本能寺の変」で謀反者となった光秀の像を
領民が黒く塗って守ったのだそう。
しかし、この
穏やかな顔を見慣れているので、
京都観光Naviより拝借
「くろみつ大雄尊」と呼ばれているらしいが、
何でこんな怖い形相なんだろう・・・・・・・・。
ところで、「周山」と名づけたのは光秀だそう。
注意
拝観は土・日・月曜日の週3日、午前10時から午後4時まで。
それ以外は要予約です。
赤こんにゃくの続き。
京都はよく行くけど、長岡天満宮は初めて。
菅原道真公が在原業平と共に、
詩歌管弦を楽しまれたところで、
道真公が太宰府へ左遷された時、
この地に立ち寄り、
「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれ
自作の木像をお祀りしたのが神社の始まりだそう。
八条ヶ池の中堤両側に
樹齢百数十年のきりしまつつじが多数植えられ、
鮮やかな赤?朱色?の花が咲き誇って見事でした。
映画散り椿を見て、
この椿を見たいと、ズーッと思っていた。
やっと、5年半の思いをかなえることができた。
花びらが一片一片散るので、散り椿という。
その花びらが敷き詰められている様子も、また、いい。
この散り椿、文禄の役の際に
加藤清正が朝鮮から持ち帰り、
豊臣秀吉に献上し、北野大茶会のときに
地蔵院に献木されたもの。
秀吉も愛したという、境内の散り椿、
初代は惜しくも枯死し、現在は樹齢約120年の2世椿。
京都市の天然記念物にも指定されているそう。
正面が地藏堂、左が観音堂
赤穂浪士の吉良邸討ち入りを支援をした
「義商」として知られている
天野屋利兵衛のお墓がある。
季節限定の「散り椿」と書かれた御朱印。
京都駅から山陰本線に乗り換えて円町で下車して、
西大路通を北野天満宮へ向かって歩き、
今出川通の交差点手前の西大路通一条通の交差点を
右に曲がったところにあります。
境内の枝垂桜も咲き初めで、
散り椿は蕾も多く、まだ、十分楽しめます。
機会がありましたら、是非、お足をお運びください。
この後、嵐電で嵐山の天龍寺も是非是非。
檀王法林寺から神宮道のバス停に着いたら、
前の日、9月1日から
将軍塚循環線が運休になっていた。
どうも、バスを利用する人が少ないので、
運休になったようだ。
仕方がないので、タクシーで。
神宮道から片道1400円。
タクシーを利用してまでも、行く価値がある。(=^・^=)
しかし、利用できると言われたので、
バス・地下鉄1日券(1100円)買ったのに・・・・・
(バスだけの1日券は安いけど、利用できないため)
1日券の元を取れなかった。
将軍塚行かれる方は気をつけて。
将軍塚には日本三大不動画の一つで
国宝の青不動明王二童子像が
安置されている青龍殿があり、
その建物の裏手には京都を一望できる
大舞台がある。
この日は雲が多かったけど、
いつ来ても舞台のスケールには圧倒される。
タクシーの運転手さんも言ってたけど、
ここは京都の隠れた名勝だ。
私は4,5回行ったかな。( ^-^; )
青天の日に、是非是非、一度は行ってみて欲しい。
超感動するよ。
※三大不動画のあと2つは
高野山明王院の「赤不動」と三井寺の「黄不動」