喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

凍頂烏龍茶

2008-01-21 | 台湾 旅


凍頂烏龍茶(台湾)

中国茶Jasmineで主人が飲んだ青茶(烏龍茶)。
とてもいい香りで、買って帰りました。


黄金色の水色


葉の形をきれいに留めた茶殻

2001年7月、台湾南投県凍頂山へお茶作りに行きました。
凍頂山は標高800~900m。
ここで採れたお茶が、凍頂烏龍茶。






向こうの山は杉林溪(標高1600m)

杉林溪で採れるお茶は急な傾斜地に茶畑が在り、
生産量が少なく高価。

青茶(烏龍茶)の製造過程。
茶葉を摘んで、茶葉の水分を蒸発させる(①萎凋)。
天日にあてる日光萎凋と室内萎凋がある。

室内萎凋

茶葉を揺すって攪拌する(②揺青)
数年後、もう一度お茶作りを体験したのですが、
その時は手で揉みました。手で揉んだり、ねかせたりを繰り返し、
発酵の度合いを見計らって、
熱を加え発酵を止める③の工程へ進みました。


左の竹の筒に茶葉を入れ揺する

加熱し発酵を止める(③殺青)



茶葉を機会で揉んだり、
大きな白い布に包んで手で揉んだり(④揉捻)

 

包揉(パオニェン)

最後に茶葉をほぐし乾燥(⑤烘焙)してできあがり。
⑤までの工程が飲む時の味や香を大きく左右し、水色にも影響。
良いお茶は長年の経験と、手塩にかけて作られます。

日本のお茶でもそうですが、
美味しいお茶はそれなりに高いに納得。
















コメント (2)
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