2階の寝室がうだるような暑さで、夫が悲鳴を上げ、
今日の午前中、とうとうエアコンを取り付けた。
1階のリビングにあるエアコンも
山登りをしていたので、
体がなまると扇風機でしのぎ、
設置が遅かった。
山男なのに、
「心頭滅却すれば火もまた涼し」
「修行が足りん」
なんて言ってる私でしたが、
尋常じゃない暑さに、
熱中症や脳梗塞になられても困るので。
夫、今日から
快適に寝れるでしょう。
昼過ぎまで取り付け工事があって、
午後から仕事だったので、
今日は家ランチで、
夏野菜添えミートソースそうめん。
いちじく会席を食べたに行った安城は
新見南吉が25歳の昭和13年4月に
安城高等女学校の教師として赴任し、
執筆活動にも熱心に取り組み
幼い頃からの夢であった童話作家となり、
安城で過ごした5年間は経済的に安定し、
精神的にも充実し、
短い生涯(昭和18年3月22日29歳7か月喉頭結核で永眠)の中で
もっとも輝いた時代だったよう。
南吉が通勤路としていたJR安城駅前商店街には
南吉の日記に登場したり、
作品のヒントとなった商店などが
今も多く残って、
ウォールペイントやオブジェ、モニュメントなど
南吉の世界を感じられる
まちなみになっているのだそう。
吉野屋さん近辺を歩いて、
19「笑顔で走る南吉」
20「疣」https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/45212_18764.html
23「蟹のしゃうばい」
私たちがいちじく会席をいただいた吉野屋さんで
南吉はすき焼きを食べたんだそう。
その部屋は今でも現役で使われていて、
見学させてもらった。
築120年以上の木造の建物で、
貴重な造りになっていて、
今では作れる職人がいないようなものもあるようだ。
しかし、安城のまちが面白い。
今度は「南吉先生の会席」を食べに来がてら
「南吉ウォールペイント」や
オブジェ、モニュメントを探索しよう。
南吉ウォールペイントの制作風景
休みになると、元気になる。( ^_^; )
話を聞いて、
いちじく好きな私は、是非、行かなくちゃと、
行ってきた。
安城はいちじくの生産、日本一だそう。
その安城にある吉野屋さんへ。
吉野屋さん、創業1899年、明治32年の老舗。
https://yoshinoya.container-cms.com/ichijiku/
夫はサイダー、私はいちじく本格黒糖酒。
先付
八寸
童話「ごんぎつね」にちなんで、
ビクの中に笹に潜んだキツネに見立てたいなり寿司と
鉄砲に見立てた、酢取りの生姜。
いなり寿司の中にも
甘辛くたいたいちじくが入っている。
お凌ぎ
「お凌ぎ(おしのぎ)」、初めて目にする。
定まった食事時間の他に出される軽食のことで、
空腹を凌ぐ(しのぐ)という意味があるそう。
会席料理では献立の中程より前に出され、
飯蒸し、茶そば、寿司、または芋類や季節の野菜など、
腹もちの良い食材で工夫した
料理を少量出されるのが「お凌ぎ」だそう。
もともと茶懐石料理で
「点心」と同じに使われていたものだそう。
焼き物
めいん
出会いもの
「出会いもの」というのも初めて目にするけど、
同じ季節に出回る旬のもので、
料理の材料として相性がよい食材を使ったお料理をいうらしい。
筍とワカメ(若竹煮)、大根と鰤(ブリ大根)、大根と鯖、
茄子とニシン(ニシン茄子)、蕪と鯛(鯛かぶら)
棒鱈とえび芋などが代表的な「出会い物」料理だそう。
揚げ物
焼き物、めいん、この揚げ物は
いちじく丸ごと一個使ってある。
酢の物
最後に、
このいちじく茶で、
うなぎ茶漬けに。
デザートはいちじく茶ゼリー、いちじく赤ワイン煮、
いちじくのアイスクリーム・・・「いちじくまるごと愛す」
一人前、七個のいちじくが使われてるそう。
いちじく、結構な値がして
しょっちゅうは買えないけど、
買うと、洗ったその傍から、
ペロッと一パック食べてしまう。
夫にもあげず。(;^ω^)
そんな私、
大満足ないちじく会席、
美味しゅうございました。
ごちそうさまでした。
拒否られるの泊駅で。
両鉄道、北陸新幹線が延伸開業するときに、
JR西日本から並行在来線として経営分離された
第三セクターの鉄道。
乗った「えちごトキめき鉄道」は
日本海ひすいラインhttp://www.echigo-tokimeki.co.jp/guide/。
名前の「トキ」は佐渡で繁殖がすすめられている、
「朱鷺」にかけたようだ。
「あいの風とやま鉄道」https://ainokaze.co.jp/timetableの、
「あいの風」とは、日本海沿岸で春から夏にかけて
沖から吹く北東の風の富山県内での呼び名で、
「あゆのかぜ」「あえのかぜ」とも呼ばれて、
古くから豊作や豊漁を運ぶ風として
県民に親しまれているのだそう。
表
裏
糸魚川の駅の切符売り場の窓口で
購入したクリアファイル。
ちなみに、この両鉄道は
「青春18きっぷ」が使えません。
今度はもう一度、車で巡りたい。
拒否られるで紹介したバタバタ茶、
これが欲しくて、ふるさと納税した。
日本で唯一って書いてるけど、
高知県の「碁石茶」も後発酵茶だと思うけど。
こちら↓にも、
https://honbamon.com/product/07-otoyo-goishicha/index.html
「碁石茶」、日本でつくられる唯一の
「後発酵茶」って書いてあるけど・・・・( *_* ; )
バタバタとは、お茶をたてる音だと
てっきり思ってたけど、
あわただしくばたばたと
茶筅を左右に振る動作を言うのだそう